文房具プレゼンターが最近の【消しゴム】を比べてみました♪進化した消し心地がすごい!

小学生の使う鉛筆が親世代が小学生だっと時よりも濃くなっています。それに伴い「濃い鉛筆が消せる」を全面に打ち出した消しゴムが増えています。具体例を交えてご紹介していきます。

アーチ消しゴム小学生学習用100(サクラクレパス)

この消しゴムの最大の特長は、「強い筆圧で書いた文字もよく消える」ことと「スリーブ(持つところに巻いてある紙)が消しゴムに食い込み割れてしまうことを防げること」です。

「消しゴム」という名前ですが、現代の消しゴムは「ゴム」ではなく「プラスチック」で作られています。この「アーチ消しゴム小学生学習用100」にはプラスチックの中にさらにメラミンフォーム(特殊発泡体)を混ぜていて、次のような特長があります。

・よく消える

・軽い力で消せる

・消しクズがまとまる

・コシがあって折れにくい

・消しゴム自体が汚れにくい

 

また、見た目ですぐわかるのはスリーブの左端の形がアーチを描いていることです。従来の「アーチ消しゴム(写真下)」同様この形は、スリーブが消しゴムに食い込んで割れることを防ぎます。

力を入れても消しゴム自体に弾力があり、またスリーブもアーチのおかげで消しゴムに刺さりません

 

スリーブにはおもて面に大きく「2B」と記載がありますが、書写などで使うことも多い4B鉛筆もきれいに消すことができます。

また、消しゴムが小さくなるとスリーブがブカブカになり使いづらいと感じたことはありませんか? その使いづらさを解決するため、スリーブにはミシン目が複数入っていて必要に応じてきれいにちぎることができます。

実際に2Bと4Bの消しゴムで塗った部分を「アーチ消しゴム小学生学習用100」と「アーチ消しゴム」で消してみました。

消しゴムの柔らかさや消える度合いはほぼ同じでしたが、「アーチ消しゴム小学生学習用100」は握りやすさを感じました。特に力の弱いお子さんには、握りやすさは重要なポイントとなるのではないでしょうか?

裏面には名前を書くスペースを用意。カラーは5色あるので、お好みに応じて選ぶこともできますね!

レーダー学習用2B/4B/6B(シード)

消しゴムメーカーであるシードの小学生用は「レーダー学習用」という名前で、2B/4B/6Bとそれぞれが得意とする鉛筆の濃さが明記されています。

 

2B(B〜4Bに対応)


小学生に最も使われている鉛筆の濃さが2Bです。小学生のお子さんがいらっしゃる親御さんならば、学校から「2Bの鉛筆をご用意ください」と言われたことがあるかと思います。低学年から高学年まで使用ができる汎用性の高い消しゴムです。

4B (2B〜6Bに対応)


海外で多く使用されているのが4Bの鉛筆なのだそうです。学校で使う様々な濃さの鉛筆に対応させることができます。

6B(4B以上に対応)


低学年や書写の時間に使用される、とても芯が軟らかく濃い6Bの鉛筆を軽い力で消すことができます。

鉛筆の濃さなら分かるけれど、消しゴムの「2B/4B/6Bの違いは何だろう」と思いますよね?

その答えを、シードの別所さんに教えていただきました。

「消しゴムの基本的な考え方として軟らかい消しゴムは硬いものと比べて、消す時に消しゴムが崩れやすくなっています。そのため新しい白い面も出てきやすくなっているのです。消しゴムは新しく出てきた白い面で黒鉛をからめとり筆跡を消すので、結果的に濃い鉛筆に対応するほど軟らかい消しゴムになります。ただし、硬い消しゴムはその硬さを生かして細かなところをピンポイントに消すことができたり、使用する方の好みもあります。なので、硬いものがダメなのかというと必ずしもそうとは言えません。」

この「レーダー学習用」でも、消し比べにより2B よりも4B、4Bよりも6B と消しゴムが軟らかくなることがよくわかります。

上の写真は同じ濃さの鉛筆で塗りつぶした部分を同じ回数擦った時の消しクズの量の比較です。軟らかい消しゴムほど崩れやすくて消しクズが多くなっています。

商品は各2色ずつ展開されていて、もちろん名前記入欄もあります。

消しゴムの最近の傾向

昭和のうちに小学校に入学した私はHBの鉛筆を学校で使っていたことをよく覚えています。しかし、今年小学校に入学した娘は2Bを指定されました。

この理由の一つは、子供の筆圧が弱くなっているからです。文字を書くときの力が弱いと筆記線が薄くなります。そのため学校側が濃い鉛筆を指定するようになったというわけです。

Bとついている鉛筆は数字が大きくなるにつれて芯が柔らかく濃く書けます。書写の時間には4Bや6Bのように、普段の授業よりも濃い鉛筆を用います。つまりそれだけ多くの黒鉛がノートの上に乗ります。それを消すならば、消しゴムがより多くの黒鉛を包み込む必要があります。

お子さんのベスト消しゴムを探してみよう

消しゴムはメーカー各社が知恵と技術の結晶とも言える商品でしょう。ですが、リーズナブルなお値段で手にすることができます。うちの子は、消しゴムでうまく消せない…と悩んでいるファミリーのみなさん、今はたくさんの商品が出ています。ぜひ「お子さんのベスト消しゴム」を探求してみてはいかがでしょうか。

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文・構成/ふじいなおみ 構成/HugKum編集部

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