おやつやお酒のおつまみとして好まれるビーフジャーキー。肉の旨みを味わうことができ、栄養価も高い食べ物です。各商品によって味や固さなど特徴が異なるため、食べる場面や食べる人の好みに合わせて選ぶのが重要です。
ビーフジャーキーの魅力やおすすめ商品などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ビーフジャーキーってどんな食べ物?
ビーフジャーキーは肉に塩や香辛料を練りこみ、日干しをして乾燥させた食べ物です。もともとは南米の先住民が作っていたと言われています。
保存や持ち運びに便利であることから、ベトナム戦争ではアメリカ兵に携帯食として配られていました。兵士に好評だったビーフジャーキーは、これをきっかけに本土まで広がっていきました。少量で多くの栄養を補給できるため、災害時の保存食や登山の携行食としても適しています。
ビーフジャーキーを選ぶポイント
ビーフジャーキーを選ぶ際は、どのような点を気にして選べば良いのでしょうか。ポイントをいくつかご紹介します。商品選びの参考にしてみてください。
肉の産地
国産のものか外国産のものかで肉質が大きく異なります。
外国産はアメリカ産やオーストラリア産のものがほとんど。アメリカ産やオーストラリア産のジャーキーは脂肪分が少ない赤身で硬めの食感です。噛めば噛むほど旨味が出て、しっかりとした歯応えなのが特徴です。
一方、国産のものは脂肪分が多くやわらかめ。上質な味わいを好む方におすすめです。
肉の部位
ビーフジャーキーによく使われるのがモモ肉。脂身が少なく筋肉質な赤身部分なので、噛み応えがあります。
商品によっては脂がしっかり乗ったバラ肉を使ったものやタン、スネの部分を使った変わり種も。食べ比べしてみると楽しそうですね。
味付け
ビーフジャーキーはさまざまな味付けの商品があります。最も主流なのは醤油ベースで、日本人好みの味付けになっています。醤油ベース以外にも、にんにくや胡椒がしっかりきいたガーリック味やブラックペッパー味などの種類があります。
健康意識の高い人やダイエット中の人は薄味の減塩タイプなどを選ぶと良いでしょう。
ビーフジャーキーの魅力
ビーフジャーキーにはあまり知られていない魅力があります。これらの魅力を知ることでビーフジャーキーをもっと好きになるかもしれませんよ。
栄養素が豊富
肉本来に含まれているたんぱく質はもちろん、生きていく上で重要な栄養素を摂取することができるビーフジャーキー。
低糖質でカロリーが低く、ダイエット中の方にもおすすめです。硬くて噛み応えがあるので満腹中枢を刺激することができ、食べ過ぎを防止できますよ。
また、しっかりよく噛むことは、あごの発達を助けたり虫歯などの歯の病気を予防したりとさまざまな効果が期待できます。
長期保存が可能
肉の水分を抜いているので、保存期間が長いというのがビーフジャーキーの特徴のひとつ。栄養価が高いので、災害時の非常食としても最適です。多めに購入してストックしておくと良いでしょう。
ビーフジャーキーの栄養素
ビーフジャーキーの魅力はただ美味しいだけではありません。肉の旨みと一緒に栄養分もしっかり凝縮されています。ビーフジャーキーに含まれる栄養素をご紹介しましょう。
たんぱく質
人間が生きていく上で必要な三大栄養素のひとつで、筋肉や臓器など体を構成する最も重要な成分。筋肉や体力を強化させ、免疫力向上が期待できます。
ただし、たんぱく質を摂取し過ぎると腎臓に負担をかけたり、カルシウムの利用効率が悪くなります。適量を摂取するように心がけましょう。
L-カルニチン
脂肪燃焼を高めてくれるのでダイエットに最適。L-カルニチンは動物肉に多く含まれており、脂身より赤身に多く含まれていると言われています。
鉄分
貧血予防、改善が可能で、疲労回復効果があります。貧血気味の方や運動をする方は積極的に摂取したい栄養素です。
ビタミンB12
葉酸と協力して赤血球中のヘモグロビン生成を助ける役割があります。また、脳からの指令を伝える神経を正常に保つという重要な役割も。
亜鉛
皮膚や髪の健康を維持し、代謝を活発にしてくれます。
ビーフジャーキーの簡単アレンジ方法
そのまま食べても美味しいビーフジャーキーですが、アレンジして食べても美味しいです。料理が苦手な方でも簡単にできるアレンジ方法をご紹介しましょう。
サラダのトッピング
お好みの野菜で作ったサラダにビーフジャーキーを乗せるだけの簡単アレンジ。いつものサラダがこれだけで一気に豪華になります!野菜だけでは難しいタンパク質を摂取できるのが嬉しいですね。
スープの出汁
鍋に水を入れ、ビーフジャーキーを入れてグツグツ煮ると、肉の旨みたっぷりの出汁が出来上がり。ここにコンソメと塩コショウを入れ、お好みの野菜とビーフジャーキーを入れて煮込むと美味しいスープが味わえます!
