鉄のフライパンの基礎知識とおすすめ5選! 気になるお手入れ方法もご紹介

料理には欠かせないアイテム、フライパン。深さや形、素材など、フライパンにもさまざまなタイプがありますね。フッ素加工やアルミなどさまざまな素材があるなかでも、本格的なイメージがあるのが鉄のフライパンです。料理好きなら一つは手に入れてみたいと思う反面、どんなものが良いかわからない、どのメーカーが良いか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、鉄のフライパンのメリットや基本的なお手入れ方法をあらためて解説。鉄のフライパンのおすすめ品も選りすぐって紹介します。

鉄のフライパンを使うメリットとは?

鉄のフライパンには、調理をよりレベルアップするメリットがあります。次から詳しく見ていきましょう。

熱伝導・保温性の高さ

フライパンの長所としてまず挙げられるのが熱伝導の高さ。素早く均一にフライパンの温度が上がるため、焼ムラなく仕上げられます。

また、保温性が高いのも特徴です。熱を逃がしにくいため、余熱調理など絶妙な熱の通し方ができます。

耐久性の高さ

耐久性の高さも鉄フライパンの長所です。たとえばフッ素樹脂加工のフライパンには優れた点がいくつもあるものの、使うにつれてコーティングがはがれてしまいます。

しかし、鉄製フライパンは摩耗や熱に強いのが特徴。手入れ次第では10年以上は持ち、使うほどに油がなじんでいく過程を楽しむこともできます。

鉄フライパンのお手入れ方法

鉄フライパンを長く使うためには、適切なお手入れが必要です。ここからは、ほかの素材のフライパンには無い、独特なお手入れ方法について解説します。

使いはじめはシーズニング(油ならし)

鉄フライパンの使いはじめにはシーズニング(油ならし)が必要です。さび付きを防止し、食材のこびりつきを防ぐことができます。また、新品の場合はさび防止にワックスやシリコンが塗布されているので、シーズニング前にはきれいに洗い流しましょう。

シーズニングの一般的な手順は以下のとおりです。

1.煙が出るまで空炊きします。高温になるのでやけどに注意し、換気も十分行いましょう。

2.煙が出始めたら多めの油をまわし入れ、さらに熱します。

3,表面全体にまんべんなく油をなじませ、一度油を捨てます。

4,再び油を引き加熱します。

5.野菜くずを炒めて油をなじませます。

このシーズニングを、使い始めの時期は何回か行いましょう。また、調理前には3までの工程を行う「油返し」も行います。

調理後のお手入れはお湯で

鉄フライパンでの調理後は、基本的には洗剤を使わずお湯で洗いましょう。たわしやささらを使い、汚れをこそぎ落とします。

ただし、汚れがひどい場合には洗剤を使っても問題ありません。洗剤で洗ったあとは焦げ付き防止にもう一度シーズニングを行うのがおすすめです。

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鉄フライパンを選ぶ際のポイント

続いて、鉄フライパンを選ぶときのポイントを紹介します。

サイズ

まず大切なポイントはサイズ。どんなに良いフライパンでも、収納や調理に不向きなサイズでは使い勝手が良いとはいえません。

あらかじめコンロや収納スペースを測り、欲しいサイズの目安を決めておくのがおすすめです。また、鉄フライパンはかなり重さもあるので、収納場所の耐久性にも注意しましょう。

重さ・厚み

鉄フライパンは、フライパンのなかでも比較的重い存在。重すぎて持ち上げられない、ということが無いように重さもしっかりとチェックしましょう。購入時はできれば手に取り、調理のしやすい重さを選ぶことが大切です。

また、鉄フライパンは厚いほど熱伝導が緩やかになります。たとえばハンバーグなど厚みのあるものをじっくり焼きたいなら2mm以上のものがおすすめ。作る頻度が高いメニューや、手持ちの調理器具とのバランスを考えて、フライパンの厚みも判断基準に入れてみましょう。

鉄フライパンのおすすめ5選!

燕三条 鉄 フライパン 28cm IH対応 A-77428 – アーネスト

鉄フライパンながら重量1,000gと軽量なのがこちらのフライパン。「鉄フライパンを使ってみたいけれど重さがネック…」という人にもおすすめです。

表面にほどこされているのは槌目加工と繊維のような微細な凹凸の「ファイバーライン」。焦げ付きやこびり付きを防ぎ、高い熱伝導率と油なじみの良さを実現しています。また、深型なので炒め物や焼き物だけでなくスープやカレーといった料理にもおすすめ。取っ手は熱くなりにくいステンレス製です。

匠 日本製 フライパン 24cm IH対応 マグマプレート TAKUMIJAPAN 鉄製MGFR24 – タクミジャパン(TakumiJAPAN)

「匠」というネーミングにふさわしい、ハイクオリティなフライパンです。

表面に独自の凹凸をほどこしたマグマプレートで、油なじみの良さ、素早く高い熱伝導率を実現。適度な深さもあるので、具材の量が多くても炒めやすいのがポイントです。取っ手には手になじみやすい天然木を使用。手ごろな値段なので、まず一つ鉄のフライパンが欲しいという人にもおすすめです。

日本製 マグマプレート鉄フライパン 25cm IH対応 ふた付き – 柳宗理

戦後、日本を牽引したファクトリーデザイナーの柳宗理。優れた機能性と実用性、洗練を極めたデザインが魅力のキッチンブランドもまた、長く愛されています。

柳宗理のフライパンは、上から見ると行平鍋にも似た左右のフォルムが特徴です。注ぎ口として使えるだけでなく、ふたを回してずらせば吹きこぼれ防止に、ふたで中身を押さえながら湯切りをすることもできます。熱伝導を高め焦げ付きを防ぐマグマプレートを使用。普段の料理が格段にランクアップします。

クラシック フライパン 24cm 65524 – turk(ターク)

スキレットのような素朴な見た目が目を引くのは、ドイツの老舗・turk(ターク)社のフライパン。できた料理をのせたまま食卓に置いてもおしゃれな一品です。

1857年の創業以来変わらない製法で作られ続けているturkは、使うごとに変化する使用感が魅力。自分だけのフライパンを「育てる」楽しみは、ツールにこだわる料理通ならではのものですね。

日本製 鉄フライパン 24cm IH対応 鉄職人 ソテーパン アウトドア キャンプ HB-1520 – パール金属

最後に紹介するのは新潟県のメーカー、パール金属の一品。パール金属はベーシックなキッチンアイテムからアウトドア用品までさまざまな商品を展開しています。

パール金属の鉄フライパンは、耐久性・耐熱性に優れた、質実剛健なプロ仕様。深さもあるので具材たっぷりでもしっかりと調理できます。値段が手ごろなのもうれしいポイント。気軽に鉄フライパンを使いはじめられますよ。

鉄フライパンで料理をランクアップ!

 

本記事では、鉄フライパンのメリットや選ぶ際のポイント、使いはじめに行うシーズニング(油通し)の解説に加え、人気の高い鉄フライパンを紹介しました。

本格派のイメージが強い鉄フライパンは、独特なお手入れ方法などにハードルの高さを感じる人もいるかもしれません。しかし、適切なお手入れ方法を実践すれば、使うほどクオリティが増して鉄フライパンならではの魅力を味わえます。最適な一品を見つければ長持ちするので、キッチンでの良き相棒になりますよ。今回紹介した内容をふまえて、あなたにぴったりな一品を見つけてみてくださいね。

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文・構成/HugKum編集部

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