冬瓜は冷凍で美味しさ長持ち! 下ごしらえや保存のコツ・食べ方レシピをご紹介

みずみずしく、さっぱりとした味が特徴の冬瓜。冬瓜は煮物やサラダなど、冷やして食べても美味しいですね。なので暑い夏にピッタリ!

買ってみたいけれど、「冬瓜ってどうやって保存するんだろう?」や「丸々一個を使い切る自信がない」と、考える方も少なくないようですね。そこで、今回は冬瓜を長持ちさせる冷凍保存の方法などのご紹介です。

冬瓜は冷凍保存OK!

冬瓜は、生のままでも茹でても冷凍保存が可能なんです。冷凍保存すると、どんなメリットがあるのか、冬瓜の基本知識をご紹介します。

冷凍保存するメリットは?

・保存期間が長くなる

丸々1個の場合は、常温で23カ月保存が可能です。カットしていない状態であれば、保存期間は長く、冷凍する必要はありません。

しかし、一度包丁を入れてしまうことで断面が空気に触れ、劣化が進みます。カットしてある場合は、冷蔵庫に入れて23日で使い切らないといけません。しかし、そんな使いきれなかった冬瓜も、冷凍することでグンと保存期間が長くなります。

・調理時間を短縮できる

冬瓜は生でも火を通してからも冷凍できる食品。一度茹でてから冷凍することで、そのまま調理に使うことができ、調理の際、火を入れる時間が短くなりますよ。

また、煮物やスープなど味付け調理をしてから冷凍することも可能。保存容器に入れて冷凍しておけば、あとは温めるだけ。時間がない時にとても便利ですね。

冬瓜の基本的知識

旬の季節

冬瓜は夏が旬。6月から9月頃に多く出回ります。(沖縄県産のものは、冬場に出回る)

夏の野菜なのに、なぜ「冬の瓜」と書くのか?  それは、冬瓜は貯蔵期間が長く、冬まで持つことから「冬瓜」とよばれるのだそうですよ。

主な栄養価

冬瓜はほとんどが水分で低カロリーなんです。そして、冬瓜に含まれる主な栄養は、食物繊維・ビタミンC・カリウム。食物繊維は、糖の吸収を緩やかにし、食後の急激な血糖値の上昇を抑えます。また、腸内環境を整える効果があり便秘予防にも効果的。

ビタミンCは、皮膚のメラニン色素を抑えるので日焼け防止やシミに効果があります。また、感染症に対する免疫力を高める栄養素。加えて、カリウムには血圧を下げたり老廃物を身体の外に出す効果があります。

新鮮な冬瓜の見分け方

冬瓜は表面に白い粉が吹いているものが熟した印。例外として、沖縄県産の冬瓜は熟しても粉は吹きません。その場合は、表面に傷がないもの、ツヤのあるものを選びましょう。

また、カットしてあるものは、表面が白くみずみずしい物、種が詰まったものが新鮮な印。長持ちさせるために新鮮な冬瓜を見極めて買うことがポイントになってきますね。

冷凍前の下ごしらえのコツ

冬瓜を冷凍する際、ひと手間加えることで、後の調理がグンと楽になったり、美味しい冬瓜料理に仕上がるんです。

皮は薄くむく

下ごしらえのポイントは、皮は厚くむきすぎないこと。少し青みが残るくらい薄くむきましょう。そうすることで、火を通しても歯応えが残ります。ピーラーで皮をむくと、薄くむくことができますよ。

下茹でして青臭さを抑える

お湯で5分ほど下茹でするのがポイント。そうすることで、青臭ささがおさえられ、かつ、味がしみ込みやすくなるんです。

ひと手間でプロの味

隠し包丁は、料亭などで使われるテクニック。皮を薄くむいたあと、外側の表面に包丁で細かく切り込みを入れます。隠し包丁を入れることで、煮る際に味が染み込みやすくなりますよ。

生のまま冷凍保存する場合

生の冬瓜を冷凍して解凍すると食感が落ちるため、サラダなどには不向き。火を通す煮物や餡かけなどの汁物にするのがオススメです!

