【家計にやさしい手作り紙マスク】折り紙感覚で子どもと作ろう!簡単・衛生的な「懐紙」のマスクの作り方

マスクも徐々に店頭に並び始め、マスク不足も解消に向かいつつありますね。でも、品質・値段ともに納得して買い求められるマスクがどれだけあるでしょうか? マスクは当分の間、外出時の必需品となるでしょう。そうなれば、家計への負担も大きくなりますよね。だからといって、家の中にずっといると、ストレスも溜まり、家族の間がギクシャクとしがちです。

そこでHugKumでは、ママパパの悩みやイライラを解消する一つの方法として、懐紙のマスク作りをご提案します。折り紙みたいな感覚で、家族全員で楽しめますよ。

「懐紙」ってご存知ですか?


ところで「懐紙」という言葉を聞いたことはありますか?  日本人は古来より人から物をいただくときや差し上げる時に直接手に触れることを避けるため、一つの礼儀作法として懐紙を用いてきました。お茶席では、懐紙は作法における必需品として使われています。

また、日本では神事などにおいて、飛沫を防ぐために和紙をマスクのように使って来たならわしがあります。

そのように一昔前は、懐紙は生活に密着した紙でした。しかし、今では、用途ごとに様々な紙が市販されるようになっています。それによって、「懐紙というものは、お茶席で使う物だ」、と限定的な受け止められ方をされるようになりました。この度、マスク不足という事態になって、古くから使われてきた和紙がマスクとしても使えると認知されたことで、改めてその存在が見直されています。

この「懐紙」を使って、市販のマスクと遜色ない本格的なプリーツマスクの作り方をご紹介します。

「懐紙のマスク」は、折り紙感覚で小さな子どもでも作れる!

今回「懐紙のマスク」の作り方をご紹介してくれたのは、京都懐紙専門店「辻徳」の辻  亜月子(つじ  あつこ)専務。「懐紙のマスクはあくまでも応急的なものですが、折り紙感覚で簡単にできるので、小さなお子様がいらっしゃるご家族でもみんなで楽しく作ることができます。家計にもやさしいので、ぜひ作っていただきたいです」と辻専務はおっしゃいます。

懐紙さえあれば、幾つでもストックを作ることができるので、いつでも清潔なマスクを身につけることができますよ。

おうち時間、親子で作ろう「懐紙のマスク」

材料と道具

材料と道具は以下の通りです。

右からラッピングタイ、サージカルテープ、ゴム、懐紙、ハサミ。

・懐紙:1枚
・サージカルテープ(ない場合は、マスキングテープでもOK。ただしサージカルテープに比べると、剥がれやすくなります)
・ゴム:約50cm(耳にかけるので、柔らかめのゴムをご利用ください)
・ラッピングタイ(100均などで手に入る針金を紙テープで包んだものです):約6cm
・ハサミ

作り方

「懐紙のマスク」を作り始める前には、必ず手をきれいに洗ってくださいね。また、ママやパパも協力しながら、一緒に作ってみてください。

1:作業の開始


最初に、懐紙を裏面にして置きます。ざらざらとしている方が、裏面です。そして、ラッピングタイを長さ6cmほどに切ります。その裏面の上から5mmのところにラッピングタイを置いて、動かないようにサージカルテープでとめます。

2:ラッピングタイを包み込む


ラッピングタイの幅に合わせて、包み込むように、懐紙を2回折り込みます。

3:プリーツを作る


山折、谷折の折り線に添って、しっかりと折り目をつけます。懐紙で使える原寸の型紙は、辻徳のホームページからダウンロードできます。

折り目をつけたら、プリーツの完成。

簡単にマスクのプリーツ部分ができました!

4:ゴムの取り付け


用意したゴムを、片側約25cmの長さに切ります。

実際に子どもの耳に当てて、サイズを調整するのもいいですね。


そのゴムの両端を、玉結びにします。


次に、懐紙を裏面にして、端っこの部分に、玉結びをしたゴムをホッチキスでとめます。その際、玉結びの根元をとめるようにしましょう。ホッチキスの芯は、サージカルテープで覆い、直接肌に当たらないようにしてくださいね。

反対側も同様にゴムを取り付けます。

5:プリーツをテープで固定する


プリーツ状にした懐紙の端っこを、サージカルテープで表から裏まで1周してとめます。

6:懐紙のプリーツマスクの完成!

懐紙のマスクなら、紙の大きさやゴムの長さを調節することで、容易に子どもの顔のサイズに合わせて作ることができますよ。

これで完成、約10分ほどで懐紙を使ったマスクが出来上がりました! プリーツを広げれば、市販のマスクと遜色ありませんね。色柄のある懐紙を使うのも楽しいですよ。

こちらの使い方は動画でもご覧いただけます。

※動画を作成した時期より、作り方は改良・改善しております。したがって、上記の説明と動画の内容は一部異なります。

懐紙のマスクはメリットいっぱい

意外にも、この「懐紙のマスク」には多くの副次的効果があります。まず、家計にやさしいということ。1家族3人とした場合、おおよそマスクのコストは年間約54,000円(1枚50円換算、365日の計算)。これを「懐紙のマスク」に置き換えた場合、およそ1/4のコストで抑えられます。

また、長い自粛生活で親も子もストレスが溜まりがちですが、毎朝一緒に「懐紙のマスク」を作ることで、イライラも和らぐのではないでしょうか。そして、中々マスクをしない子でも自分で作ったマスクなら、喜んでつけることと思いますよ。

さらには、懐紙という存在を知ることによって、日本文化の奥深さを感じてみていただけることと思います。ぜひ、親子でお試しください。

情報提供/京都懐紙専門店「辻徳」
「辻徳」は、京都・平安神宮の大鳥居近くに位置する懐紙専門店。新しい感覚を取り入れた懐紙を100種類以上生産・販売しています。
辻徳HPはこちら≪≪

構成・文/末原美裕(京都メディアライン) 撮影/貝阿彌俊彦

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