新型コロナウィルスの影響を受け幼稚園や小学校が臨時休校になってしまい、突然のことで途方に暮れているママさんも少なくないはず。かくいう筆者もその1人。平日も小3と年長の子どもが自宅にいるので仕事も思うように進まず、さらに子ども達からは追い打ちをかけるように「ひま~!」コールが……。休校期間は図書館を利用して親子で読書に励もう、と考えていたのですが、図書館もしばらく休館という事態に。
そんなおうち時間に重宝しているのが、ゲーム感覚で楽しみながら勉強できる知育・学習アプリ。そこで今回は、我が家の子どもがハマったものから、これまでにHugKumで紹介してきたものまで、年齢別に分けてオススメの子ども向け無料アプリを紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
外出先でも大活躍! 幼児向けの人気知育&絵本アプリ
赤ちゃんから幼児まで楽しめるアプリをまとめました。公共交通機関やレストランなど、騒いではいけないシーンでも大活躍するはず。
世界の昆虫採集ライト(BOYCRAFT ボーイクラフト)
こちらは幼稚園ママに教えてもらった、昆虫ブーム真っ只中の男の子に特におすすめのアプリ。昆虫がいそうな場所、時間にエサを仕掛けたり、目をこらし隠れている昆虫をみつけたり、反射神経を使って飛んでいる虫をつかまえることができます。レア度が5段階に分かれているので、レア度の高い昆虫をつかまえて友だちと競ったりと楽しみ方もさまざま。さらにつかまえた虫はしらべる機能で、名前や生態を学ぶことも。無料とは思えないほど本格的で、未就学児から小学生まで幅広い年齢層の子どもが楽しむことができます。
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ピタゴラン 楽しい仕掛けが作れるアプリ(株式会社モノイズ)
画面をなぞるだけで楽しい仕掛けがいっぱいの装置が作れるアプリ「ピタゴラン」は、操作が簡単なので未就学児にもオススメ。ドラッグで線を書いたら、それが道になります。その道順に、単純な仕掛けができる装置を設置してください。スタートさせると、子どもも大人もワクワクするおもしろい仕掛けがスマホの中で動き出します。作った仕掛けは、たまに失敗するものも。どう工夫すれば、成功できるか、おもしろい装置にできるかなどの考える力がつきます。
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「ワオっち!ランド」
子ども向けのアプリでおなじみ「ワオ」シリーズの大人気作。筆者の周りでも、ママが子どものためにスマホにダウンロードしている率が非常に高く、我が家でも数年前からお世話になっている息子が大好きなアプリです。
1本のアプリの中に、「もじ・かいわ」や「かず・けいさん」「ずけい」「ぱずる・かんがえる」「おえかき・つくる」の計5ジャンルがあり、iPhone版なら27本以上(Android版は26本)のミニゲームが入っています。また企業とコラボした実在の商品をモチーフにしたゲームや、月替わりで楽しめるゲームもあり、このアプリさえ入れておけば、子どもが飽きずに楽しめます。
それぞれのアプリごとに保護者向けの解説がついていたり、保護者の画面では実際に子どもが遊んだ履歴をもとにグラフ化した「学習傾向」が用意されていたりと、見守る側の配慮に優れている点も◎。
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日本昔話・世界の童話がいっぱい「ゆめある」動く絵本
桃太郎・かちかち山など有名な日本昔話や、シンデレラなど世界の童話が80作品以上収録されているアプリ。また、オリジナルストーリーや新作が随時追加されていくので、飽きることなくたくさんの本を読むことができます。
ダウンロードしておけば、外出先などオフラインでもみることができる便利な機能も嬉しいですね。
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おやこであそぼ!じゃじゃじゃじゃん:幼児・子供・赤ちゃん・子ども向けの絵本・動画・アニメが見放題
小学館グループの知育アプリで、童話・童謡・「うっかりペネロペ」などの人気絵本、赤ちゃんから楽しめる動画を見ることができます。
無料プランのほかに有料プランにすると、閲覧できる作品が増えるだけでなく子育てニュースやママに役立つ暮らしの動画などママにも嬉しいサービスが充実しています。
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勉強を楽しくサポート 小学校低学年向けの知育・学習アプリ
小学校低学年の子には、知育アプリや脳トレのようなゲーム感覚で遊びながら学べるアプリがおすすめです。
シンクシンク(Think!Think!)(株式会社花まるラボ)
シンクシンク(Think!Think!)は、1日10分で楽しみながら思考センスが身につけられる子ども用知育アプリ。元々プレミアム(980円/月)、スタンダード(300/月)、フリー(無料)の3つのコースがありますが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、子ども達が家庭での時間を有意義に過ごすことができるよう、3月いっぱいはプレミアムコースの全コンテンツを全ユーザーに無料開放しています。
元々愛用していたアプリなので、これには我が家の子どもたちも大喜び!姉弟であぁでもない、こうでもないと言いながら協力して問題を解いています。
パズルや迷路など、空間認識・平面図形など思考センスの基礎となる問題80種類15,000題が収録されています。1つのテーマにつき、制限時間は3分。3分の間にどれだけの問題をこなし、かつ正解できるかによって点数が決定します。瞬間的な思考力だけでなく、集中力、判断力などが鍛えられるアプリです。
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シンクシンク(Think!Think!)
