ご飯を食べない子どもに悩んでいるママ・パパ必見!年齢別、ご飯を食べない悩みや対処法をご紹介!

子どもがご飯を食べてくれないということに悩んでいるママ・パパは多いですよね。子どもの成長に欠かすことのできないものだけに、ついイライラしてしまったり、どうすればいいのかと深く悩んでしまうことも。今回は、ご飯を食べてくれない理由や、年齢別の対処法をご紹介!楽しく食事をしたいというママ・パパ必見です。

ご飯を食べない子どもにイライラ!対処法は?

好き嫌いが多かったり、少食だったりと、ご飯を食べてくれない子は結構多いですよね。家事に仕事に忙しいなか、せっかく作ったご飯を残されたり、嫌がられてしまうと一気に疲れてイライラしてしまうもの。ご飯のたびに怒ることになってしまい自己嫌悪、なんてこともありますよね。どうしたらきちんと食べてくれるのか、対処法を探ってみました。

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ご飯を食べない子の主な理由

子どもがご飯をきちんと食べてくれないと、なぜなのか悩んでしまう人が多いですよね。食べない理由が分かれば、うまく工夫することで対処できる場合も。具体的な理由を次に挙げました。

食が細い・少食

そもそも食が細い子や、すぐにお腹がいっぱいになってしまう少食の子もいます。お腹がいっぱいになったかどうかは、本人でないと分かりにくいので、ついまだ食べられるでしょと思ってしまうことに。

好き嫌いが多い

食べ物の好き嫌いが多いと、食べられるものが少なく、ご飯を残すことが多くなりがち。好きなものしか食べてくれないと、栄養が偏ったりすることに不安を感じてしまう人も多いですよね。味付けや食べ方で工夫ができるのか探ってみたいもの。

食べるのが遅い

食欲はあっても、そもそも食べるのが遅い子も。だらだら食べていると、外出時間に間に合わなくて下げることになったりと、ママ・パパのストレスも溜まりやすく、早く早く!と急かしてばっかりなんて言うことも。

食わず嫌いが多い

初めてのメニューや食材だと食べないなんていう子も結構多いはず。食べてくれないと味が分からないでしょ、と無理に食べさせることになったり、いつも同じご飯で大丈夫なのか不安になってしまう人も多いですよね。

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離乳食期に多いお悩みと対処法

ご飯の食べ始めになる離乳食期は、食べてくれないと悩む人が最も多いはず。今後の食の基本となるために、心配してしまったり不安になったりと悩むママ・パパも多いですよね。

この年齢の子に多いお悩みは?

アンケートで具体的に出てきた悩みをご紹介。食べることにまだ集中できなかったり、食べ方が上手でない場合が多いようですね。

◆0~1歳のママパパのお悩み

「食べムラ。朝ご飯を食べたり食べなかったりする」(30代・秋田県・子ども1人)
「途中で飽きるのか、おもちゃで遊ぼうとしたりして食べるのに時間がかかるので悩んでいる」(20代・福岡県・子ども1人)
「好き嫌いが激しい。ソースやケチャップなど子どもが好きなものが嫌い。口の中が敏感」(40代・東京都・子ども1人)
「噛まない。飲み込むので噛む練習をしたい」(40代・和歌山県・子ども1人)

遊び食べの対処法

食べ物を手でつかんでみたり、お皿やコップを落としたり、じっと座っていられない遊び食べをするのはこの時期の特徴。食事が進まないだけでなく、テーブルや床が汚れたり、洋服にシミができたりとイライラしてしまうことが多いですよね。でも遊び食べは発達段階のひとつ。さまざまなことに好奇心が募り、食べ物の感触を確かめてみたり、お皿をひっくり返すとどうなるのか気になったり、と五感をフルに使って学んでいます。ある程度は仕方がないと許容することで、子どもも満足感を得て、ひとしきり遊んだら食べてくれることも。汚れても大丈夫なよう大きめエプロンをつけたり、床にシートを敷いたりと、イライラしないための対処をするのが正解。

食べムラがある子の対処法

よく食べたかと思うと、全然食べなかったりと、食べムラがある子も多いですよね。食事の量を調整しにくく、食べてくれなかった時にストレスが溜まってしまうもの。食べてくれないと栄養が摂れないのではと不安にもなってしまいますが、この時期は食べることは楽しいものと覚えさせてあげることを第一に考えて。また1日や1週間の中で栄養バランスが摂れていれば十分です。

