目次
レトルトパウチ離乳食のメリット
5、6ヶ月以降の赤ちゃんとの外出時、食事の時間を挟む場合には、離乳食を用意する必要がありますよね。手作りのものを用意するのはちょっと面倒、と感じる人も多いのでは。
でもそんな時に便利に使えるのが、離乳食のレトルト品。また瓶のものよりも割れる心配のないパウチタイプだと、かさばることもなく便利です。今回は、ママ・パパの負担を減らしてくれるレトルトパウチをピックアップしました!
離乳食作りの手間が省ける
育児は、お風呂や寝かしつけ、日中のお遊びなど、休む暇がないですよね。そんな中で、離乳食作りが始まることに不安を覚える人も多いはず。そんな時、栄養バランスの整った離乳食なら、使うことに罪悪感を感じなくてすみそう。
おでかけに便利
外食では、離乳食期の子どもが食べられるメニューはほとんどないですよね。でも、離乳食持ち込みOKのお店はたくさんあります。
そんな時のために、パウチ状の離乳食は手軽です。いっぽう、瓶のタイプだと落とした時に割れてしまうというリスクもあるので、その点でもパウチは便利ですよね。
自分では作りにくい料理が食べさせられる
赤ちゃんの離乳食は、栄養を考えるとさまざまなものを食べさせる必要がありますが、ちょっと手のかかるものも。例えば推奨されがちなレバーは、下処理をする必要もあり、作るのを避けたくなってしまう食材のひとつ。
でも、レトルトパウチにはレバー入りのものがたくさんあります。気になる栄養を補完してくれるのもいいところ。
外出時に温かいベビーフードを食べる方法
離乳食のパウチは常温で食べられるものになっていますが、できれば温かいものを食べさせてあげたいと思うこともありますよね。そんな時にはどうしたらいいのでしょう?
手持ちのお湯で湯煎する
あらかじめ水筒にお湯を入れていき、レトルトパウチを湯煎するための折りたたみ容器にお湯を入れて温める方法や、ジップロックにお湯を入れてパウチを温める方法も。
ベビールームの調乳用のお湯を利用する
オムツ替えスベースや、ベビールームでは、調乳用のお湯が用意されていることも多いはず。そこでお湯を使うことも可能です。また、施設によっては電子レンジが用意されていることもあります。電子レンジOKの容器やレンジOKのパウチを持っていくと便利です。
食べきれないときの保存方法
まだ小さい子や、食の細い子などは、パウチ全部を食べきれないということも多々あるはず。それがわかっている場合には、何回かに分けて食べられるように保存する方法があります。
使いきれないときは冷凍保存
開封した時に、あらかじめ清潔な容器などに取り分け、小分けして冷凍を。
衛生面を考えて、直接食べさせた残りや、瓶詰などの容器のまま冷凍はしないようにしましょう。また、冷凍したものをおいしく食べられる目安は2週間です。
瓶ごとなら冷蔵保存も
食べさせる前にあらかじめ別に取っておいた分なら、瓶ごと冷蔵が可能。その場合でも丸一日で使い切るのがベストです。
保存時の注意点
子どもが口をつけたものは、雑菌が増えてしまうことがあるのでNGです。また、冷凍保存したものの室温で解凍すると雑菌が増える可能性があるので、レンジを使い短時間で解凍しましょう。
レトルトパウチ離乳食の選び方
レトルトパウチとひとことで言っても、さまざまなものが揃いますよね。そこで、自分の赤ちゃんにぴったりのものを見つけるポイントをまとめました。
月齢にあったもの
まず、月齢にあったものを選ぶのは基本。その月齢に応じた食品の大きさや硬さの調整がされているからです。
月齢よりも下のものを選ぶのは特に問題ありませんが、上の月齢のものは、噛む必要があったり、大きめにカットされていたりするので避けるようにしましょう。
アレルギーがある場合
アレルギーがある赤ちゃんの食事には、気を使うことが多いですよね。怖くてレトルトを選べないなんて人も多いかもしれませんが、離乳食には、アレルギー表記が義務付けられているので、しっかりチェックするれば安心して食べさせてあげられます。
特定原材料7品目
小麦・卵・乳・そば・落花生・えび・かに
上記のものは、表示義務があるので、必ず表記されています。
また、表示推奨品目が表示されている場合もあるので、細かいアレルギーがある場合には、下記の表記があるものもしっかりチェックしましょう。
特定原材料に準ずるもの21品目
アーモンド・あわび・いか・いくら・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・くるみ・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・まつたけ・もも・やまいも・りんご・ゼラチン
無添加のものを選ぶ
レトルトというと抵抗感を持ってしまう人も少なくないはず。でも、最近ではオーガニックの食材を使ったものや、保存料などが無添加というものもたくさん揃います。
特に持ち運びや保存には、手作りよりも安心なものもあるので、気になる人はしっかり調べて買うのがおすすめ。
