小学一年生10月号の付録は、子どもだけではなく、きっとお父さんもお母さんも小学生の頃に憧れた、ドラえもんのひみつ道具「アンキパン」を自分で作れるという、夢が叶うような付録なのです!
幼稚園時代からドラえもんが大好きな娘(小2)は、今回の付録にキラキラした目で、「明日の朝ごはんまで待てないから、今作っておやつにする~!」とハリキリ出したので、早速一緒に、食パンで作ってみることにしました。
アンキパン作りの楽しさは、問題を作るところから
付録の内容は、カタカナ50音と数字、濁点、半濁点、+、-、=の記号が入った文字パーツ(1文字1つ)と、ドラえもんが描かれている台座です。台座の裏は文字パーツを使うときに、繋げた文字を差し込んで固定できるようになっています。
娘は「どんな問題にしようかな~?」とワクワクしながら悩みながらパーツを眺めていたので、自分の好きな数字を使ってなぞなぞ風にして見たらどうかな~?などアドバイス。すると「じゃあ自分のお誕生日の足し算にしてみる!こたえは自分の名前!」と、使いたい文字パーツを外していきました。
一つに繋がっている文字パーツを一文字ずつ外していくのは、それほど難しくないようなので親は見守るだけでした。次に、外れたパーツを文章や計算式にして台座の裏にはめていくのですが、ここで1つポイント!横書きの場合は右から左に並べてパーツをはめないといけません。一度、娘は左からはめ始めたので(笑)それだと完成形で文字が反転してしまいます。横書きの文や式を作るときは、その点を大人が注意してあげると、イメージ通りに文字がスタンプされます。
いざ!食パンに文字とドラえもんをスタンプ
両手で食パンを持ち、裏と表から押すときれいに文字やドラえもんが転写されます。使いたい数字が2つあったのでそのスペースは空けておき、後からパーツのみで位置をあわせてピンポイントでスタンプ。そ~~~っと台座を持ち上げた時にうまくスタンプされた食パンを見て「わ~~~!かわいい~~!!うまくできた!!」と大盛り上がり。ずっと眺めていたい気もありますが、こんがり焼かれたアンキパンも見たいのですぐトースターで焼くことに。
楽しくて可愛い!パン派の我が家は毎日朝ごはんで登場する予感!
通常のトーストモードで焼き始めてから、ずっとトースターの窓に張り付く娘……。どんどん焼き色がついていく様子を見てわくわく。チン!!と焼き上がり、そーっと食パンを覗き込む私と娘。
「おお!ドラえもんも文字しっかり見えて、美味しそうに焼けている~~!」
アンキパンの完成にテンションが上がり、あこがれのひみつ道具を手に入れた夢が叶った瞬間。「私が作ったアンキパンだけど、自分で食べたい~!」と、待ちきれぬ娘。せっかくなので、ジャムやカラーチョコペンでさらに自分らしくデコレーションをして、、、いただきます!楽しくてオリジナルの可愛いアンキパン作りに大満足の娘でした。次の問題も考え始めてしまうので、食パンがいくらあっても足りない状況に!?
アンキパンはジャムなどを塗っても効果が発揮されるそうなので、お好きな食べ方で色々楽しめますね。わが家は新学期の朝から、アンキパンがたくさん登場する予感…。(特にテスト前??)
学校へ見送ったあとは、私もアンキパンでこっそりコーヒー片手にモーニングタイムを楽しみたいと思います!
小学館の学習雑誌『小学一年生』2019年10月号
2019年8月30日(金)発売
付録+ドリル付き本誌+保護者向け別冊がセット!
イラスト・文/ふなつきまい
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