真冬の外出は寒くてなかなか外に出て行く気になれないというママ・パパも多いですよね。でも赤ちゃんとずっと家にこもるのもあまり良くないもの。まだまだ極寒の季節は続き、スキーなどのアウトドアや温泉に出かけるなんていうことも多いですよね。ママ・パパたちはどんな防寒対策をしているのでしょうか。
抱っこ紐に防寒対策は必要?
ベビーカーでの外出時には、赤ちゃんに暖かい服装をさせた上で、ブランケットを掛けたり、小さめの毛布をクリップで留めるのが一般的。また、ベビーカー専用の、赤ちゃんを中に入れて包むタイプの防寒カバーもありますよね。では、抱っこ紐の場合はどのように防寒するのが正解なのでしょうか?ママ・パパが着ているコートの前を閉じるのは難しい場合が多いですよね。そんな時に便利なのが、抱っこ紐専用の防寒ケープ。抱っこ紐にうまく取り付けられ、赤ちゃんを包み込める設計になっているので、簡単に赤ちゃんを寒さから守ることができます。
抱っこ紐の防寒ケープの使い方は?
抱っこ紐ケープはどのように使うものなのでしょう?多くは抱っこ紐の肩ベルトに留められるクリップがついています。いつも通りに赤ちゃんを抱っこしたら、抱っこ紐ごと覆う形でケープを留めます。裾がゴムでバルーン状にすぼまっているものが多く、風が入り込む心配もありません。簡単に取り外しができるのでとっても便利。
抱っこ紐の防寒アイテムの選び方
抱っこ紐の防寒ケープにもさまざまなタイプが揃います。どんなポイントを重視して選ぶのがよいのでしょう?
薄手で使いやすくコンパクトになるもの
赤ちゃんとの外出は、とにかく荷物が多くなりがち。抱っこ紐から下ろした時の荷物を考えると、防寒ケープはなるべく小さくたたみたいと考えるママも多いですよね。そんな時には、赤ちゃんの服をしっかり目に着せたうえで、防寒ケープは羽織もの感覚で使える薄めのものを選ぶのがオススメ。
防寒重視で中綿やダウン入りのもの
赤ちゃんにあまり厚着をさせたくない場合や、ママもしっかり暖まりたい時には、中綿やダウンがふかふかに詰まったものが安心。外歩きの時間が長かったり、外出先が家族や友人の家など、かさばっても大丈夫な場合には防寒を第一に考えたいですよね。