口つきならそのままあげられる
吸い口のついたパウチの場合、きちんと噛む力が付いていたり、スムージーのようなものであれば、そのままあげられます。ゴミも出ないので便利に使えるもの。
ただし、何度も使うのは衛生的にNGなので、一度口をつけたら、その場で使い切りましょう。
レトルトパウチ離乳食のおすすめ
レトルトパウチのいいところはわかったものの、どんなものがあるのか育児をしながら探すのは大変ですよね。そこで、編集部がピックアップしてご紹介します。
キユーピー ハッピーレシピ バラエティセット
素材の味を生かしたおいしい離乳食。このセットなら、いろいろな味を楽しむことができます。また、鶏レバーなど自分では作りにくい手の込んだ料理をあげられるのも魅力的。着色料・保存料・香料不使用で安心です。
和光堂 離乳食 ベビーフード 『1日分の野菜が摂れるグーグーキッチン』
1日の栄養分を考えながら離乳食を考えるのはなかなか大変。特に野菜はしっかりといろいろなものを食べさせたいと思う人も多いですよね。そんな時には、このパウチに頼るのも手。栄養が偏ってる? という心配がないのがうれしいですね。着色料・保存料・香料不使用です。
グリーンマインド 赤ちゃんのためのお粥
だしと一緒に炊きあげられたお粥は、うま味と香りが凝縮されています。だしの濃さや香りは、月齢が進むにつれ少しづつ慣れていくよう調整されています。だし素材は、国産の天然真昆布と削りたてかつお節を使用。余計な味付けの必要がないので、赤ちゃんの体にもヘルシーです。有機JAS認証の安心素材を使い、食品添加物も使用していません。
地球畑有機米のおかゆシリーズ
有機栽培されたJASマークがついたこちらの離乳食は、徹底的に安心さにこだわり、乳児用規格適用食品として作られています。食品添加物不使用なうえ、放射能検査もしているので、レトルトに抵抗感を持つ人にもぴったりです。
manma 四季の離乳食
- 栽培期間中、化学合成農薬や化学肥料を使用していない野菜や米が原材料。また、旬の食材を使用し、日本の四季に合わせてラインアップが変わります。 添加物・アレルギーの特定原材料 7品目不使用。 放射線量測定済。 余分な調味料は使用せず、 野菜本来の味を活かした調理をしています。
オンリーオーガニック ベビーフードパウチ
チキンボロネーゼ、マンゴー・チキン・ココナッツライス、野菜のラザニアなどの洋風おかず系と、果物とヨーグルトを主としたデザート系のパウチも。食材はすべてオーガニック。肉は日本では手に入りにくい「平飼い鶏」や「牧草で育ったグラスフェドビーフ」を使用しています。
BIGサイズのグーグーキッチン
1歳4ヶ月からの赤ちゃんも1食で満足できる、大きいサイズのパウチ。肉や魚など、子どもにしっかり食べさせたいタンパク素材や味付けがバラエティに富んだ離乳食です。おかずメニューは大きめ具材がゴロゴロ。大満足の食べごたえです。
キユーピー 幼児食 やさいとなかよし 麺用ソース
- 1歳半から3歳頃までのお子さんに。パスタやうどんなど麺にあえるだけのソースです。 野菜を小さく刻み、ソースに溶け込ませて食べやすくしています。1食分の野菜が摂れるので、月齢に応じて赤ちゃんが満足できる量の麺類と合わせて食べさせることができます。
-
ベビービオ 有機ベビースムージー
有機果実と有機野菜をブレンドしたオーガニックのベビースムージー。甘いものはクセになるのであげたくないなんていう人も、砂糖不使用なので安心。どれも有機食材を使用しています。ごはんとは別に、デザートとしてあげるのにぴったりです。
レトルトパウチ離乳食の便利グッズ
レトルトパウチを持って行く際に、専用のグッズがあるとあげやすくて便利。セットにして持ち歩くおすすめをご紹介します。
リッチェル おでかけランチくん
- レトルトパウチを立てて置けるスタンド。繰り返し使える粘着シートでしっかり固定。バックの中でもジャマにならないコンパクトなサイズ。器に出したり、横になってこぼしてしまうことがないので、便利に使えます。
カクセー おやこdeキュッ チューブ絞り
レトルトパックの中身をきれいに絞り出すことができる便利グッズです。 マグネット付きなので、冷蔵庫につけておくと保管もラク。大小あるので、パウチの大きさに合わせて選べます。
リッチェル おでかけランチくん レトルト温めお食事セット
- レトルトパウチのベビーフードを温める容器とスタンドのセットです。 離乳食を温めて食べさせたい時に、容器に少量のお湯に入れて1分で温めることができます。折り畳みができるのでコンパクトしまえ、持ち運びにも便利です。
レトルトパウチでおでかけを楽しんで
さまざまな離乳食が揃いましたね。離乳食をあげるのが面倒だったり、不安を感じて外出を避けている人もでも、これなら安心、と思って外出できるのでは。パウチならかさばることもないので、荷物もコンパクトまとめられます。ぜひ、赤ちゃんとのおでかけを楽しんでくださいね。
あなたにはこちらもおすすめ
文/松川麗 構成/HugKum編集部