年賀状・おせち料理・初詣・初日の出など一年に一度のお祝いで楽しみな「お正月」。特に、お子さんはお年玉が貰えるので待ち遠しいでしょうね。お年玉をいくら渡すか考え中の方もいるのではないでしょうか。
小学館の学習雑誌『小学一年生』では、2017年度の小学一年生の保護者1,000人に「お子さんのお年玉」についてアンケートを実施しました。子供だけでなく大人も気になる「お年玉」の実情は!?
お年玉を誰からもらいましたか?
最初に、お年玉を誰からもらったかについて聞いてみました。
孫パワー恐るべし!?驚きの結果は・・・
95.7%と圧倒的に多かったのは、祖父母からでした。年末年始は、家族みんなで過ごすために実家に帰るご家庭も多く、おじいちゃんおばあちゃんもお孫さんにお年玉を渡すのを楽しみにしているのではないでしょうか。
次に多かったのは、親戚からで74.7%の人が貰っていました。お正月は、普段中々会えない親戚にも新年の挨拶や新年会などで会うことが出来るので、その際にお年玉を貰えるのでしょうね。
両親から貰っているという人は、49.7%で全体の約半数でした。意外な結果に感じますが、渡す人も渡さない人もちょうど半分ずつというのは面白いですね。その他は7.9%と少なく、主に近所の人や両親の友人などから貰っているようです。
貰った金額の合計は多い?少ない?
次に「貰ったお年玉の合計」について聞いてみました。
第一位は「1万円」!
お年玉の合計金額で多かったTOP3は、1万円・2万円・1万5千円となりました。小学一年生のお子さんにとっては大金なのでとても嬉しいことでしょうね。4番目以降も3万円、5千円、4万円とキリのいい金額が続きました。5千円札や1万円札でお年玉をあげている人が多いのではないでしょうか。また、合計金額が1万5千円以内の人は、全体の52.8%となりました。
お年玉の使い道は?
形はどんなものであれ、子供のために使う家庭がほとんど
最後に「お年玉の使い道」について聞いてみました。
1位 貯金 62.0%
2位 おもちゃ 7.8%
2位 未定 7.8%
4位 子どもが欲しいもの 6.0%
5位 本 4.6%
お年玉の使い道で一番多かったのは、貯金で62.0%でした。お年玉を貰ったからすぐ使うのでは無く、しっかりと貯めるのは大事ですね。おもちゃと未定は、同じ票数で第2位に選ばれました。お年玉を持っておもちゃを選ぶのも、これから何に使うか考えるのも、ワクワクしますよね。4位は、子どもが欲しいものでした。お子さんが貰ったお年玉は、お子さんが欲しいものに使って余ったら貯金という方もいるのではないでしょうか。それ以外の使い道としては、旅行代や習い事の月謝など物ではなく体験・経験などに使う人もいるようです。
お年玉に関するアンケート結果、いかがでしたか。これから大掃除や新年の準備など忙しくなってきますが、お子さんが楽しみにしているお年玉も忘れずにしっかりと準備してあげたいですね。
調査・文/ケイピイ企画 東家範幸