噛むのが苦手な子の対処法

離乳食のカミカミ期になっても、しっかり噛んで食べられないという悩みも多く出がち。いつまでもペースト状のものでないと食べられないと不安になりますよね。でも噛めないなら無理に離乳食を進めなくても大丈夫。一度ゴックン期の食事に戻して、しっかり噛める練習をしましょう。コツは、とろみを控えめにして食事をスプーンを口の奥に入れずに、下唇にのせてあげること。2、3回もぐもぐしていれば噛めている証拠なので、次第に柔らかい食事に変えていきます。

少食な子の対処法

そもそもの食べる量が少ないという子も多いですよね。食に興味がないのかなと心配になってしまうもの。そんな場合は、離乳食の間のおっぱいやミルクが多いのかもしれません。徐々に授乳の時間や量を減らしていくと、ご飯の時期にお腹が減ってしっかり食べてくれるはず。

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2歳~3歳の子に多いお悩みと対処法

食べないという悩みが多く出がちな2〜3歳時。体がどんどん成長する時期なだけに、食べてくれないと不安が募ってしまうことも。この時期特有の悩みもあるようです。

この年齢の子に多いお悩みは?

この年齢の食べてくれないに悩んでいるママ・パパから具体的な内容をヒアリング。好きなものしか食べないなど好き嫌いが多くなるのもこの時期の特徴。自我が出てくるので、ムリに食べさせようとすると激しく拒否されたり大騒ぎになってしまうこともありますよね。

◆2~3歳のママパパのお悩み

「好きなものから食べて、ある程度満足すると自分で食べなくなる」(30代・熊本県・子ども1人)
「離乳食は食べていたのに幼児食になったら ほとんど食べなくなって母乳をまだ吸っている」(40代・東京都・子ども1人)
「野菜が目にはいると拒む。口に入れても出す」(40代・大阪府・子ども3人)
「食わず嫌いが激しく毎日同じものを食べたがる。食に興味がないから食べたいもの以外は興味を示さず食べようとしてくれない」(20代・兵庫県・子ども2人)

野菜嫌いな子への対処法

野菜が苦手な子は多いもの。野菜にはさまざまな栄養が含まれているので、食べてくれないと栄養バランスが気になりますよね。味付けを濃くしてしまうと、薄味に戻すのは難しいので、塩分をプラスするよりも、だしをしっかり染み込ませたりと、素材の味は消さずに食べさせやすくするのがポイント。また、野菜は繊維質なので、噛みにくいということが理由の場合も。しっかり柔らかく煮たり、とろみをつけてあげることで、野菜嫌いを解消できることもあります。また、食べない食材をムリに食べさせようとすると、ますます嫌いになってしまうことも。今は食べなくてもいいか、とラクに考えることも大切です。

自分で食べる意欲のない子への対処法

幼児期になったら、自分でスプーンやフォークを使って食べて欲しいもの。でも、ママ・パパが口に運んであげないと食べないということも多いですよね。そんな時にはムリに自分で食べさせなくても大丈夫。ママ・パパがあげれば食べるのであれば、食事は楽しいものという意識は身についているもの。また、食器が使いにくいということもあるので、食べ物を刺しやすいフォークに変えてみたり、スプーンですくって食べやすい食器にするのも一案です。

食わず嫌いな子への対処法

食わず嫌いをして、なかなか食べるものが増えないという子も多いですよね。その場合、その食事の味が受け付けない訳ではなく、知らない味に興味がわかないということがほとんど。まわりの人が美味しい!という表情で食べてあげると安心して食べてみたいという気持ちに変えられることも。また、串に刺してあげたりと楽しく食べられる工夫をしてみるのもいいですね。

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4~6歳の子に多いお悩みと対処法

4歳〜6歳の子のご飯を食べないという悩みには、ぐんぐん成長する時期なのに、栄養が足りているのか不安に感じたり、就学前の年齢で学校で給食を食べられるのか心配になるママ・パパも多いのでは。

この年齢の子に多いお悩みは?

この年齢の子たちがご飯を食べないという悩みを具体的に聞いてみました。自分で食べられるようになる分、好きなものばかり選んで食べてしまい、他のものが食べられなくなる、という新しい悩みが増えてきているようです。また間食が増える分、食事の時間にきちんとお腹が空かないという場合も。

◆4~6歳のママパパのお悩み

「食事に集中できず、時間がすごくかかる」(40代・京都府・子ども1人)
「好きなものは早いが、嫌いなものは遅いので、なかなか片付けられない」(30代・神奈川県・子ども2人)
「おやつはよく食べるがご飯はあまり食べないし、食べるのに時間がかかる。すぐお腹いっぱいになったと言ってご飯を残すので困っている」(20代・東京都・子ども3人)
「好きなおかずをさっさと食べて残ったものは、自分から食べようとしなくなってしまう。やる気がなくなってしまう」(30代・愛知県・子ども1人)
「嫌なことややりたくないことを拒否するために何かしら理屈を見つけてくるように感じている。野菜を食べたって骨や肉は成長しないだとか言う」(40代・長崎県・子ども3人)

