甘くとろけるミルクチョコレートのおすすめ9選|定番から大人気の海外チョコまで

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カカオの香りや苦み、ミルクのまろやかさ、とろけるような甘みが魅力のミルクチョコレートは、数あるスイーツの中でも特別ですよね。実はチョコレートは初めは飲み物だったことをご存知ですか?

今回は、定番人気のメーカーからおしゃれなパッケージが可愛い海外のミルクチョコレートまでを幅広くご紹介。ミルクチョコレートの美味しい豆知識もお教えします!

ミルクチョコレートとは?

チョコレートの製造過程で、牛乳やクリームを濃縮し粉末状にした全脂粉乳や脱脂粉乳、クリーム粉乳を混ぜ込んだものをミルクチョコレートと呼びます。

ミルクを使わないダークチョコレートやビターチョコレートよりも苦みがやわらかく、まろやかな味わいが特徴的です。

またクリーム粉乳を使用したものはクリームチョコレートとも呼ばれています。

参考:日本チョコレート・ココア協会

ミルクチョコレートの豆知識

ミルクチョコレートの歴史

ミルクチョコレートはいつ、どのようにして生まれたのでしょうか。人とチョコレートの美味しい歴史をひもといてみました。

チョコレートは初めは飲み物だった!

紀元前から栽培されていたという記録も残っている、チョコレートの原料であるカカオ。現在の中米にあたる地域で栄えたマヤ文明やアステカ文明の時代には、主に通貨として使われるなど大変価値の高いものでした。

カカオの果実

 

当時はすりつぶしたカカオにトウモロコシや香辛料を加えた調理法が主流。戦士の滋養強壮や身分の高い人々のみが味わうことができる、特別な飲み物でした。
14世紀以降になると、アステカのチョコレートドリンクの原料や製法がスペインを通じてヨーロッパに広がります。もともとのスパイシーな味付けは、はちみつや砂糖を使った甘いものに変更され、貴族階級の間で流行しました。

ついにチョコレートが固形に

1847年、ココアの名前にも冠されているオランダ人のヴァン・ホーテンがカカオからカカオバターを取り除き、粉末状(チョコレートパウダー)にする加工法を発明。同年にイギリスで、チョコレートパウダーを使った初の固形チョコレートが開発されました。

現代のチョコレートパウダー

ミルクチョコレートの誕生

1867年にスイスで粉ミルクが発明され、1879年には同じくスイスで粉末状のミルクを加えた世界初のミルクチョコレートが誕生。その後もスイスではチョコレートをなめらかに美味しく作る技術の開発が進み、現在のくちどけの良い食感に近づきました。

日本で最初にチョコレートを食べた人は?

1617年に伊達正宗の命を受け、使節団を率いてヨーロッパに渡った支倉六右衛門常長(はせくらろくえもんつねなが)が、最初にチョコレートを味わった日本人だと考えられています。

その後、通商などを通じて日本にもチョコレートが伝来。当時の医学書では疲労回復などの薬効の高い食品であると書かれ、薬として用いられていた記録が残っています。

また明治維新の時代には、ヨーロッパ視察に出向いた岩倉具視によって、チョコレートの美味しさや薬効を記した公式の記述が残されています。

かつての500円札の顔だった岩倉具視

ミルクチョコレートの人気の秘訣

甘くてまろやかな味わい

チョコレートの原材料であるカカオはポリフェノールを豊富に含み、その健康効果が注目を浴びています。しかし、カカオはチョコレート独特の苦みのもと。ビターすぎるチョコレートは、大人でも苦手な人が少なくありません。

製造過程でミルクが加えられているミルクチョコレートは、ビターチョコレートやダークチョコレートに比べてまろやかで甘さの引き立つ味。子どもから大人まで、皆が美味しく食べられるチョコレートなのです。

 

お茶やコーヒー、お酒とも相性抜群!

カカオの香りとほどよい甘みが美味しいミルクチョコレートは、紅茶やコーヒーのお供にも最適。苦みのあるブラックコーヒーやストレートティーに合わせればミルクチョコレートの甘みが引き立ち、またミルクの入ったカフェオレやミルクティーと一緒に食べれば、まろやかなミルクの味わいが2倍楽しめますよ。

ミルクチョコレートはワインやウイスキーなどアルコールとも好相性。チョコレートの甘みに合わせた、酸味の少ない甘口のお酒が良く合います。

ミルクチョコレートを使って自宅で作れるお菓子

フルーツのチョコレートがけ

材料(2~4人分)

・お好みのフルーツ(バナナ、いちごなどがおすすめです)
・ミルクチョコレート(フルーツ約300グラムに対し板チョコ1枚~1枚半)
・お好みのトッピング材(ナッツやアラザン、カラースプレー、チョコペンなど)
・竹串(箸やフォーク、つまようじでもOK)

作り方

1.チョコレートを細かく刻み、ボウルに入れる。チョコレートを入れたボウルをお湯を注いだボウルに重ね、湯せんでチョコレートを溶かす。
2.フルーツにたっぷりと溶けたチョコレートをまとわせ、固まらないうちにカラースプレーやアラザンなどで飾り付ける。


3.冷蔵庫で30分ほど冷やし、固まれば完成!