人気&おすすめ抱っこ紐 防寒アイテム5選
ママ・パパにリサーチして人気のあった抱っこ紐ケープをご紹介します。どれも暖かい素材や工夫が凝らされているので、比較しながらチェックしてみて!
西松屋
裏地がフリース素材でふわふわ暖か。だっこ、おんぶ、ベビーカーで使える3WAYタイプ
水洗いしなければ、撥水加工がキープされちょっとした水濡れにも安心です。小物入れに便利なポケット付き。足がすっぽり収まるフットカバーで赤ちゃんの足下をふんわり包み込み冷やしません。耳付きのフードも可愛いポイント。
「二人目も引き続き使っているが、へたれない」(40代・富山県・子ども1人)
「裏起毛で暖かい」(30代・千葉県・子ども2人)
ベビーホッパー 抱っこ紐ケープ
エルゴベビーの抱っこ紐用にデザインされたケープですが、ほとんどの抱っこ紐に使用可能。表側は雨や汚れをしっかりブロックする撥水加工が施され、風合いや通気性はそのまま快適。裏側は綿の内部を空洞にした中空糸ボアで、暖かい空気を層でためる保温力と、空洞にしているからこその軽さが魅力。リバーシブル仕様なので、その日の天気や気分、ファッションに合わせてチェンジできます。ベビーカーへの取り付けも可能。
ミキハウス 防寒できる!5wayダウンキャリーケープ
ミキハウスの5WAYキャリーケープは、軽くて暖かい上質なダウンを使用し、赤ちゃんの体温調節に最適です。軽量なので持ち運びにも便利。裏地がふわふわのフリースで赤ちゃんもママも心地よく使えます。赤ちゃんの成長にあわせて、横抱き、おくるみ、縦抱き、おんぶ、ベビーカーと5通りに長く使うことができます。
5Star 抱っこ紐ケープ
高品質な天然綿が詰まっているので、暖かい空気を逃さず優れた保温性を発揮。裏地は肌ざわりの良い中空糸ボアで、保温力はもちろん軽いので気軽に使えます。U形のフットカバー&伸縮調整ゴムで、裾を絞れば赤ちゃんの足先をふんわり包み込み、冷気から赤ちゃんをしっかり守ってくれます。クリップとベルトで、抱っこひもやベビーカーにしっかり固定。ママ・パパに嬉しいハンドポケット付きで暖かく、ポケットに入れた両手で赤ちゃんを支えれば、肩への負担を軽減することができ、一石二鳥。軽量で付属の収納袋にたためば持ち運びも手軽。
トォネ 抱っこひもケープ
カバーには保温力抜群のボア生地が使われ、軽さにもこだわったケープ。一般的なポリエステル綿と比較すると、1.5倍の保温機能があり真冬にも安心に暖かさ。撥水加工が施されているので、水を弾き汚れにくく、また速乾性にも優れています。カバーを折りたたんで付属の収納バッグ入れておけば、ベビーカーに掛けることも。伸縮性抜群のフットカバーが付いているので、赤ちゃんの足先も暖か。フロントのポケットにはスマホや鍵などの小物が収納でき、中がふわふわフリースなのでママの手も保温してくれるという優しい設計に。

抱っこ紐の防寒アイテムを代用する方法は?
防寒ケープを使う時期はそんなに長くはないもの。専用のものを買わずにブランケットなどを活用したという人もたくさんいました。どんな使い方があるのか聞いてみました。
ブランケット・ひざ掛け・毛布で代用
赤ちゃん用に使っているブランケットや毛布、暖かい素材の膝掛けをクリップや洗濯バサミで抱っこ紐に留めて使った人は多いよう。外出先ではそのままブランケットとして使えるので荷物を減らすのにも便利かも。
「ひざかけを洗濯ばさみで留める」 (40代・千葉県・子ども2人)
大きめのコートやダウンの中に入れる
ゆったりしたコートやポンチョであれば、抱っこ紐をしながら前を閉められる場合も。ママの体温で赤ちゃんも暖まり、ママもぬくぬくで幸せな気分になれそう。
「自分のコートに子供も入れてしまう」 (40代・神奈川県・子ども2人)
巻きスカートで代用
中綿素材の防寒巻きスカートなどを抱っこ紐に留めて使ったという声も。ママがアウトドアなどで普通にスカートとして使うこともでき一石二鳥ですね。
赤ちゃんに防寒対策した服を着せる
赤ちゃん用の、モコモコ素材で足までカバーできるオーバーオールを着せれば、ケープを使わずに防寒できるという声も。フード付きのものも多いので、頭が冷える心配もなし。すっきりとしてママも動きやすそうですね。
「足つきカバーオール」 (40代・福岡県・子ども1人)
「防風素材のフリースジャンプスーツを使っていた」(40代・千葉県・子ども1人)
抱っこ紐の防寒ケープは、意外なメリットがくさん!
抱っこ紐用の防寒ケープは赤ちゃんを暖めるものですが、抱っこしているママ・パパも寒さから守ってくれます。そして抱っこ紐だけでなく、ベビーカーに使えるものがほとんど。おくるみがわりにも使えたりとシーンにとらわれず活用できると考えれば、持っておいて損のないアイテムですよね。外出がおっくうになりがちな寒い冬にも赤ちゃんとの楽しいお散歩が叶いますよ。

文・構成/HugKum編集部