きなこのレシピ6選|人気コンビのきなこ+パン、簡単お菓子やおかずなど子どもが喜ぶレシピ集

幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたレシピの中から、きなこを使った6品をピックアップ!きなこと相性抜群のフレンチトーストや揚げドーナツ、簡単パウンドケーキや、隠し味に効かせたおかずなど、ほんのり優しい香りに心が和みます♪

きなこを使ったおかずのレシピ

【1】オクラのパコダ

スパイスを混ぜた衣をつけて揚げるインド風天ぷら。スパイス香る衣の中に、ほんのりきなこの香りも。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
オクラ 10本

【A】
きなこ 大さじ3
薄力粉 大さじ3
クミンパウダー※ 小さじ1/2
コリアンダーパウダー※ 小さじ1/2
塩 小さじ1/4
しょう油、しょうがのしぼり汁 各少々
冷水 大さじ5

揚げ油 適宜
※クミンパウダー、コリアンダーパウダーのかわりにカレー粉小さじ1/2でも可。

◆作り方

【1】オクラはへたの部分を切り落とす。
【2】ボウルに【A】を順に入れて混ぜ合わせる。
【3】【1】に【2】の衣をつけ、180度の油で揚げる。衣がおいしそうに色づいたらOK。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

きなこを使ったパンのレシピ

【1】きなこと豆乳のひと口フレンチトースト

豆由来のたんぱく質もたっぷり!きなこの風味がよく、甘さ控えめなのに十分なおいしさが口に広がります。

◆材料

(子ども1人分)
食パン(8枚切り) 1枚

【A】
溶き卵 1/2個分
無調整豆乳 大さじ2
きなこ 小さじ2
砂糖 小さじ1/2

バター 小さじ1

◆作り方

【1】食パンはひと口サイズに切る。ボウルに【A】を入れて混ぜ、食パンを両面とも浸す。
【2】フライパンにバターを熱し、【1】を両面とも焼く。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍。自身も母として「食育」を実践している。

『めばえ』2016年5月号

【2】にんじんのきなこドーナツ

すり下ろしたにんじんは、料理にもお菓子にも大活躍!にんじん独特のくさみが取れ、サクッと香ばしいおいしさ。

◆材料

(作りやすい分量)
にんじん 1本
食塩不使用バター 20g
砂糖 40g
溶き卵 1/2個分
小麦粉 100g
塩 少々
ベーキングパウダー 小さじ2/3
揚げ油、きなこ 各適宜

◆作り方

【1】にんじんは皮をむいて輪切りを4枚作り、残りはすりおろして軽く水気を絞る。
【2】室温に戻したバターをボウルに入れて砂糖を加え、泡立て器でなめらかになるまで混ぜる。すりおろしたにんじん、溶き卵を加えて混ぜ、小麦粉、ベーキングパウダーをふるい入れ、塩を加えてヘラでさっくりと混ぜる。
【3】鍋に揚げ油を入れて中温に熱し、輪切りのにんじんを素揚げする。次に、丸い口金をつけた絞り出し袋に【2】を入れて鍋の上で絞り出し、キッチンばさみで4cmほどの棒状に切って揚げ油にそっと落とす。2~3分転がしながらこんがりと揚げ、油を切って器に盛り、きな粉をふる。素揚げしたにんじんを添える。

教えてくれたのは


コウ ケンテツさん

料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

『めばえ』2018年3月号

きなこを使ったお菓子のレシピ

【1】きなこパウンドケーキ

ほんのり感じるきなこの風味が香ばしい。ふっくら焼いて生クリームを添えていただきましょう。

◆材料

(8×18cm 1本分)
【パウンドケーキ】
【A】
薄力粉 100g
きなこ 30g
ベーキングパウダー 小さじ1

【B】
砂糖 80g
卵 2個
米油(サラダ油でも可) 40g
生クリーム 100ml

【きなこクリーム】
【C】
生クリーム 100ml
砂糖 大さじ3

きなこ 大さじ3

◆作り方

【1】【A】をざるなどでふるっておく。
【2】【B】をボウルに入れて、泡立て器で砂糖が溶けるまで混ぜたら生クリームを混ぜる。
【3】【2】に【1】を入れてゴムベラでざっくり混ぜ、パウンドケーキの型に入れる。
【4】180℃に予熱したオーブンで35~40分焼く。
【5】【C】をボウルに入れて泡立て器(量が少ないので電動がおすすめ)でクリーム状にしたら、きなこをさっと混ぜ合わせる。カットした【4】にお好みでのせる。

教えてくれたのは


minokamo 長尾明子さん

料理家・写真家。出身地の岐阜県美濃加茂市から名前を取った「minokamo」は、料理提案・提供時の活動名。季節や土地の食材、素材を活かしたおいしい料理、写真家としてのセンスが光るおしゃれな料理が人気で、出張料理やメディアの撮影など幅広く活躍。

『めばえ』2018年4月号

【2】こねこねクッキー|子供と一緒に作ってみよう

ただこねるだけで超簡単にできるクッキーレシピは覚えておくと便利。休日のゆっくりとした時間を見計らって、親子でおやつ作りにトライ!

◆材料

(直径約3cm×25個分)
バター 60g
砂糖 30g
小麦粉 90g
ベーキングパウダー 小さじ1/4

【A】
きなこ 大さじ2
砂糖(あれば粉糖) 大さじ1/2~1
塩 ひとつまみ

◆作り方

【1】ビニール袋にバターと砂糖を入れてこねる。
【2】小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ、【1】に加えてこねる。
【3】1.5cm程度の丸形に丸める(生地がやわらかくなりすぎたら30分ほど、冷蔵庫で冷やす)。
【4】170℃に予熱したオーブンで15~20分焼く。粗熱がとれたら、混ぜ合わせたAをビニール袋などに入れてまぶす。

◆ポイント

こねる:★☆☆

手でモミモミしてこねます。仕上げが不均一の場合は、お母さんが最後に調整してください。

丸める:★★☆

生地をちぎって丸めます。サイズは多少、バラつきがあっても大丈夫。
※星印は難易度1~3を表しています(★1つが比較的容易)。子どもの成長に合わせ、お手伝いをさせるときの目安にしてください。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。おいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『めばえ』2014年7月号

【3】ココアミルクのくずもち風

昔懐かしの和菓子を洋風に。もっちりさがおいしい

◆材料

(13×19cmのバット1台分)
ココア 大さじ2

【A】
砂糖 40g
片栗粉 50g
牛乳 250cc

コンデンスミルク・きなこ 各適量

◆作り方

【1】小鍋にココアを入れ、【A】の牛乳大さじ1~2を少しずつ加えながら、滑らかになるまで混ぜる。【A】を順に加えて泡立て器で混ぜる。
【2】【1】の鍋を弱火にかけ、常に木べらで 底から混ぜながら火を通す。強い粘りが出たら1分ほど、さらに混ぜる。
【3】バットにラップを広げて【2】を移し、 上からラップをのせて平らにならし、 粗熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やす。食べやすく切って器に盛り、コンデンスミルクやきなこをかける。

教えてくれたのは


中村陽子さん

料理研究家。料理研究家のアシスタントを経て独 立。かわいくて簡単に作れるレシピが人気。二児の母。

『ベビーブック』2016年9月号

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