小学生になると、時計も少しずつ読めるようになってきます。家では起床や朝の家を出る時間、学校では休み時間があと何分ある?など、生活の中で時間を意識して行動するときに、時計は欠かせない存在です。
そこで今回は、小学生のいる家庭ではどんな時計で時間を確認しているのか、調査してみました。ママ・パパの子ども時代には掛け時計が主流でしたが、現在は変化しているのでしょうか?!
アンケートを実施したのは・・・
『小学8年生』は、本を通して好奇心を刺激し可能性を伸ばす新しい学習雑誌!! 学年を問わず楽しめる付録と特集で、小学生を全力で応援します! 目玉は、小学生たちの創造性を伸ばすユニークな「チャレンジ付録」。本誌は、付録連動企画のほか、お楽しみ記事や、まんが・読み物で、小学生の好奇心を育み、知識欲をかきたてます。子どもたちだけでなく、大人もいっしょに楽しめる、一味違う新しい学習雑誌です。
家で時間をチェックするときに見るのは? 小学生750人に聞きました
今回の調査では、小学館の学年誌『小学8年生』2・3号で750人の小学生男女にアンケートを実施。質問内容は「家で時間をチェックするときによく見るものはなんですか?」。調査結果がこちらです。
8位 アレクサやシリなど音声アシスタントに聞く
8位は、「Alexa(アレクサ)」や「Siri(シリ)」などの音声アシスタントに聞くでした。会話で時間を確認できる音声アシスタントは、聴覚で時間を認識できるので子どもも便利に活用していることがわかります。
7位 その他
その他の方法が7位で、なかでもスマートフォンという回答が多く、次いでキッチンタイマー、ゲーム機など、生活の中で身近にあるアイテムで時間を確認している人が多いことがわかります。少数派ですが、時報という回答も。ちなみに時報は「117」番で、携帯電話でかけた場合は、3分の通話でおよそ8.9円かかるそうです!
6位 腕時計
6位は腕時計という回答でした。小学生になると、腕時計を愛用している子も多く、外出時はもちろん、家での時間の確認にも役立っているようです。ちなみに小学生には、カラフルなデザインで耐久性も高い『フリックフラック』や、衝撃にも耐えられて防水機能もあるCASIOのスポーティなタイプの時計が人気のもよう。
5位 目覚まし時計
5位は目覚まし時計です。夜寝る前や、朝起きた時に必ず見る習慣がついている小学生も多いようで、子どもにとっては身近な時計の代表格です。デジタルタイプと針タイプに分かれる目覚まし時計。子ども向けにかわいいデザインも充実しているので、気に入った目覚し時計があるとすんなり起きられるかもしれませんね。
4位 家電等についているデジタル時計
4位は、家電などについているデジタル時計を見るという回答でした。生活空間を見渡すと、あちこちに家電のデジタル時計があることに気づきます。給湯器、電子レンジ、炊飯器など、タイマー機能のある家電には必ずといっていいほど付いているデジタル時計。自然と目につく場所にあるデジタル時計で時間を確認するのは自然なことですね。
3位 テレビの時刻表示
3位はテレジの時刻表示でした。とくに朝の時間帯には各局のテレビ番組の画面の左上に時刻が表示されます。テレビの機種によっては、時刻表示を常に表示させることもできます。ママ・パパは「19時50分になったらお風呂入ろうね」など、子どもに声をかけることがありますよね。画面上の時刻表示は子どもにとっても目に入りやすくよく見る時計のひとつになっているようです。
2位 置き時計
2位は置き時計でした。家の中の定位置にある置き時計は、家族みんなの目につく高さに置かれていることが多い時計です。小さな子どもでも見やすい高さにあるので、パッとみるだけで時間の確認ができて、便利ですね。
1位 かべかけ時計
1位はかべ掛け時計でした! 家の中のどの位置からも見やすい場所に掛けられることの多いかべ掛け時計。遠くからも時間が確認でき、何かをしながらでもパッと顔を上げれば時間をチェックすることができます。針タイプのかべ掛け時計は、時計を読む練習にも効果的だと言われていますよね。おしゃれなデザインの時計が多いので、インテリアとしても楽しめるのがかべ掛け時計が人気の理由のひとつかもしれません。
時計を上手に活用しよう
子どもが時間をチェックする方法をランキング形式で紹介してきました。パッと目視で時間が確認できるタイプの昔ながらの時計が、多くの子どもにとっては使いやすいことがわかりました。朝起きる時間や家庭学習の時間など、習慣づけにも欠かせない時計。見やすい位置に設置して、上手に活用していきたいですね。
協力/小学8年生
文・構成/HugKum編集部