【千切りキャベツ】の保存方法|使いやすさ抜群で長持ちさせるコツ

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トンカツには山盛りの千切りキャベツが欠かせません。繊細に細く切られたキャベツは柔らかく、たくさん食べられますよね。ところが、時間が経つとすぐに張りを失ってしまうのが難点です。どうすれば良い状態で保存ができるのでしょうか。おいしい千切りのコツと、保存方法をご紹介します。

キャベツの千切りを常備したい理由

免疫力を高め、肌の調子を整える働きの他にも、キャベツには秘めた力があります。

一日に必要な野菜の量とは

売り場でよく見かける、カット野菜や千切りキャベツの袋詰め。これらは100gや150gで売られていますね。ちなみに、大人が一日に必要な野菜の量は、350gです。袋詰めの野菜に置き換えると、3袋と1/2です。なかなかの量ですね。目安となる量をイメージしながら、オイルや塩でしんなりとさせたり、加熱したりしながら、摂取量を目指してください。

キャベツ・ファースト

血糖値が気になる方の対策として、食事の最初に葉物野菜を口にする心がけが推奨されています。これは血糖値の急激な上昇を抑える働きがありますが、ダイエット中や、油ものを食べる前にもおすすめの方法です。食べすぎや、胃もたれを防いでくれますよ。続けるコツは、常に千切りキャベツを取り出せるように備えておくことです。

おいしい千切りに仕上げる方法

まずは、基本的なキャベツの洗い方や、千切りの方法についてご説明します。

葉をむく

畑で育つキャベツは、土や細菌、青虫が隠れていることがあります。一枚ずつ洗いながら注意することが基本です。

・手順

【1】外側の硬い葉をはずします。この葉は生食には向きませんが、加熱調理に使うことができます。
【2】その下の柔らかい葉を2枚ほどはずします。流水に当てながらむくと、はずしやすいですよ。
【3】白く硬い芯は、包丁で切り取ります。

芯には甘みがあります。フライにするとおいしいです。

【4】切りやすい大きさに丸め、包丁を使って千切りに切ります。繊維を断ち切る方向に包丁を入れると柔らかく、また繊維に沿って切ると加熱しても食感が残ります。

くし切りから

大量に切りたい時は。くし切りにしてからスライスすると、葉がバラけることがありません。

・手順

【1】キャベツを1/4程の大きさにカットします。
【2】水を張ったボウルに浸けて、振り洗いしてください。葉の間に水が入るので、汚れが落とせます。
【3】内側の葉と、外側で2つのブロックに分け、手で押さえながら千切りにします。

生で食べる場合は、できる限り細いほうが柔らかくておいしいです。加熱や、冷凍する場合は太めに。

食べる直前に水にさらす

ご自分でカットしたキャベツはもちろん、市販の千切りキャベツでも、食べる直前に水にさらすひと手間で、おいしさが変わります。ただし、長く浸けておくと水溶性の栄養分が流れ出てしまいますから、時間は20秒程度を目安に。

・手順

【1】千切りにしたキャベツを冷たい水に浸けます。
【2】ザルに上げ、しっかりと水を切ります。

キャベツの千切りに欠かせないグッズ

一気に大量の千切りを作ることができる道具があると、調理が楽しくなりますよ。

 キャベツ ピーラー  FCP-01 

均等で細い仕上がりになり、みるみるうちに大量の千切りキャベツが出来上がります。毎日、たくさん食べたい場合のマストアイテムです。

OXO サラダスピナー

千切りキャベツは、仕上げに水にさらすことがポイントですが、水が残るとドレッシングが薄まります。水切りの一手間で、キャベツが好きになるかもしれません。

千切りキャベツの冷蔵保存

千切りキャベツの保存は、どうしたら長持ちするのでしょうか。

冷蔵

次の日までに食べきる量なら、冷蔵で保存します。

・タッパー

千切りにしたキャベツをタッパーに入れ、水に濡らしたペーパーをかけてください。乾燥から守ることができます。

・野菜用保存袋

できるだけ空気を抜いて、封をしてください。野菜専用の保存袋なら、新鮮さが保たれやすいです。

保存期限

キャベツは保存性が高く、千切りにしてから1週間~10日間程度はおいしく食べることができます。

塩もみしてから保存

塩で揉んだ千切りキャベツは、アレンジが無限に広がります。切るついでに塩もみまでしておけば、コールスローの下ごしらえまでが、終わります。

・手順

【1】キャベツを太めの千切りにします。
【2】キャベツ1/2個(500g)に対して、小さじ1を目安に塩をふりかけます。全体にまぶしてください。
【3】キャベツを入れたザルにボウルを重ねて水受けにします。ラップをして冷蔵庫で30分寝かせると水がでます。または、ポリ袋に入れて、振りながら揉んでもOK。
【4】最後に手でしっかりと水を切ってください。かさが半分ほどになり、しんなりとして食べやすくなります。

保存期限

冷蔵で4〜5日のうちにお召し上がりください。

冷凍もできる、キャベツの千切り

千切りにしたキャベツを冷凍保存しておくと、茹でたキャベツのように柔らかくなります。加熱すると、味や食感の変化は気になりません。

冷凍

フリーザーバックに詰めて空気を抜きます。薄く平らにすると冷凍が早く進みます。

保存期限

1か月程度のうちにお使いください。

解凍

・自然解凍

冷凍庫から冷蔵庫に移し、3時間程度で食べることができます。冷凍の作用によって食感は柔らかくなりますが、ゆでキャベツのような食感です。

・加熱調理に

冷凍のまま加熱調理に使うこともできます。繊維が柔らかいので、短時間の加熱で十分です。味もよく染み込みますよ。

袋の上から軽くもむと、みじん切り状に砕けます。お好み焼きなら、凍ったまま粉に混ぜて焼くと、水が出ずフワフワに。

大量消費に! 下味冷凍

コンソメや、塩昆布といったお好きな味と一緒に混ぜてから冷凍しておくと、サッと一品が出来上がります。

下味冷凍 キャベツのコンソメ和え 冷凍方法

解凍後にハムやツナを混ぜると、ホットサラダに。簡単に出せる一品になります。

◆材料

(2~3人分)

あらめの千切りキャベツ 1/4個分
コンソメ(粒状) 小さじ1と1/2
オリーブオイル 小さじ1

◆作り方

【1】フリーザーバックにすべての材料を入れて、軽くもみます。
【2】空気を抜いて封をして、冷凍庫で凍らせます。余裕をもって詰めるほうが、取り出す時に砕けません。

電子レンジで解凍する方法と調理法

冷凍庫から出して、軽く振ると取り出しやすくなります。

・手順

【1】耐熱容器に中身を移し替え、電子レンジ(500w)で5分間加熱します。
【2】カットしたハムを混ぜて、お召し上がりください。

保存期限

冷凍庫で1か月程度、おいしく保存できます。

千切りキャベツで作る人気のレシピ

次のページからは、千切りキャベツを使って作れるレシピをご紹介します。たっぷりストックした千切りキャベツを使って、サラダ、煮込み料理、スープなど、おいしいメニューに仕上げてくださいね。

次のページは▶▶食べやすい千切りキャベツ

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