街中でよく見かける不思議な「アレ」なに? 名前と意味が面白すぎる!

黄色しかない信号に、やわらかい棒や、謎の溝…? 街中でよく見かける不思議な「アレ」たちの、名前や役割、知っていますか?

アートな埋め込みタイル? なんか四角いの埋まってる?   そんな、街で見かける「ナニコレ?」たち。
ついつい気になったままにしがちですが、実は大切な役割を持つものばかり! その働きを一度知ると、見慣れた街の風景も一味違って目にうつるはず。

そこで本記事では「まちのナニコレ?」をクイズ形式で出題! 中でも、道路や地面の「ナニコレ?」に焦点を当てて、その実態をお伝えしていきます。ぜひ親子でクイズを楽しみながら、読み進めてくださいね。

では、さっそく1問目へ!

道路のナニコレ①  オレンジ色の憎いやつ

道路で見かけるオレンジ色のなんだかニクイこの棒。
しなやかに曲がるので、ついつい触ってみたくなります。この棒は、一体なんでしょう?

車線分離標(ガイドポスト)

このオレンジ色の棒は、「車線分離標(ガイドポスト)」と呼ばれるもの。車を運転する人に道路の幅やカーブを示す「視線誘導標」の仲間です。
中でも「車線分離標」が主に示すのは、センターラインや、車道と歩道の境界。しなやかな素材を採用しているのは、たとえぶつかっても車を傷つけないためなのだとか。

道路のナニコレ②  黄色しかないチカチカ信号

中央分離帯などでよく見かける、黄色一色しかないこのチカチカ信号! たった一色で、なにを示しているのでしょうか? これ、何というものか知っていますか?

分岐点用点滅灯(ブリンカーライト)

こちらの信号は「分岐点用点滅灯(ブリンカーライト)」と呼ばれ、上におなじく「視線誘導標」の仲間。主に中央分離帯や、分岐・合流地点などに設置されています。ライトを点滅させることによって、中央分離帯などへの衝突を防ぐよう、運転者に注意を促しているのです。

道路のナニコレ③  スケスケガードレール?

パイプでできたスケスケのガードレール。さまざまなデザインが存在するようですが、そういえばこれって何なのでしょうか?

横断防止柵(歩行者用)

全部まとめて「ガードレール」と呼ばれることが多いこれらの柵は、正式には「防護柵」と呼ばれます。「ガードレール」とはそのひとつで、水平に伸びる長い板が付いた車両用のタイプを指します。

写真のタイプは、「横断防止柵」と言い、歩行者用のタイプ。歩行者がみだりに道路を横断しないように設置されています。

「目玉タイプ」と呼ばれる上図のタイプは国道に多く見られます。他にも…

東京都のシンボル・イチョウがデザインされたものや… ↑

東京都北区では、「北」の文字がデザインされたタイプも見られます。 ↑

道路のナニコレ④  〇がいっぱいのあの道路…

坂道の途中で、地面にたくさんの「〇」型の溝を見つけたことがありませんか? この道路は何と呼ばれ、まるい溝は何のためにあるのでしょうか?

真空コンクリート舗装

この道路は、正式名称を「真空コンクリート舗装」といい、「〇」型の溝はすべり止めとして機能しています。そのため、急な坂道で見かけることが多いのです。舗装はコンクリートの表面を専用のマットで覆い、真空状態にして短時間で行うのだとか!

道路のナニコレ⑤  アートな道路埋め込みタイル?

地面を彩るアートのようなこちらの、タイル…? これが実は何なのか、さすがにバレバレでしょうか?

マンホールのふた

そう、このカラフルなアートの正体は、マンホールのふたです!

マンホールとは、下水管のような地下にある設備を点検・修理するための穴。ふだんは人が落ちないようにふたがされていますが、このふたの多岐にわたるバリエーションが昨今注目を集めているのです。

ご当地マンホール

なかでも人気なのが、「ご当地マンホール」と呼ばれ、その地域ごとの名物や観光名所が描かれたもの。

広島県広島市なら、広島東洋カープのマスコットキャラクター・カープ坊や。新潟県佐渡市なら、特別天然記念物のトキ。神奈川県横須賀市なら、幕末に浦賀にやってきたペリー提督と黒船。
その地域でしか見られない絵柄は、海外からの観光客からも高い評判を得ています。

マンホールのなかま

その他にも、マンホールと勘違いされがちな「マンホールのなかま」がさまざまに存在することをご存知でしょうか?

ハンドホール

 

上のふたつは「ハンドホール」と呼ばれるもの。電気や通信のケーブル、ガス管などの管理・点検用の穴で、人が中に入らずに手だけを入れて作業することから「ハンドホール」と呼ばれています。

親子マンホール

 

ほかにも、大型の機械を入れるための直径90cmのふたと、人が出入りするための60cmのふたが組み合わせられた「親子ふた」や、↑

消火栓

 

地下に消火活動のための消火栓が設置されているものも!  ↑

地面のナニコレ⑥   なんか四角いの埋まってる

街を歩いていて「なんか四角いの埋まってる!」と思ったこと、ありませんか? よく見ると文字が書かれたこの標識は、いったい何なのでしょうか?

境界標

これは「境界標」と呼ばれるもので、土地や道路区域の境界を示すための標識です。

石やコンクリート、金属などさまざまな材質のものがあり、矢印の先や十字の中心が境界の点を指しています。
次に街で見かけたときには、それが何の境界を示しているのか観察してみてくださいね。

道路脇のナニコレ⑦  今どき電話ボックス?と思いきや

電話ボックスを見かけて、スマホがなかった時代を懐かしんでいませんか? この公衆電話、実はただの「懐かしい」公衆電話ではないのです。

Wi-Fi基地局つき公衆電話ボックス

この公衆電話には、なんとWi-Fiアンテナが付いています。公衆電話ボックスをアンテナ設置場所として利用することで、街中にWi-Fi基地局を増やすことができるのです。長時間停電したときに備えて、非常用電源も付いています。

ちなみに、災害が起きて電話回線が混んでいるときでも、公衆電話は繋がりやすいことをご存知でしたか? ぜひ、いざというときのために覚えておいてくださいね。

小さな疑問を解決! 子どもの知的欲求を楽しく刺激してくれる図鑑

ここまで7つの「まちのナニコレ?」をクイズ形式でお伝えしてきましたが、いくつ正解できましたか?

小学館の図鑑シリーズ〈キッズペディア〉『まちのナニコレ?図鑑』では、以上の7つを含む、街で見かけるさまざまな不思議なモノの名称と役割をボリューム満点でご紹介!

『キッズペディア まちのナニコレ?図鑑』|小学館|2090円(税込)

フルカラーの写真とともに、「いつも見ているアレ、そういえば何なの?」といった小さな疑問を解決します。さらに、疑問を解決していくことで、子どもたちの知的欲求を刺激! 大人にとっても新たな発見がたくさん詰まった一冊なので、ぜひ親子でいっしょに読んでみてくださいね。

構成/羽吹理美

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