横山だいすけと小池徹平が「大人に響く」と太鼓判!『映画 おかあさんといっしょ』最新作

人気子ども番組「おかあさんといっしょ」の劇場版最新作『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』が9月10日(金)より全国公開されました。本作で、実にユニークな“ヘンテコさん”役を演じた11代目歌のお兄さん・横山だいすけさんと、“ヘンテコ世界の審査官”役を演じた小池徹平さんにインタビュー。

本作では、いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちが、ふとしたことでケンカをしてしまい、それぞれがいろいろなヘンテコ世界に飛ばされてしまいます。果たしてこの大ピンチを、どうクリアしていくのでしょうか? のカギを握る役柄を演じたのが、横山さんや小池さんです。おふたりが、コロナ禍でも楽しめる参加型ファミリー映画である本作の魅力をたっぷりと語ってくれました。

ヘンテコな衣装に驚いた横山さんと『映画 おかあさんといっしょ』の初参加を喜んだ小池さん

――横山さんは、『映画 おかあさんといっしょ』に3作続けての出演となりましたが、本シリーズにはどんな思いをもって参加されてきましたか?

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

横山「毎回声をかけていただき、うれしいです。1作目は声のみの出演で、2作目では(花田)ゆういちろうお兄さんと入れ替わり、久しぶりに(小野)あつこお姉さんと一緒に歌えたので、同窓会に参加したような気持ちになれました。今回は、強烈なヘンテコさん役でしたが、毎回故郷に帰って楽しませてもらう感覚です」

小池「ヘンテコさんになった横山さんを見て、生き生きしてるなと思いました(笑)。衣装もメイクもすごかったですね。まつ毛もつけられてましたよね?」

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

横山 「最初に奇抜な衣装を見た時、僕もびっくりしましたし、あの衣装は着るのに30分もかかるんです。ヘアスタイルも斬新だし、まつ毛は衣装合わせの時に『何か足りないね』となって追加してみたら『面白い!これでいきましょう』となりました(笑)。でも、ああいう個性的なルックスだからこそ、インスピレーションを受け、キャラクターがどんどん膨らんでいきました」

――小池さんは「おかあさんといっしょ」をずっとテレビでお子さんと観ていたそうですが、本作に出演することになり、周りの反響はいかがでしたか?

小池「家族や両親がとても喜んでくれました。家族のいる友人も多いので、みなさんが『すごく楽しみです』と言ってくれてうれしかったです」

――小池さんはヘンテコ世界の審査官役でしたが、関西弁の台詞もありましたね。

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

小池「台本上では標準語でしたが、リハーサルの時に監督が『小池さんは関西のご出身なので、感情が高ぶるシーンは、ちょっと関西弁でやってみてください』と提案してくださり、それがそのまま本番でも採用された感じです。まさか『映画 おかあさんといっしょ』で、関西弁をしゃべるとは思ってなかったので、思い出深いシーンになったし、人間くささが出て良かったんじゃないかと思っています」

横山 「小池さんが出ている一連のシーンは、僕にとってはかなり衝撃的でした!「おかあさんといっしょ」としては、新しい感じで、いい意味で裏切られましたね。また、小池さんが歌も歌ってくれるし、なんて贅沢なシーンなんだろうとも思いました」

大人の心も揺さぶる「ぼくときみ」「ぼよよん行進曲」の名曲たち

――劇中では「ぼくときみ」「ぼよよん行進曲」など、「おかあさんといっしょ」でおなじみの名曲もたくさん歌われますが、改めて聴くと、本作のテーマとかなりリンクしているなと思いました。

横山「普段は何気なく聴いていた歌なのに、改めてこの状況下で聞くと、前向きな歌詞からすごいエネルギーを感じ取れます。音楽はその時どきで感じ方も違いますが、好きな曲はずっと心に残り、その曲を聴くたびに、昔を思い出すこともあるのではないかと。例えば育児中の方は、『子どもが泣いてる時に聴いてた曲だな』とか、当時を思い返したりすることもあるでしょうし。だからこそ本作も『あの頃は大変だったけど、映画を観て楽しかったね』といった素敵な思い出になってくれたらいいなと思いました」

