夕飯の献立|もう悩まない!子どもが好きな夕飯のおすすめ献立レシピ

毎日の夕飯、いちばん悩むのは献立を考えることだったりしますよね。今回は夕飯にぴったりな献立レシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかから厳選しました。大人にも子どもにも人気の和食の献立や、豚肉や鶏肉、魚、野菜など、主素材別に人気のおかずを合わせた献立をずらっとご紹介します。今日の晩ご飯にぜひお試しください!

あっさりでもご飯がすすむ!鮭豆腐ハンバーグの献立

【1】鮭豆腐ハンバーグ

お肉の代わりに魚と豆腐であっさりと!和風ソースをかけてヘルシーに

◆材料

(3人分)
鮭切り身 2切れ(200g)
木綿豆腐 1/2丁(150g)
玉ねぎ(みじん切り) 1/8個分(25g)

【A】
パン粉 10g
しょうが(すりおろす) 小さじ1/2
片栗粉 大さじ1
酒 小さじ2
塩 小さじ1/4

サラダ油 大さじ1/2

【B】
しょうゆ、みりん 各大さじ1
砂糖 大さじ1/2
片栗粉 1/3

ゆでたさやいんげん、プチトマト 各適量

◆作り方

【1】豆腐はキッチンペーパーに包んで重石をのせ、15分ほど置いて水切りする。鮭は骨、皮を除いて包丁で刻み、軽く粘りが出るまでたたく。
【2】ボウルに豆腐を入れて手でつぶし、鮭、玉ねぎ、【A】を加えて粘りが出るまで練り混ぜる。おおよそ3等分(子ども用はやや小さめ)にして厚さ1.5㎝ほどの大きい小判型にととのえる。
【3】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【2】を並べる。2分ほど焼いてこんがりとしたら裏返し、蓋をして弱火で4分ほど蒸し焼きにし、器に盛る。
【4】【3】のフライパンをキッチンペーパーできれいにし、【B】を混ぜ入れて中火にかける。混ぜながら煮立たせ、軽くとろみがついたら【3】のハンバーグにかける。ゆでたさやいんげん、プチトマトを食べやすく切って添える。

教えてくれたのは


市瀬悦子さん

フードコーディネーター・料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍や雑誌、テレビ、イベント、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK E テレで子どもの料理番組を監修・フードコーディネートするなど、キッズメニューも得意。

【2】鶏むね肉グリル焼きとパプリカのマリネ

しっかり味の甘辛チキンはご飯のお供にぴったり!

◆材料

鶏むね肉 1枚(250g)

塩 小さじ1/3
こしょう 少々
パプリカ(赤・黄) 各1/2個

【マリネ液】
オリーブオイル 大さじ4
酢、水 各大さじ2
ローリエ 1枚
塩、こしょう 各適量

◆作り方

【1】鶏むね肉は細長いそぎ切りにして、塩・こしょうをもみこむ。パプリカは1㎝幅に切る。
【2】魚焼きグリルで【1】を焼く。それぞれ途中で裏返して7~8分焼く(両面焼きグリルなら裏返さなくてOK)。
※フライパンで焼く場合は、オリーブオイル大さじ1/2を入れて表面を焼く(その分のオリーブオイルは【マリネ液】から減らす)。
【3】保存容器に【2】を入れ、マリネ液の材料を混ぜてかける。

◆ポイント

マリネ液を全体に回しかけ、30分ほど置くと食べごろに!

教えてくれたのは


田内しょうこさん

出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。

【3】厚揚げと根菜の豆乳スープ

具材がゴロゴロ入ってヘルシー♪みそが味のアクセントに

◆材料

(2~3人分)
厚揚げ 1/2個
れんこん 1/2個
大根 3㎝長さ
グリーンピース 100g
だし汁 600㎖
みそ 大さじ1・1/2
豆乳 100㎖

◆作り方

【1】厚揚げは2㎝角に切ってキッチンペーパーで油を取っておく。れんこんと大根は皮をむいて1㎝角に切る。
【2】鍋に大根とれんこん、だし汁を入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にして厚揚げを加えてさらに煮る。大根とれんこんに火が通ったらグリーンピースを入れて5分ほど煮てみそを溶かし入れる。最後に豆乳を加えてひと煮立ちさせる。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2020年3月号

晩ご飯の献立|今日の晩ご飯に困ったら!煮物や丼、揚げ物など人気の夕飯献立レシピ30選
しっかり味でもヘルシー!鶏むね肉のグリルで簡単献立 【1】やわらか名古屋風チキン 魚焼きグリルで簡単&香ばしい!そのまま食べても、パスタ...

