“みんなのワーク&ライフ開放区”をコンセプトとしたこの施設には、働くことや暮らすことを豊かにする学びや気づきが随所に散りばめられています。
まるで都会のオアシス「PARK」エリア
入口に広がる緑豊かなPARKエリアは、オフィスビルの中に突如現れるオアシスのような空間。シンボルグラフィックが描かれた鮮やかなピンク色の看板がお出迎えしてくれます。
自由に使える椅子やテーブルでくつろぎながら、世界中から集められたというリゾート地のような植物を眺めていると、ここが東京だということを忘れてしまいそう。
日替わりでキッチンカーも出店しているので、ランチを食べながらリラックスしている人達の姿もちらほら。
エリアの一角には卓球台もあるので、THE CAMPUS SHOPのコミュニケーターからラケットを借りて、卓球でリフレッシュという楽しみ方も出来ちゃいます。
ワクワクに出会えるTHE CAMPUS SHOP
「PARK」に隣接する南館の1階は、コクヨの様々な商品を体験することができるTHE CAMPUS SHOPやコーヒースタンド、リモートワークもできるフリースペースがひろがります。
クレヨンや塗り絵など子ども向けの文房具から大人も手を伸ばしたくなるオリジナルアイテムなどがずらりと並び、自由にサンプルを使って、試すことができちゃいます。
ノートやマーカー、クレヨンに塗り絵、座って試したくなるオフィスチェアまで…。
「こんなものがあったの!」「欲しい!」と大人もニヤニヤしてしまうアイテムに出会えることまちがいなしです。
また中央部分には、フリーで演奏できるカラフルでかわいいストリートピアノも設置されていて、訪れた日も子ども達が自由に弾いて楽しんでいました。
フロア奥には、足を伸ばして、積み木や絵本を楽しめるスペースも。
ハーブや野菜が育つ場所も!
オープン以来、周りで働く人達の憩いの場所にもなっているコーヒースタンド「.OTTEN(エッテン)」では、ここだけで楽しめるオリジナルドリンクの他、キッズメニューも。
子ども連れで注文をすると、オレンジまたはリンゴジュースをつけてくれるという嬉しいサービスもあります。
そして、スタンド横には、ちょっと気になるスポットが…。
一見すると冷蔵庫のようにも見えるこちらは“Infarm”という都市型のいわば小さな農場のようなもの。最適な光や空気、栄養素を備えるエコシステムで、中ではハーブや野菜が育てられています。
収穫されたハーブや野菜は店内で購入することもできますし、「.OTTEN」のドリンクメニューにも一部つかわれているそう。都会の真ん中で育てられた野菜やハーブを都会の真ん中で頂く。まさに“究極の地産地消”を体験することが出来るのです。
隣の北館1階には、授乳やおむつ替えスペース※もあるので、小さな子ども連れで訪れた際にも安心です。2階には、性別などを問わずに使うことができる“オールジェンダートイレ”も設置。
“未来につながる価値を探求し、多様性を受け入れる”というこのスポットをまさに象徴するような場所だと感じました。
(※ご利用の際はTHE CAMPUS SHOPのコミュニケーターにお声掛けください)
新しい価値観に出会い、考えるきっかけをくれるTHE CAMPUS。
実際に訪れてみると、子育てと仕事の毎日で、狭くなってしまっていた自分の世界が少し広がったような心地よい感覚になりました。一人でふらっと足を運んで、お気に入りの文房具を探すのにも、親子でワクワクをみつけにいくのにもぴったりなスポットです。
この夏、是非、訪れてみてはいかがでしょうか。
THE CAMPUS
〒108-8710
東京都港区港南1丁目8番35号
休館日:土日祝日・年末年始・夏季休業日・改装工事期間(
営業時間:8:30~19:30
※THE CAMPUS SHOP:10:00 — 19:30
文・構成/茂木雅世
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