年賀状の正しい書き方|基本の書き方からメッセージ文、マナーやルールをおさらい!

年賀状の表面には、宛先・住所、宛名、差出人情報を書き入れます。この表面は、きちんと書かないと相手に届きませんし、ハガキの印象を決める大事な部分です。そこでこの記事では、宛先・住所、宛名、差出人情報などの表面の基本的な書き方から、メッセージの書き方、マナーとルールまでを解説します。

正しい年賀状の書き方を教えます!

年賀状の書き方をおさらい!

正しい年賀状の書き方を知っていますか?1年に1回のことなので、「住所や宛名はどうやって書くのが正しいんだっけ?」「縦書きでも横書きでもいいの?」など、迷ってしまいがち…という人もいるかもしれませんね。年賀状を書く前に、書き方をおさらいしていきましょう。

年賀状ハガキの表面の書き方の基本

年賀状ハガキの表面とは、宛名を書く面のこと。反対に裏面には内容を伝える文章やメッセージを書きます。この表面には、住所や宛名、差出人の情報を書きますが、どのようにして書くとよいのか、その基本を学びましょう。

 

表面に書くことは?

表面には、郵便番号、宛先人の住所、宛名、差出人の情報(郵便番号、住所、名前)を書きます。それぞれの書き方は、のちほど詳しく説明します。

年賀ハガキ以外のハガキを使う場合は朱書きを書き入れる

年賀ハガキ以外のハガキを年賀状として使うときは、切手の下に「年賀」と朱書きします。これは、一般郵便と区別するためのものです。朱書きを書き入れないと、普通郵便として年内に配達されてしまうことがあるので、必ず書き入れるようにしましょう。

縦書きか横書きかは裏面のデザインで決める

表面に宛名や住所は縦書きでも横書きでもかまいません。ただし、裏面のレイアウトに合わせるのがポイントです。裏面が縦書きのレイアウトなら、表面も縦書きに。裏面が横書きのレイアウトなら表面も横書きにします。そうすることで、年賀状を受け取った相手が読みやすくなります。

年賀状ハガキの宛先・住所の書き方

宛先の住所の書き方で注意したいポイントを解説します。

郵便番号があるから住所を省略してもいい?

郵便番号は各地域に割りふられた番号です。ですので住所の都道府県を省略しても郵便は届きますが、正式なマナーとしては、省略せずに、都道府県から住所を書きます。

住所を書き出す位置は?

住所を書く際は、郵便番号の右端にそろえ、上から1文字開けて書き始めます。縦書きで書く場合は、番地などの数字は漢数字で、横書きの場合は算用数字で書くとよいでしょう。住所が長い場合は、2行にわたってもかまいません。その際、1行目に番地までを書き、2行目にマンション名やビル名を、1文字開けてから書くときれいです。

マンション名やビル名は省略してもOK?

マンション名やビル名は省略せずに書くのがマナーです。目上の方に送るときにはとくに気をつけましょう。

年賀状ハガキの宛名の書き方

次に、宛名の書き方をご紹介します。宛名は送る相手の大切な名前ですから、間違えないように気をつけましょう。

個人、連名、会社、先生、ママ友…年賀状の宛名の書き方は?

宛名の書き方の基本

宛名は、表面の中央に大きく書きます。文字の大きさは、宛先の住所よりも大きく書いてください。書き出す位置は、ハガキの中央部分に、上から1文字開けて書き始めましょう。

個人名を書く場合は、「様」という敬称を必ず入れます。

例)
山田花子様

会社名がある場合は、住所の後に会社名、所属部署名、役職・肩書き、そして宛名の順に書きます。会社名、所属部署名、役職・肩書きは、住所よりもやや大きな字で、宛名はそれらよりもさらに大きな字で書くようにしましょう。

例)
株式会社◯△商事
営業部
部長 山田太郎様

会社宛に個人名で送る場合

会社宛に個人名で送るときには、連名を使わず、個人個人に送るのが基本です。個人名がわからないときは社長名を書きましょう。また、個人名で送る場合には、会社名に「御中」と付ける必要はありません。名前のあとに「様」と敬称をつけるだけでOKです。役職や肩書きは、名前の前に、名前よりも小さな字で書きます。

会社宛に送る場合

会社が小さくて個人名で送らないときや、担当者が複数いる部署に送る場合には、会社名や部署名宛てに年賀状を送ってもかまいません。その際は、会社名や部署名のあとに「御中」とつけるようにしましょう。

例)
◯△株式会社 商品開発部 御中

家族・夫婦宛に複数人・連名で送る場合

家族・夫婦宛に複数人・連名で送る場合、世帯主の宛名を一番右側にフルネームで書き、次に妻の名前、子供の名前の順で書くのが一般的です。名字は世帯主のみ書き、妻、子供は名前だけ書くようにします。