しっかり味でもヘルシー!鶏むね肉の簡単献立

【1】やわらか名古屋風チキン

魚焼きグリルで簡単&香ばしい!そのまま食べても、パスタの具材に使っても

◆材料

鶏むね肉 1枚(250g)

【A】
砂糖 小さじ1
塩 小さじ1/3
酒 大さじ1/2
すりおろしにんにく 小さじ1/2(なしでもOK)

薄力粉 大さじ2

【たれ】
しょうゆ、みりん 各大さじ1
酢 小さじ1
こしょう 少々(なしでもOK)

サラダ油、白ごま 各大さじ1

◆作り方

【1】鶏むね肉は一口大のそぎ切りにして、表面にフォークで穴をあける。【A】をもみこんで30分以上(できれば冷蔵庫に一晩)置く。
【2】【1】に薄力粉をまぶし、油を引いたフライパンに並べて中火で2分、裏返してさらに2分ほど焼く。
【3】余分な油をふき取り、【たれ】の材料を混ぜて入れ、弱火で煮立たせる。煮詰まってとろみがついたら全体を絡め、仕上げに白ごまをまぶす。
※大人は好みで多めにこしょうをすると、さらに名古屋の手羽先っぽい味つけに。

◆ポイント

焼く前に砂糖と塩をもみこむことで、むね肉のパサつきが軽減!

教えてくれたのは


田内しょうこさん

出版社勤務を経て、料理の道へ。働くママのための「シンプルで美味しい子どもご飯」を追求し、雑誌やWEBへのレシピ提案、出張料理教室、セミナー、取材やライティングなど幅広く活躍。

【2】トマトとチーズの焼きシュウマイ

シュウマイの皮がパリッと香ばしく、トマトとの相性もバツグン♪

◆材料

(30個分)
【A】
豚挽き肉 300g
酒、片栗粉 各大さじ1
おろししょうが 小さじ1
塩小さじ 1/4
こしょう 少々

ミニトマト 15個
プロセスチーズ 30g
シュウマイの皮 1袋(30枚)
サラダ油、ごま油 各大さじ1/2
水 1/4カップ
しょうゆ 適量

◆作り方

【1】ミニトマト5個は細かく切る。10個は3等分にスライスする。プロセスチーズは5㎜角に切る。
【2】ボウルに【A】を入れてよく練り混ぜ、細かく切ったミニトマト、プロセスチーズを加えて混ぜる。
【3】シュウマイの皮で【2】を包み、上にスライスしたミニトマトをのせる。
【4】フライパンにサラダ油を中火で熱し、【3】を並べる。焼き目がついたら水を加えてフタをし、3~4分蒸し焼きにする。火が通ったらフタを取り、ごま油を回し入れてカリッと焼く。
【5】器に盛りつけ、好みでしょうゆを添える。

教えてくれたのは


新谷友里江さん

料理家・フードコーディネーター・管理栄養士。祐成陽子クッキングアートセミナー卒業後、同校講師、料理家アシスタントを経て独立。野菜たっぷりの家庭料理やかわいいおやつなど、楽しいアイディアが詰まった料理が人気。2児のママ。

【3】塩タラとじゃがいもの緑スープ

白身魚とじゃがいものやさしい味わいにほっこり!

◆材料

(2~3人分)
塩タラ 2切れ
じゃがいも 2個
マッシュルーム 3個
ほうれん草 100g
塩 小さじ1/3
オリーブ油 大さじ1
水 600㎖

◆作り方

【1】タラは4等分に切っておく。じゃがいもは皮をむいて乱切りにする。マッシュルームは粗みじん切りにする。
【2】ほうれん草は縦4等分に切って根の部分をよく洗い、沸騰したお湯で塩ゆで(分量外)する。水にさらしてよく絞って水気を切ったら、みじん切りにする。
【3】鍋にオリーブ油を引いて熱し、中火でマッシュルームをよく炒める。じゃがいもを加えて炒め、全体に油が回ったら、水、塩を加える。煮立ったら弱火にし、フタをして10分ほど煮る。タラを加えてさらに10分ほど煮る。スープ皿に盛りつけて【2】を散らし、オリーブ油少々(分量外)を加える。

教えてくれたのは


瀬戸口しおりさん

料理家。料理家・高山なおみ氏のアシスタントを経て独立。昔ながらの家庭料理や、人気のエスニック料理をよりおいしく、おしゃれにレベルアップさせる独自のセンスに定評がある。

『めばえ』2020年3月号

次のページは▶▶しみじみおいしい!簡単和食の夕食献立

編集部おすすめ

関連記事