字が綺麗な人の性格には特徴がある⁉ 綺麗な字を書くコツや、書き順の法則をご紹介

字が綺麗だと、「育ちがよさそう」「頭がよさそう」というイメージをもちませんか?
なぜ、字が綺麗な人は、そのような印象をもたらすのか、この記事で説明していきましょう。また、字が綺麗な人の性格の特徴やメリット、字が綺麗ではない人のデメリット、字が綺麗な人になる方法も紹介していきます。

字が綺麗な人は、いい印象を与えることができる⁉

字が綺麗な人は、いい印象を与えることができると思いませんか。これから、なぜ綺麗な字が書けるのか、字が綺麗な人の特徴や印象、綺麗な字が書ける人になるための方法について紹介していきます。

なぜ美しい字が書けるの?

字が綺麗な人には美しい字が書ける秘訣があります。それは、筆記用具の持ち方、文字を書く姿勢、書き順が正しいことです。また、文字のバランスを見ながら書けるのがポイントでしょう。

字が綺麗な人の特徴や性格

あくまでもイメージの範囲ではありますが、字が綺麗な人の特徴や性格を解説していきましょう。

落ち着きがある

字が綺麗な人は、字を丁寧に書いている印象があります。そのため、どんなことにも慌てず、気持ちのコントロールができ、落ち着いた性格といえるでしょう。

育ちが良い

字が綺麗な人は、幼い頃からしっかりと躾を受けているイメージがあります。そのため、育ちの良さを感じます。

姿勢がいい

綺麗な字は、正しい姿勢から生まれます。ということは、綺麗な字を書く人は姿勢がよく、字を書かないときでも姿勢がいいはず。これは、見た目の美しさにつながるのではないでしょうか。

思いやりがある

字が綺麗な人は、自分以外の人のためも考えて字を書いていると考えられます。たとえば、手紙やメッセージカードでは、相手のことを思い、気持ちを込めて書きますよね。そのような感じで文字を書いているので、相手を思いやる気持ちがある人に思えます。

上品

綺麗な字には、品があります。品がある字が書ける人は、その本人も上品な印象をもたらします。

字が綺麗な人のメリット

字が綺麗な人のメリットをご紹介します。

いい印象を与える

「字は体を表す」という言葉があるように、字がその人の印象を決めます。書類に綺麗な字で名前や住所を書けば、「几帳面でしっかりとした人」という印象をもってもらえ、信頼してもらいやすくもなります。

コミュニケーションがスムーズ

字が綺麗だと、メモ書きでもすらすらと読むことができます。たとえば、他人にメモ書きを渡したときにも、スムーズなコミュニケーションをとることができるでしょう。

好感度が上がる

綺麗な字を見ると、「どんな素敵な人が書いているのだろう」「優しくていい人そうだな」という気持ちを抱かせます。このことからもわかるように、好感をもってもらえるのもメリットです。

字が汚い人のデメリット

字が綺麗ではない人にはデメリットがあります。どのようなデメリットがあるのかご紹介します。

誤解を招く

字が汚いと、相手に正しく伝わらないことがあります。たとえば、字が汚いためにテストの回答が不正解になったり、重要な書類を読み間違えられたりなどです。また、文字を読む人に時間を取らせてしまう可能性もあります。

ミスが増える

字が綺麗ではない人は、自分で書いた文字であっても見間違う、読み間違うことがあります。それが顕著になるのが計算のときです。文字を見間違えて、計算ミスが増えるケースはよくあります。

印象が悪くなる

字があまり綺麗ではないと、人から字を見られたときの印象が悪くなることがあります。たとえば、上司や先生などの目上の人に、汚い字で書かれた書類を渡したとしましょう。そうすると、パッと見て汚く見えるので、いくら内容がよくても、文字の汚さで評価が下がってしまう可能性があります。

字が綺麗な人になるための方法

字が綺麗な人になるには、ちょっとしたコツがあります。今からご紹介するコツ・方法を試してみてください。

字が綺麗な人になるための方法とは?

字のバランスを調える

字のバランスを変えるだけでも、きれいな文字に見えます。ひらがなは小さく、漢字は大きく書くと、メリハリがつき、バランスがよくなります。漢字は10、ひらがなは8、カタカナは6くらいの割合で書いてみてください。一文一文が読みやすく、綺麗に見えます。

また、線と線の間にできる隙間の大きさを均等にすると、文字の歪みが感じられず、バランスのいい美しい文字になります。

書き順を守る

文字の書き順を守ると、きれいな文字が書けます。これには、「文字が書きやすい」「楽に文字が書ける」「たくさん書いても手が疲れにくい」という理由があります。

書き順を守ってきれいな文字を書きましょう。書き順の基本ルールは次のとおりです。

・上から下へ
・左から右へ
・縦横が交わる字は横棒が先
・左はらいが先
・真ん中を貫く画は最後
・外側を囲む画が先
・真ん中と左右がある場合は真ん中が先

まっすぐ線を書く

まっすぐの線は、シャープできれいな印象を与えます。これは、文字の線も同様です。文字の線をまっすぐ書くように心がけましょう。まっすぐ書けない場合は、ゆっくりまっすぐ書く練習をするとよいでしょう。

右上がり・右下重心に書く意識を持つ

文字はやや右上がりに書くと、文字に躍動感が生まれ、シャープに見えます。とくに漢字は右上がりに書くのがおすすめです。また、右下に重心を置くようにして書くと安定感が出ます。

ただし、やりすぎは厳禁。上がり過ぎ、下がりすぎだと文字のバランスが崩れるので、気持ち右上、気持ち右下に重心を置く程度にとどめてください。

字間を意識して書く

字と字の間の間隔を「字間」といいます。この字間をそろえることで、字が汚くてもトータル的にきれいに見えます。字間をそろえるように意識して文字を書きましょう。

子どもには字が綺麗な人になってほしい

子どもには字が綺麗な人になってほしいですよね。前述したとおり、字が綺麗な人はメリットがたくさんあり、印象もよくなります。

小さい頃から綺麗な字を書く練習をしておけば、大きくなってからもきっと役立つはずです。綺麗な字を書く練習をしましょう。字を綺麗に書くのには、頭の良さはいりません。ちょっとした心がけによってきれいな文字は書けるようになります。

以下の記事では、字を綺麗に書くポイントや字の練習帳などをご紹介しています。字が綺麗になりたい、字を綺麗に書く子になってほしいという方は、参考になさってくださいね。

「字」に関するこちらの記事もチェック

習字セットで美文字に!道具の名前や、お手入れ法は?男の子・女の子&大人用をセレクト
小学校3年生から「書写」の授業がはじまります。そのとき必要となってくるのが習字の道具です。そこでこの記事では、習字セットの中身の名前、必要な...
【字の練習方法】子どもの字が下手なのはなぜ? 書き方のポイントや子ども向けテキストをご紹介
子どもの字が下手なのはなぜ? 「字の形やバランスが理解できていない」 「鉛筆の持ち方や書き順を間違っている」 などなど、子どもの字が下...

文・構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事