株式会社花まるラボ
トドさんすう(Enuma,Inc.)
「トドさんすう」は、数多くの賞を受賞した直感的でインタラクティブ(参加型)な算数の学習ツール。未就学児から小学2年生までの水準の算数の勉強ができるアプリです。いくつかモードがあり、「きょうのぼうけん」モードでは、子どものレベルに合わせた10~15分程度の毎日の学習ができます。また「ミッションモード」では、算数の概念に従ったミニゲームで遊ぶことも。
我が家では「1年生になる前に勉強しておかなきゃ!」と年長の息子がハマッて毎日やっています。アプリのデザインもかわいく、軽快な効果音は聴いているだけでクセになります。
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えいごのコアラのマーチアプリ(株式会社ロッテ)
おやつを食べながら学べるアプリがこちらの「えいごのコアラのマーチアプリ」。このアプリは、株式会社ロッテから発売されている「えいごのコアラのマーチ」のビスケットに、スマートフォンをかざすと3DCGのコアラのマーチくんが現れ、スキャンしたビスケットの英単語の発音と日本語訳を知ることができます。英単語が出るときに発音も聞けけます。また、「絵柄ずかん」では、すべてのビスケット(125種類)の絵柄を見ることができます。絵柄をタップして「発音を聞く」をタップするとそのビスケットに書かれている英単語の発音を聞くことができるので、英単語リスニングの勉強にぴったりです。
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毎日のドリル 勉強が楽しくどんどん進む!(株式会社学研プラス)
子どもに、勉強を習慣化して欲しいと願う親は多いことでしょう。そんなときには、このアプリを使ってみてください。この「毎日のドリル 勉強が楽しくどんどん進む!」は、書店で売っている、学研『毎日のドリル』シリーズに対応した、小学生向け勉強管理アプリです。
『毎日のドリル』シリーズは、1日1枚の書き込み式のドリルです。小学1~6年生の学年別に、「国語」、「算数」、生活科や理科・社会が入った「全科」、全学年用の「英語」など全68冊あります。アプリを使えば、どのドリルを、いつどこまで勉強したのか、何点だったのかなど、学習を徹底サポートしてくれます。解説やアドバイスもあるので、ひとりでも勉強しやすく、先取り学習もできます。
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あそんでまなべる日本地図パズル
こちらは日本全国の都道府県名や位置、県の形などをパズル形式で答えていく学習アプリ。ゲーム性が高く、かつしっかり学べる要素が入っているので、毎日1回遊ぶだけでも、自然に日本の都道府県の名前、位置、県の形が身についていきます。
小3の娘はもちろんのこと、意外にも年長の息子まで楽しそうに遊んでいてびっくり。まだ難しいだろうと思っていたものの、県の知識がなくても“同じ形を探してはめていく”ということだけで十分楽しめるようです。県名にはふりがなが振ってあるので、すでにいくつか覚え始めていて驚いています。
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定番教科から英会話まで!小学校高学年向け学習アプリ
学校の勉強が楽しくなりそうな学習アプリや子どもの向けの無料英語学習アプリまで紹介します。
ビノバ 理科-小学生,5年生- 天気や動物をドリルで暗記(株式会社ファンスパイア)
「4択クイズ」に答えながら、効率的に「理科の復習」ができるアプリ。勉強のご褒美にモンスターを集めるなど、続けて勉強したく楽しい工夫もあります。
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戦国武将クイズ(学校ネット株式会社)
小学校6年生になると、社会科で日本の歴史を学びます。その前に、クイズで歴史を学べるこのアプリで、肩慣らししてみてはいかがでしょうか。
このアプリは、戦国武将、合戦、城、旧国名に関する歴史クイズが収録されています。各クイズに「易」「難」の2つのモードがあるので、新たに知識を習得したい方は「易」を、既に習得した知識を確認したい方は「難」を使ってみるといいですね。
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中学入試対策問題集〜国語〜(株式会社ソルクレオ)
中学入試対策問題集の「国語」アプリです。小学校で習う内容をまとめているので、小学校のおさらいとしても使えます。漢字の読みやことわざ、慣用句・四字熟語・などの分野ごとに問題が出題されます。解説つきなので、しっかり復習できるのもポイントです。また、「間違えた問題」機能で、集中的に苦手克服ができます。
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OKpanda英会話(OKpanda Inc.)
「本格的に英語を勉強したい小学生」向けの英会話学習アプリ。「音声通りに発音する練習」や、「チャットで英会話」など、より実践的な英会話が学べます。小学生から大人まで使えるので、パパママも子供と一緒に英会話を学ぶのに最適です。
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いかがでしたか。コロナウイルスの感染拡大状況によっては変更があるかもしれませんが、筆者の娘が通う小学校は今のところ終業式はあるものの休校のまま春休みへと突入し、4月の進級を迎える予定です。
予期せず訪れた夏休みレベルの長期休み。時間を無駄にしないよう、こういったアプリの力も借りつつ自宅学習にも積極的に取り組んでいきたいですね。
文・構成/鈴木美奈子