例)
山田太郎様
花子様
一郎様

親しい間柄の場合、お子さんの敬称は「くん」「ちゃん」でもよいでしょう。また、家族の人数が多い場合には、世帯主の名前の横に「◯◯家御一同様」と書いても問題ありません。

小学生の子供が先生に送る場合

子供から先生に送る場合は、宛名のあとに「先生」をつけます。二重敬称になってしまうので「先生様」とはしないように気をつけてください。。なお、学校の住所に送る場合には、学校名を書くようにしてください。

例)
◯◯小学校
山田太郎先生

ちなみに親から先生に送る場合も、「先生」と宛名のあとに敬称をつけましょう。学校の先生だけでなく、医師や弁護士など、「先生」と呼ばれる職業の方には、「先生」の敬称をつけると敬意を表せます。もし、相手とごく親しい間柄であれば、敬称を「様」としてもかまいません。

子供のお友達・ママ友に送る場合

お子さんがお友だちに年賀状を送る場合の敬称は、「くん」「ちゃん」「様」のいずれかを使います。

例)
山田花子ちゃん

お子さんのお友だちの親御さんへ送る場合には、世帯主の宛名を一番右側にフルネームで書き、次に妻の名前、子供の名前の順で書きます。世帯主である旦那さんと面識がない場合や名前がわからない場合は、名前を入れなくてもよいでしょう。

また、ママ友に送る場合、お子さんの名前も書き入れたほうがよいでしょう。というのも、子供を通じて知り合った間柄ですし、子供とも交流があるためです。書き方は、ママ友のフルネームを書いて、その左側にお子さんの名前を書きます。

例)
山田幸子様
一郎くん

なお、日頃は「〇〇くんママ」などと呼んでいるため、ママ友のフルネームがわからないということもありますよね。その場合は、あらためて名前を尋ねて宛名を書くようにするか、相手のお子さんの名前をフルネームで書き、その隣に「お母様」や「お父様」「ご両親」と書いてもかまいません。

年賀状ハガキの差出人情報の書き方

差出人である自分の情報は、どのように書けばよいのか解説していきましょう。

基本的な差出人情報の書き方

差出人情報は、郵便番号、住所、名前を書きます。名前は、住所よりもやや大きな字で書くと、誰からの年賀状かが相手にわかりやすくなります。

縦書きの場合は、切手の幅、または差出人の郵便番号の枠の幅に収まるように書くようにしましょう。横書きの場合は、右下に差出人情報を書きます。

夫婦や子供など連名の場合

年賀状を夫婦連名で出す場合は、世帯主の名前を一番右側にフルネームで書き、次に妻の名前、子供の名前の順で記入します。たとえ送る相手が妻の親戚や友人であっても、世帯主のをフルネームにして一番右側に書くのが一般的です。

差出人情報は裏面に書いてもいい?

差出人情報は、表面に書くのが一般的です。しかし、最近では裏面に書かれていることも多いですね。これは、どちらに書かなければいけないというルールはありません。たとえば、宛名や差出人の名前が連名になってしまう場合、表面のスペースが狭くなりますので、そういった場合には裏面に差出人情報を記入するといいでしょう。

年賀状の文面・メッセージの書き方

年賀状の裏面には、お祝いの言葉である「賀詞」、挨拶文を書きます。賀詞には、「謹賀新年」や「あけましておめでとうございます」など、一文字、二文字、四文字、そして文章のものがあります。年賀状を送る相手によって賀詞や挨拶文は書き分けるようにするとよいでしょう。また挨拶文に加えて、さらに一言添えるといいですね。

以下の記事では、ビジネス、先生、小学生、会社…それぞれの挨拶文の例文を紹介しています。参考になさってください。

年賀状の挨拶文の書き方|一般的なものやビジネス・親戚向け、先生向けなど相手別の例文をチェック!
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年賀状のマナーとルール

年賀状には、マナーとルールがあります。たとえば喪中の場合には年賀状を送らず、12月初旬までに喪中ハガキを送ることや、目上の方にふさわしい賀詞を使う、句読点は使わない、忌み言葉は避けるなどがあります。詳しい年賀状のマナーは、下記の記事で紹介しています。

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年賀状ハガキの表面は、丁寧で美しい書き方を

年賀状の表面は、手紙の顔ともいうべき部分です。文字のバランスに注意し、丁寧に、美しく書くように心がけましょう。そうすれば、相手に好印象を与えることができますよ。

文・構成/HugKum編集部

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