戦争漫画の名作10選|人気の「キングダム」から実話を元にした「ペリリュー」まで

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史実をベースにした名作から最近の話題作まで、おすすめの「戦争漫画」をピックアップしました。太平洋戦争末期のペリリュー島での実話を元に綴られた「ペリリュー」や、中国の戦国時代が舞台の『キングダム』など、チェックしておきたい戦争漫画を厳選してご紹介します!

太平洋戦争を舞台にした漫画

★ ここがポイント!

「回天」や「名古屋空襲」、「ペリリュー島」など、あまり描かれることない作品を中心にピックアップしました。
戦争は悲しい題材ですが、後世を生きる私たちが忘れてはいけない事柄です。
戦争の悲惨を忘れないためにも、一度は読んでおきたいをご紹介します。

【1】『この世界の片隅に』

◆おすすめポイント

第二次世界大戦中に起きた実際の事件や社会問題を背景に、一人の女性が健気に生きていく…。
そんな「戦時中の日常」を描いた作品です。
戦争という言葉や意味を知り始めたお子さまに読んでほしい戦争漫画です。
映画やドラマ化でも話題になりました。

【2】『特攻の島』

◆おすすめポイント

太平洋戦争末期の回天特別攻撃隊を取りあげた戦争漫画です。
回天での特攻隊に志願した若者の苦悩が描かれ、「国家」と「個人」どちらが大切なのか、現代なら考えるまでもない葛藤に悩まされる描写は見ごたえ十分です。
実在の人物が多数登場する点でも話題になりました。

【3】『あとかたの街』

◆おすすめポイント

太平洋戦争末期の昭和19年、大規模な空襲が起こる前後を少女の視点で展開する物語です。
作者の母親の実体験をもとに綴られた作品で、描かれることの少ない「名古屋空襲」に焦点を当てている点もポイント。
日常から壮絶な空襲シーンまで「子供から観た戦争」がリアルに描かれている名作です。

【4】『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』

◆おすすめポイント

舞台は太平洋戦争末期の南洋の楽園・ペリリュー島。
日本軍守備隊1万人と米軍兵4万人が衝突する戦場が、漫画家志望の兵士・田丸の視点で描かれている作品です。
凄まじい内容ですが、親しみやすいイラストで読み進めやすく、改めて戦争について考えさせてくれる漫画です。

【5】『ジパング』

◆おすすめポイント

最新鋭のテクノロジーを搭載したイージス艦「みらい」が太平洋戦争真っ只中の1942年へとタイムスリップしてしまう物語。
戦争の結末を知る現代の海上自衛隊と、大日本帝国海軍との「衝突」や「葛藤」、取り巻く壮大なストーリーなど、見どころ十分で何度も読み返してしまう作品です。

戦争漫画のおすすめ作品

★ ここがポイント!

「中国」や「北欧」を舞台にした戦争モノから、史実をベースにした仮想歴史戦記まで、話題作を集めました。
どれも人気の漫画ですので、ぜひチェックしてみてください!

【1】『キングダム』

◆おすすめポイント

紀元前、戦国時代後期の中国を舞台に、一人の身分の低い少年が成り上がっていく様を描いた大ヒット漫画。
史実に沿ったストーリーやキャラクターが人気で、アニメや実写映画化もされている感動作です。
読み始めると止まらなくなるので、注意が必要かも!?

【2】『ゴールデンカムイ』

◆おすすめポイント

明治時代後期の北海道を舞台に、主人公の元陸軍兵士・杉元が「莫大な埋蔵金」を探し求める物語です。
繰り広げられるサバイバル生活を通して、アイヌ民族の「文化」や「料理」などの描写が多く登場する点も特徴で、多くの漫画賞を受賞している話題作です。

【3】『COCOON』

◆おすすめポイント

ひめゆり学徒隊をモチーフにした戦争漫画。
戦時中の「とある島」を舞台に、思春期の少女たちの視点で「戦争の悲惨さ」を描いた作品。
「柔らかい画風」とは裏腹に進んでいく「凄惨な展開」に目が離せません。

【4】『ヴィンランド・サガ』

◆おすすめポイント

11世紀初頭の北ヨーロッパ周辺を舞台に繰り広げられる、最強の民族・ヴァイキングたちの生き様を描いた時代漫画。
作中では当時の実際のヨーロッパ情勢が反映されており、緻密なストーリー設定も魅力の作品です。
『プラネテス』の作者・幸村誠らしい作画の美しさもポイント。

【5】『群青戦記 グンジョーセンキ』

◆おすすめポイント

スポーツ強豪校・星徳高校のアスリートたちが戦国時代にタイムスリップ!?
実在した武将たちを相手に、歴史上の出来事を乗り越えていく仮想歴史戦記漫画です。
歴史の知識をヒントに問題を解決していく主人公たちや、少しずつ史実と変わっていくストーリー展開に引き込まれる作品です。

おわりに

今も世界のどこかで起こりうる「戦争」。
目的や背景は様々ですが、そこで生きる人々の暮らしや罪の無い犠牲者がいる事実は、漫画を通してでも知ることができます。
戦争の悲惨を忘れないためにも、お子さんはもちろん、大人たちも一緒に向き合ってみてはいかがでしょう?

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