いんげんを使った離乳食はいつから?
いんげんは、歯ごたえがある野菜で、裏ごしもしにくい野菜です。離乳食中期の後半~離乳食後期にかけてスタートするのがおすすめです。
いんげんの下処理方法
歯ごたえがあるので下処理を
離乳食で使ういんげんは歯ごたえがあり、噛んだり消化するのに時間がかかりますので、赤ちゃんが食べる前には下処理が必要です。
下処理の2ステップ
1.筋をとる
2.両端を切る
湯がく前に切ってもいいのですが、そのまま湯がいてから切った方がやわらかく、調理しやすいです。大人が思うよりもずっとずっとやわらかく湯がいてあげましょう。
いんげんを使った離乳食レシピ
【離乳食後期】 いんげんのみそ汁
普段のお味噌汁にいんげんを加えて色鮮やかにいただきましょう。
<材料>
じゃがいも 15g
にんじん 15g
いんげん 5g
かつお昆布だし 150ml
味噌 0.5g
<作り方>
・じゃがいもとにんじんは煮やすい大きさに切る
・いんげんは下処理をする
1.かつお昆布だしで、じゃがいも、にんじん⇒いんげんの順に切る
2.1がやわらかくなったら取り出して5㎜の千切りにする
3.1の煮汁を80mlにして2を加えひと煮立ち
4.味噌を入れて風味をつける
【離乳食完了期】 いんげんのグラタン
赤ちゃんも大好きなホワイトソースでグラタンにします。
<材料>
マカロニ(ゆでた合計) 50g
いんげん 10g
チーズ 5g
Aホワイトソース 下記のうち30g
玉ねぎ 1/4個
牛乳 150ml
バター 20g
小麦粉 大さじ2
<作り方>
・マカロニは茹でる
・いんげんは下処理する
・玉ねぎを薄く切る
1.まずはホワイトソースを作る。鍋を火にかけバターと玉ねぎを入れて炒める
2.小麦粉を入れて弱火で炒める
3.牛乳を3回に分けて混ぜながら入れる
4.いんげんを湯がいて1㎝に切り、器に入れて、マカロニ、3のホワイトソース、チーズをかける
5.オーブンで5分、チーズに焼き色がつくまで焼く
離乳食のいんげんに関する体験談
HugKum編集部では、1~2歳のお子さんがいるママやパパを対象に、離乳食のいんげんに関するアンケートを実施しました。まずは、お子さんがいんげんを食べた様子についてお聞きしました。
Q.離乳食でお子様はいんげんを好んで(嫌がらずに)食べてくれましたか?
「離乳食のいんげんはまだ」と答えたパパママが半数を超えました。加熱しても、やわらかくなりにくいいんげんは、離乳食に取り入れにくいようです。それでも30%を超えるお子さんが食べられています。
ママパパの体験談
体験談も見てみましょう。筋があるとやはり食べにくいようです。汁物に入れたり、冷凍いんげんを使うというアイデアも。この記事で紹介したグラタンもお子さんが好みそうな味です。調理の仕方を工夫したいですね。
料理に取り入れると鮮やかな緑色が映えるいんげん。ぜひ離乳食に取り入れてみてくださいね!
記事監修
一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。
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