お菓子ばかり食べる子への対処法

お菓子はよく食べるのに、ご飯は食べないという子も少なくないですよね。おやつでお腹がいっぱいになってしまうのであれば、おやつを減らしましょう。また、おやつは16時以降は食べないようにするなど、きちんとご飯の時間にはお腹が空くように調整しましょう。他には、スナック菓子ばかり食べてご飯を食べないと栄養バランスが気になるもの。おやつにはヨーグルトやふかしたお芋、おにぎりなどの軽食をあげると栄養面も安心。

食べるのに時間がかかる子への対処法

食べるのに時間がかかってしまう子も多いですよね。まずはある程度の時間内に食べ終わるという意識が大切。だらだらして食べないのであれば、そこで食事は終わりにしましょう。次の食事時間まではおやつでお腹いっぱいにするのではなく、ご飯をちゃんと食べないとね、と声がけをしながら間食をし過ぎないように注意しましょう。

好き嫌いがある子への対処法

好きなものと嫌いなものが激しいのもこの時期の特徴。同じメニューを何度出しても食べない場合には、どんなところが嫌なのか聞いてみるのも手。味が苦手なら気にならない味付けに工夫してみたり、食感が嫌ならよく煮込んでみたりと変えてみて。一度食べられるようになると、子どもの達成感にもつながり、食べられるようになることも。また、家で食べる時にあえてお弁当箱に入れてみたりすると、特別感があり食べてくれるなんてこともあるはず。

小学生の子に多いお悩みと対処法

小学生にもなると体も大きくなり、しっかりご飯を食べるようになるのではと期待しがち。でも、それでも食べないという子は多いよう。同じ学年でも体の大きな子と小さい子の差が広がりやすいので小柄なのに少食だと気になりますよね。

この年齢の子に多いお悩みは?

小学生に多い悩みは、食事に集中できずご飯を食べないということ。だらだらと食べ続けたり、他のことをはじめてしまい食に興味がないように感じる人も少なくないよう。

◆小学生のママパパのお悩み

「基本身の回りの誰かとしゃべりながら食事をしているので、とにかくダラダラと時間がかかって仕方がない。食べ物を食べるという意識が希薄のようです。」(30代・東京都・子ども3人)
「食べてる間に食卓から立ち上がりなかなか戻って来ない」(30代・北海道・子ども2人)
「好き嫌いが激しく成長の妨げになると感じている」(30代・鹿児島県・子ども1人)
「ふりかけなど常にないと、白米を食べない」(30代・千葉県・子ども2人)

好き嫌いが激しい子の対処法

自我がしっかりしてくるだけにに、嫌いな食材は断固食べません!なんていう子も多い時期。無理に食べさせたりするとさらに苦手になってしまったり、意固地になってしまうことも。例えばピーマンやキノコなどは、大人になっても苦手という人もいますよね。他の食材で栄養が摂れているならそのうち食べるかなと考えて無理しなくてもいいかも。

白いご飯が苦手な子への対処法

悩みとして多く挙がってくるのが白米を食べないという子。味が淡白なので、味付けされたおかずと違い、食が進まなくなってしまうもの。ふりかけや海苔と一緒に食べるのもいいですが、慣れてしまうとそのままではますます食べなくなってしまうことも。汁物、おかず、ご飯と交互に食べる三角食べをさせたりして、おかずと合わせて食べることを意識させましょう。

食事に集中できない子への対処法

食事に集中できないという悩みも多く聞かれます。テレビを見ながらだと食が進まないということは多いので、まずはテレビは消してみて。また、やりかけのゲームがあったり遊びがあったりすると気になってしまって集中できないことも。ご飯の時間の前から、何時からご飯だよと声かけして、キリよく終わらせるのもコツです。

少食な子への対処法

小食の子には、最初は少なめに出すことで、これなら食べられる、と意識づけをしてあげることが大事。あまりに食べろと言い過ぎると、食事の時間が苦痛になってしまい、ますます食欲がなくなるという悪循環になってしまうこともあるので要注意。

ご飯を食べなくてもあまり悩まなくて大丈夫!

子どもがご飯を食べなくても、成長曲線に沿って育っていればそんなに悩む心配はありません。あまり食べず、成長も横ばいという場合には、一度小児科を受診しましょう。まずは食事が楽しいという気持ちを持ってもらうことが大切。ママ・パパもそのうち食べるかな、と構えている方がラクになりますよ。

 

文・構成/HugKum編集部

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