幼児教育の教材として使われる「幼児ドリル」。勉強の習慣を作るためのファーストステップとして最適なアイテムです。ドリルを使えば、遊び感覚で取り組むことができ、楽しく勉強することができます。今回は、幼児ドリルの選び方や効果的な勉強法、各年齢のオススメ幼児ドリルを紹介していきます。
目次
幼児教育にドリルは必要?
子どもが保育園や幼稚園に通い始めると、「何かやらせようかな」と幼児教育に興味を持ち始めるパパ・ママが多いのではないでしょうか。ですが、何から取り組めばよいか、よくわからないと迷っているパパ・ママもおられるはず。
そんなときにオススメなのが、楽しく学べる幼児ドリル。まずは勉強の習慣を身につけていくことが大切です。幼児ドリルは遊び感覚で、楽しみながら学ぶことができるので、自然と勉強の習慣を身につけることができます。
幼児ドリルの選び方
幼児ドリルといってもいろいろな種類があります。どんなものを選べばよいのか、幼児ドリルを選ぶポイントを紹介していきます。お子さん一人ひとりにあったドリルを選んであげましょう。
選び方1:子どもが興味を示したものを選ぶ
何よりも子どもが「勉強は楽しい」と思えることが大切です。まずは子どもが興味を示した幼児ドリルを選ぶようにしましょう。そうすることで「勉強したい」という意欲がめばえます。
勉強に対して苦手意識を作らないためにも、遊び感覚でできる楽しいものを選びましょう。
選び方2:対象年齢を参考に選ぶ
幼児ドリルには対象年齢が記載されています。内容がその年齢に合ったものになっていますので、まずは対象年齢を参考に選ぶようにしましょう。無理に難しいものを選ぶと、勉強嫌いになるなど逆効果になってしまいます。
ただし個人差があるので、必ず年齢に合ったものを、というわけではありません。子どもが興味を示したものを対象年齢違いでいくつか選んでみて、試してみてもよいでしょう。
選び方3:シリーズものでそろえる
いろいろな幼児ドリルを選ぶよりも、同じシリーズで揃えた方が子どもが続けて取り組みやすい傾向があるようです。
同じシリーズで揃えると、出題パターンで似ていてわかりやすかったり、段階的にステップアップできるというメリットがあります。購入するときも毎回内容をチェックしたり、見比べて悩んだりせずに済みます。
幼児ドリルの効果的な使い方・勉強法
幼児ドリルを買ったものの、すぐ飽きてしまったり、うまくできなくて、イヤになってしまうこともあります。子どもが楽しく取り組める効果的な使い方、勉強法を見ていきましょう。
使い方・勉強法1:やさしいものから徐々にステップアップ
最初は子どもが簡単にできるような、少しやさしいレベルの幼児ドリルから始めましょう。
全部できた、という楽しさやうれしさを感じることで、子どもは「勉強は楽しい」と実感することができるはず。焦らずに、徐々ステップアップしていきましょう。
使い方・勉強法2:メリハリをつけて取り組む
メリハリをつけて取り組みましょう。無理に長時間取り組んでも、集中力がなくなってしまい、逆効果になってしまいます。また時間を意識して取り組むことは、小学校入学の準備にもなります。
子どもが幼児ドリルに取り組むときは、ママやパパがそばについて、一緒に取り組み、サポートしてあげてください。
使い方・勉強法3:できなくても叱らない
もし間違っても、叱らないでください。わからなくて当たり前の年齢です。勉強に取り組んでいるだけでも素晴らしいことです。できなかったからといって決して叱らないでください。楽しく取り組むことがなによりも大切です。
コピーや印刷できる無料幼児ドリルのおすすめ
おすすめの幼児ドリルを紹介していきます。まずは無料でコピーや印刷ができるものをピックアップしました。
「ぷりんときっず」(Disqus)
幼児から小学生まで幅広く対応した無料学習プリントサイトです。デザインも可愛く、勉強に興味を持たせて継続させる工夫がたくさん。印刷代を節約できるような工夫もされています。
ダウンロードはこちら≫ぷりんときっず
「Kids Step」(株式会社イーライフ)
子どもたちに「学ぶ楽しさを実感させること」「学習する習慣をつけること」を目標にした、幼児教育のためのプリントサイトです。会員登録などの手間なく、自宅でプリントしてすぐに使えます。
ダウンロードはこちら≫Kids Step
「こどもプリント」(kidsdor.com)