ホットチョコレート

材料(2人分)

・ミルクチョコレート(板チョコ1枚分)
・牛乳300ml

作り方

1.チョコレートを細かく刻んでおく。
2.鍋で牛乳を温める。※沸騰しないように注意!
3.2に1を加え、泡だて器やスパチュラでかき混ぜる。※溶け残りが無いよう、素早く丁寧に。
4.カップに注いで完成!お好みでホイップクリームやシナモンを加えましょう。

チョコパイ

材料(16個分)

・市販の冷凍パイシート(2枚入り)
・ミルクチョコレート(板チョコ1枚分)
・卵黄(卵1個分)
・水小さじ1

作り方

1.冷凍パイシートは常温で10分ほど置き解凍する。
2.板チョコは溝に沿って16等分しておく。
3.柔らかくなった冷凍パイシート(2枚)を包丁でそれぞれ2等分する。4枚になったそれぞれのパイシートをまた2等分。8枚になったパイシートを今度はそれぞれ4等分すると、32枚の小さなパイ生地になる。
4.2のチョコレートを1かけらにつき2枚のパイシートではさみ、重ねたパイシートのふちをフォークでまんべんなく押さえる。
5.卵黄を小さじ1の水で溶き、刷毛でパイシートの表面に塗る。
6.天版にクッキングシートを敷き、パイを並べる。200℃に予熱したオーブンで焼き色を見ながら15分前後焼く。
7.良い焼き色がつけば完成!

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定番から人気の海外チョコまで!おすすめのミルクチョコレート9選

ミルクチョコレート – 明治


厳選されたカカオを使用し、「ピュアチョコレート」を名乗ることが許された明治のミルクチョコレートの歴史は古く、発売はなんと大正15年。現在に至るまで、幅広い世代に愛され続けるミルクチョコレートは、手作りのお菓子にも最適です。

カレ・ド・ショコラ フレンチミルク – 森永製菓


ミルクに含まれる塩味のバランスにこだわり厳選したフランス産ミルクを使用したカレ・ド・ショコラ。ミルクの美味しさが引き立つ、口どけの良いチョコレートです。コーヒーのお供に、ひと口サイズの甘いミルクチョコレートを探している方におすすめ。

ガーナ ローストミルク – ロッテ


焦がしミルクとヘーゼルナッツの香りが絶妙な、ガーナのローストミルクチョコレート。ミルクのコクがくせになるこのチョコレートは、口の中でゆっくり溶かして食べるのがおすすめです。

パール ミルク – GODIVA


自らを犠牲にして民衆を救った貴婦人のエピソードでも有名な高級チョコレートメーカー・GODIVAの、真珠のような形のチョコレートです。キャンディのような見た目でも、味は本格チョコレート。少しだけGODIVAのチョコレートを味わいたい時に手軽に楽しめますよ。

チロルチョコ〈ミルク〉 – チロルチョコ株式会社


小さな正方形のパッケージが可愛らしいチロルチョコレート。数あるフレーバーの中で定番人気なのが、チロルチョコ(ミルク)です。生クリームたっぷりのミルククリームがミルクチョコレートで包まれ、口に含めば濃厚なミルクのうまみが口いっぱいに広がります

徳用大袋ミルクチョコ – 寺沢製菓


ひと口サイズのミニチョコレートがぎっしりと詰まった徳用サイズは、毎日のチョコレートが欠かせない人のストックやパーティーシーン、イベントのケータリングなどにおすすめ。シンプルで飽きの来ない味わいです。

フェアトレード ミルクチョコレート – People Tree


原材料のカカオや砂糖などを安く買い叩かず、生産国と公平に取引するフェアトレードの名前を冠したミルクチョコレート。その意義だけでなく、美味しさでも評価されている確かな品質のチョコレートです。

リンドール ミルク – リンツチョコレート


スイスチョコレートの名声を確立したロドルフ・リンツの名を冠したリンツチョコレートのリンドールは、クリスマスツリーのオーナメントのようなカラフルなパッケージが魅力的。シェルと呼ばれる外側のチョコレートの膜に包まれたなめらかなフィリングが絶品です。

有機アガベチョコレート – Dardenne(ダーデン)


フェアトレードのオーガニックカカオを使用したフランス産ミルクチョコレートです。血糖値の上昇をおだやかにする低GIチョコレートは、健康に気を使いたい人にもおすすめ。体への優しさと美味しさを両立した逸品です。

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今日はどのミルクチョコレート?いろいろな味を楽しもう!

ひと口にミルクチョコレートと言っても、カカオの産地へのこだわりやミルクの配合バランスなど、メーカーによってその味わいはさまざま。ほっとしたいティータイムやちょっと休憩したいときに、お気に入りのミルクチョコレートをつまんでみてくださいね。

文・構成/HugKum編集部

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