おにぎり
熱々の白ご飯に、ハサミで小さく切ったビーフジャーキーを混ぜ込みます。ブラックペッパーを少々かけ、粗熱が冷めたら醤油とマヨネーズをお好みで入れて握りましょう。最後に海苔を巻けばビーフジャーキーおにぎりの出来上がり!
おにぎり以外にも、炒飯やピラフなどのご飯ものに入れると良いアクセントになります。
おすすめビーフジャーキー6選
ビーフステーキジャーキー レギュラー 100g×3袋 – テング
ビーフジャーキーといえばテングと言われるほど、圧倒的な人気を誇っています。
レギュラーは醤油ベースで味付けされたシンプルなビーフジャーキー。良質なステーキ用の牛肉を厳選して作られています。発売以来、変わらない味で圧倒的な支持を得ている人気商品です。
ビーフステーキジャーキー 減塩 100g×5袋 – テング
レギュラーより食塩相当量が50%もカット!もちろん、ビーフジャーキーの美味しさはそのままです。塩分量を気にしている方におすすめの商品ですよ。
THEおつまみBEEFお徳用 80g×5入 – なとり
スチームロールという製法で、肉厚で食べごたえがありながらも食べやすく仕上げられたビーフジャーキーです。肉好きにはたまりませんね。ボリュームたっぷりのお徳用タイプです。
極細ビーフジャーキー 35g×5袋 – ヤガイ
黒胡椒が効いたピリッと辛めのビーフジャーキー。食べやすいように細くスティック状にカットされています。お酒のおつまみに最適!ボリュームたっぷりなので、飲み会やパーティーにいかがでしょうか。
『匠』のこだわりビーフジャーキー – 楯岡ハム
食肉加工製品を取扱っている楯岡ハムのビーフジャーキーは、牛もも肉を特性の醤油ダレに漬け込み仕上げた風味豊かな一品。サラミやドライソーセージがセットになった『匠』のこだわりシリーズ詰め合わせパックも人気です。
燻製職人のこだわりビーフジャーキー(無添加) – 風味堂
最も味わいが深いと言われているもも肉のみを使用したこだわりのビーフジャーキーです。
噛めば噛むほど、口の中に肉の旨みが広がります。保存料・発色剤を使用していないのが嬉しいですね。賞味期限が120日間と他の商品より短めなので注意しましょう。
お気に入りのビーフジャーキーを見つけよう
栄養素が豊富で肉の旨みをしっかりと感じることができるビーフジャーキー。
シンプルな味付けのものだけではなく、辛めの味付けのものやブラックペッパーがきいたものなど種類が豊富。おやつやお酒のおつまみなど、あらゆる場面で楽しむことが可能です。
低カロリーであるのに栄養価が高いため、健康意識の高い方やダイエット中の方でも楽しむことができますよ。ただし、塩分量が多いので食べ過ぎには気をつけましょう。自分好みのビーフジャーキーを見つけて楽しんでみてくださいね!
文・構成/HugKum編集部