手順1

冬瓜を切り、ワタをスプーンなどで取り除きます。皮は、青みが残るくらい薄くむいてください。

手順2

使いやすい大きさにカットし、なるべく平らになるようにラップで包んでくさださい。

手順3

ラップで包んだものをフリーザーバックに入れます。この時、フリーザーバッグの中の空気はなるべく抜いておきましょう。金属性のトレーの上に冬瓜を置いて冷凍すると急速冷凍することができ、より鮮度が保たれますよ。

保存期間

1カ月の保存が可能です。

解凍方法

加熱調理をする場合は、凍ったまま鍋に入れることができます。生のままなので、しっかり中まで火を通してください。炒め物にする場合は、サッと湯通ししてから炒めると良いですよ。

茹でてから冷凍保存する場合

下茹でしてから冷凍した冬瓜も、凍ったまま調理に使うことができます。すでに火を通してあるので、煮込む時間が大幅に短縮できますよ。「調理時間を短縮したい!」という方にオススメです。

手順1

冬瓜の皮を薄くむき、ワタを取り除きます。食べやすい大きさにカット。時間があれば、隠し包丁を入れておくと味が染み込みやすいですよ。

手順2

鍋に昆布、切った冬瓜を入れ、冬瓜がひたひたに浸かるくらいの水を入れます。火をかけ、沸騰したら昆布を取り出し、中火にしましょう。

そのまま5分ほど煮たら火を止めます。後から調理するので、この時点で冬瓜の硬さは完全に柔らかくなくてもオッケー。

昆布がなければ、昆布なしで下茹でして大丈夫です。

手順3

火がある程度通ったら鍋から冬瓜を取り出し、トレーなどに広げて粗熱をとります。粗熱がとれたら、キッチンペーパーで軽くおさえ、水気を取りましょう。

それから、下茹でした冬瓜をラップで包み、フリーザーバッグに入れます。そのまま、冷凍庫に入れれば保存完了です。

この時、冬瓜が重ならないようにし、空気はなるべく抜いておいてください。

保存期間

1カ月間の保存が目安です。

解凍方法

解凍せずに、凍ったまま調理するのがオススメです。

冷凍冬瓜を使ったレシピ

冷やしても温めても美味しい! 冬瓜とカニカマの餡かけ

【材料(23人分)】

・冷凍冬瓜 … 1/8
・カニカマ … 3
・茹でた枝豆 お好みの量
・白だし 大さじ3
・水  … 300ml
・みりん 大さじ1
・塩 少々
・片栗粉  大さじ1
・水(水溶き片栗粉用) 大さじ1

【作り方】

1:鍋に水、白だし、みりんを入れ、火をかけてひと煮立ちさせます。冷凍しておいた冬瓜を加え、冬瓜が透き通るくらいまで中火で煮ましょう(下茹で済みの冷凍冬瓜の場合、味が馴染んできたらOK)。

2:カニカマ、枝豆を入れ、塩で味を整えます。

3:冬瓜に火が通り柔らかくなったら火を止め、水溶き片栗粉を回し入れます。ひと煮立ちさせ、とろみがついたら火を止めてください。

4:粗熱をとり、器に盛りつけたらラップをして冷蔵庫で冷やせば完成。

お召し上がりのタイミングで冷蔵庫から出してください。

 

温めて食べる場合は、ごま油を入れるのもオススメ。香ばしい香りが楽しめますよ!

水分補給や夏バテ時のメニューにオススメ!

冬瓜は、冷凍保存が簡単にできることがわかりました。これで、「使い切れるか心配」という思いから敬遠していた冬瓜も、購入するハードルが下がるのではないでしょうか。

ほとんどが水分であっさりとした冬瓜。汗をかいた後の水分補給や食欲が低下しがちな夏のメニューにいかがですか?

 

構成・文・撮影(一部を除く)/松田慶子(京都メディアライン)

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