子どもにおすすめの神話の本|お子様と一緒に読める日本やギリシャの神話をご紹介

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子どもの頃から親しんでほしい「神話の世界」。今回は、日本人なら知っておきたい「日本の神話」と世界で広く親しまれている「ギリシャ神話」の中から、読み聞かせに最適な本やお子様が自分で読むのにもぴったりな本をご紹介していきます!

日本の神話に親しめる本

 『決定版 心をそだてる 松谷みよ子の日本の神話』

日本の神話が101話収録された大型絵本です。
児童文学作家・松谷みよ子さんの美しい文章と大きな挿絵で読みやすく、ひとつの話が4~6ページにまとめられているので読み聞かせにぴったり。
これ1冊で主だった日本の神話がすべて読めます。
一話ごとに用語解説や地図が載っているのもポイントです。

 『かみさまのおはなし』


1940年に刊行された子ども向けの読み物『カミサマノオハナシ』を復刻したもの。
『古事記』をわかりやすい文章に置き換えたもので、平成の皇后・美智子さまが現天皇が幼少の頃に読み聞かせをした本としても注目されています。
リズム感の良い文章なので読み聞かせにおすすめですが、漢字にルビがふってあるので、小学校中学年くらいなら自分でも読めそうです。

 『古事記  10歳までに読みたい日本名作』


国の成り立ちをはじめ、日本各地でさまざまに語られていた神話や説話などの幅広いエピソードを集約した古事記。
有名な「天岩戸開き」「ヤマタノオロチ」「いなばの白うさぎ」などはすべて古事記のお話です。
その古事記をオールカラーのイラストで紹介した一冊。
小学生でも楽しく読めるのがポイントです。

 『まんがで読む 古事記』


「古事記」を話の流れがつかめるまんがと、まんがを補足解説したコラムで、楽しみながら知識を深められる一冊です。
イラストも親しみやすく、古事記の入門書として子どもにおすすめです。

『愛と涙と勇気の神様ものがたり まんが古事記』


国生みのイザナギ・イザナミや、ヤマタノオロチを退治するスサノオなど、個性的な神様たちが愛憎劇や冒険を繰り広げる古事記のストーリーを大人も子どもも楽しめる作品に仕上げた話題の一冊。
漫画調のかわいいタッチで描かれていて、すんなり古事記の世界に入れます。

 『ラノベ古事記 日本の神様とはじまりの物語』


古事記をなんとライトノベル感覚で読める一冊です。
難しい解説などを取り払い、物語だけを抜き出してラノベ風に現代語訳しているのが特徴。
神様に「オネエ系」「チャラ男」などとキャラ付けしたりしていて、ぐっと親しみが増します。
「神話」「古典」という堅苦しさがなく、ストーリーを気軽に楽しめるのが魅力です。

ギリシャ神話のおすすめ本

『一冊でまるごとわかるギリシア神話』

神話世界中で語り継がれる美しく壮大なギリシア神話の数々をわかりやすく解説!イラスト入りで、簡潔にまとめられているので、ギリシャ神話に興味はあるけどなかなか手を出しにくかった方や、お子さまにおすすめな本です。

 『ギリシア神話』

児童文学作家としても翻訳家としても活躍した、石井桃子さんによる名訳が魅力のギリシア神話。
小学校中学年以上の漢字にはルビがふってあり、地図や索引なども充実しているので、神話を楽しみつつ知識も広げられます。
「プロメテウスの火」「パンドラ」「トロイア戦争」など、著名な神話を網羅。

 

『星と神話 物語で親しむ星の世界』

星座とも関わりの深いギリシア神話。春夏秋冬の季節ごとに見える星座を紹介して、それにまつわるお話が載せてあります。
英雄ヘラクレスの冒険(うみへび座、かに座、しし座など)や、さそりに刺されて命を落とすオリオン(オリオン座)の話など、なじみのあるお話も。
付録に星座早見盤もついており、天体の世界にも興味を深められる一冊です。

 

 『ギリシア神話』

小学生向けのギリシア神話。
シンプルながら字も大きく漢字にルビもあり、子どもにも分かりやすく書かれていて、子どもでも読みやすいのがおすすめポイントです。

 

おわりに

神話を読み解くことが他民族を理解する手掛かりになるとも言われています。日本の神話やギリシア神話などは、教養としても知っておきたいところですよね。壮大なスケールのなかに展開される、意外に人間くさいストーリーに大人も魅了されること間違いなし。ぜひ子どもと一緒に神話の世界に親しんでみてください。

 

文・構成/HugKum編集部

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