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

小池 「すごく温かくてパワーのある曲がたくさんありますよね。歌詞も素敵ですが、 歌っているお姉さんやお兄さん(小野あつこ、花田ゆういちろう)が醸し出すピュアさや温かさもすごく伝わってきます。リハーサル時にお話した時、体操のお姉さんお兄さん(秋元杏月、福尾誠)も含め、4人とも純粋で真っ直ぐな方だなと思いました。声のハーモニーもすごくきれいで感動的だし、体操の動きからもそういったものを感じることができました」

ヘンテコであることは、自分らしくあっていいというメッセージ

――ヘンテコさんの「仲がいいのにケンカをしたり、人の気持ちはヘンテコだ」というつぶやきなど、本作では、大人が観ても心を揺さぶられる台詞がたくさんありました。おふたりは本作からどんなものを受け取りましたか?

横山 「人の気持ちはヘンテコだけどそれでいいし、自分らしくあっていいんだよというメッセージなのかなと。ヘンテコの“変”は人と違うことを認めないということではなく、ヘンテコ世界の人たちはそれを楽しんでいます。まさに今の時代にふさわしい、多様性を認めるということにフォーカスしているんだなと思いました」

小池「僕も本当に深い台詞だと思いました。テーマがシンプルだからこそ心に染みるし、どストレートにぶつけてくれるからすごく分かりやすく伝わりますね。 映画はとてもポップに描かれていますが、根っこの部分がしっかりしていて、大人の心にも響きます。

大人になると、『自分がやってきたことって、本当に正しかったのかな』と考えたり、壁にぶつかったりするけど、きっと、その時々に自分が出会った人や支えてくれる人たちがいてくれたからこそ、立ち上がれてるんだと思います。子どもは楽しく観ると思うけど、大人にはストーリーを追う中で、すごく心に刺さる感じがしました」

横山 「どちらかというと『おかあさんといっしょ』はとても平和な世界で、お兄さんお姉さんは妖精みたいな存在だと僕は捉えていたのですが、本作では今の現実社会が反映されたものを表現しています。小さい子どもたちが観る映画で、現実社会の問題を楽しめる要素として盛り込んだ点がいいのではないかと。『おかあさんといっしょ』はもともと親子で楽しめる番組ですが、大人の方が深く考えさせられるという点が、今回は新しいなと感じました」

小池「僕も自分のシーンで子どもたちが『新たに発想する』ということがすごく新鮮に感じられました。例えば遊びでも、1つものを与えられたら決められた遊び方をするのではなく、こうしても楽しいな、と切り替えるとか。私生活でも役立ちそうなそんなアイディアが、劇中には散りばめられています。それに僕はミュージカルも大好きなので、そういう見方をしてもすごく見応えがある映画になったと思います」

 

――最後に、これから本作を観るファミリーのみなさんへメッセージをお願いします。

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

小池「今はステイホーム期間なので、遠出をして遊びに行くこともできません。家はすごく小さな世界ですが、映画ではもっと広い世界が見られて、ちょっとした体験もできるので、そういう作品を観て、喜んでもらえるといいなと。特に僕自身がエンタメのお仕事をさせてもらう中で、今回、こういう世の中でも子どもが楽しめるコンテンツの一部になれたことに、すごく喜びを感じます。大人も一緒に観れば絶対に楽しいと思うし、刺激をもらえると思うので、ぜひ劇場へ足を運んでほしいです」

横山 「ステイホームだからといって、家の中でずっとテレビだけを観させていいのか、ゲームをやり続けていいのかと考えてしまいます。そういう意味では、子どもと一緒に親子でいろんなものを共有していくことってすごく大切なのかなと。

本作には、コロナ禍でも楽しめる要素がいっぱい詰まっていますし、映画館も感染対策は万全にやっていますので、ぜひ観にきていただきたいです。また、映画を通してわが子の成長を発見したり、子どもがすごく反応したシーンを観て、家に帰ったらこういう遊びをしてみようかなと思ったりと、新たな家族の楽しみ方を見つける きっかけになってもらえたらうれしいです」

『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』は9月10日(金)より全国公開中
出演:花田ゆういちろう、小野あつこ、福尾誠、秋元杏月/横山だいすけ、小林よしひさ、小池徹平…ほか
公式HP: https://eiga-okaasan.jp/2021/

文/山崎伸子

©2021「映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!」製作委員会

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