幼児、小学生、そろばん、英語、プログラミングなど充実した内容のプリントサイトです。知育プリントが2000枚以上無料でダウンロードできます。
たとえば、英検5級の合格単語厳選600語が掲載されており、2歳~小学校卒業まで勉強することができます。
ダウンロードはこちら≫こどもプリント
3歳向けの幼児ドリルのおすすめ
3歳の幼児におすすめの幼児ドリルをピックアップしました。
「3歳 もじ かず ちえ」
勉強の基礎となる「もじ、かず、ちえ」の3つの分野をカバーした幼児ドリルです。簡単なひらがなの書き取りや、10までの数字の読み書き、工作など、ドリルデビューにぴったりの1冊です。
「うんこドリル めいろ 3・4さい」
大人気のうんこドリルシリーズです。バラエティー豊かなうんこ迷路で、思考力や判断力など、総合的な知識を養うことができます。
子どもの成長レベルにあわせて難易度が選べるので、子どもにあった迷路で、考える力を身につけることができます。
「3歳 シールでおけいこ ~たべもの・のりもの・ひらがな・ちえ」
表はシール遊び、裏は絵探しや迷路など、楽しい作業がもりだくさんのシールで思考力を鍛えるドリルです。知的好奇心を刺激して、楽しみながら考える力を養います。
食べ物、乗り物、ひらがな、知恵の4ジャンルで構成されています。
4歳向けの幼児ドリルのおすすめ
4歳の幼児におすすめの幼児ドリルをピックアップしました。
「3~4歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう」
脳を活性化させる音読ドリルです。声に出して読む、文字を見る、音を聞くなど、視覚や聴覚に刺激をあたえることで、記憶力を高めたり、感性を育てることができます。
「4歳 ひらがな」
「あ」から「ん」までの46文字に加え、「が」から「ぼ」までの濁音、「ぱ」から「ぽ」までの半濁音まで、すべてのひらがなが正しく書けるようになるためのドリルです。
できたページに貼れるシールがついているので、達成感を感じながら勉強できます。
「うんこドリル すうじ 3・4さい」
大人気うんこドリルシリーズ。はじめて数字にふれる子どもにピッタリのドリルです。数に苦手意識を持たないよう、うんこで楽しみながら数字の勉強ができます。
ページごとにイラストや内容が違うので、飽きずに最後まで学習を進めることができます。
5歳向けの幼児ドリルのおすすめ
5歳の幼児におすすめの幼児ドリルをピックアップしました。
「5歳 かず」
30までの数の読み書きや、数の大小について学ぶことができます。さらに数の順番、分解などについて、パズル問題を解きながら楽しく学習、計算の基礎となる力を身につけていくことができます。
できたときに貼れるシールや書いて消せるボードなど、ふろくも充実しています。
「ことば 4-5歳」
通信教育で有名なZ会の幼児ドリルです。ことばの勉強が好きになっていくような楽しい問題が、たくさんのっています。
ひらがなの書き方や使い方を楽しく学ぶことができます。
「5歳 ちえ」
身近なものの分類や季節など知識・常識を問う問題や考える問題、さらに図形、パズルなど経験や想像力が問われる問題にも取り組みます。
指導ポイントの解説や、実力診断ができる「達成度診断テスト」つきで、理解度を確認しながら進められます。
6歳向けの幼児ドリルのおすすめ
6歳の幼児におすすめの幼児ドリルをピックアップしました。
「ろんり・かたち 5-6歳」
小学校入学前の学習の土台を養うドリルです。暗号、なかまわけ、パズル、迷路など、さまざまな問題を解くことで、楽しみながら思考力を養っていきます。
学んだ内容を踏まえながらステップアップできる構成になっています。
「6歳 おすしドリル」
子どもが大好きなおすしにまつわる、もじ・かず・ちえを学ぶことができるドリルです。かわいいイラストで他のドリルでは飽きてしまった子どもでも楽しく取り組めます。
「七田式・知力ドリル【5・6歳】けいさん」
子どもの能力を伸ばすことで人気の七田式教育のドリルです。たし算・引き算の基礎をしっかり理解することができ、計算する力を養うことができます。
楽しみながら取り組もう
勉強の習慣を身につけるには、子どもが「楽しい」と感じながら学習できるドリルを選ぶことが最も大切になります。
一人ひとり個人差がありますので、取り組む様子を見ながら、お子さんにあったドリルを見つけてあげてください。
↓↓HugKumの「無料ドリル」も要チェック!↓↓
文・構成/HugKum編集部