くまの絵本おすすめ18選|子どもに人気『さんびきのくま』『よるくま』など厳選

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JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんとHugKum編集部が、楽しくてかわいいくまの絵本を厳選!小学館の児童誌掲載の人気コラムなどからピックアップしました。

子どもに人気!くまの絵本おすすめ

JPIC読書アドバイザーの児玉ひろ美さんが、楽しくてかわいいくまの絵本を厳選!小学館の児童誌掲載の人気コラムなどからピックアップしてご紹介します。

【1】『あめのひえんそく』

まつおりかこ/作・絵 岩崎書店

◆こんな本

遠足を楽しみに準備万端で眠ったクマのモンタ。「雨天中止」の電話に、ショックで涙が止まらない! 布団から出られないモンタに、「遠足に行くわよ!」とお母さん。雨なのに?と不思議な気持ちのモンタですが、お母さんについて行くと、家の中で楽しい冒険が待っていました。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

『新幼児と保育』2015年8・9月号

【2】『えんそく くろくま』

たかいよしかず/作・絵 くもん出版

◆こんな本

くろくまシリーズ9冊目。遠足に出かけたくろくまくん。迎えに来たししさんたちと、だいぶ遠くまでやってきました。耳をすますと、いろいろな音が聞こえます。「シュクワ シュクワ シュクワ」「チュピリ クック チュピリ ピチー」、なんの音でしょう。いろいろ体験ができた遠足でした。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2015年8・9月号

【3】『とん とん とん』

上野与志/作 末崎茂樹/絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

くまごろうさんちは次々と友達が訪れます。とん とん とん「だれだか しらないけど、いらっしゃーい」。ドアを開けてみましょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「一番最初に読んだときは、ドアを開くとき誰が来たんだろうかと予想しながら聞いていて、次からはドアを自ら開けて楽しそうに聞いていました」(40代・埼玉県・子ども1人)

『0・1・2歳児の保育』2018年夏号

【4】『トイレ とん とん とん』

板橋敦子/作 鈴木博子/絵 ひさかたチャイルド

◆こんな本

「くまくんが トイレに きました。とん とん とん」。ところがどのドアも「はいってまーす!」。ページごとにクマくんの表情が変わります。くまくん、大丈夫?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「トイレに入るとき本の事を話してくれる」(30代・福島県・子ども1人)

『0・1・2歳児の保育』2018年夏号

【5】『くまのこのとしこし』

高橋和枝/作・絵 講談社

◆こんな本

年が終わること、新年を迎えるための準備をこぐまと一緒に経験していきます。くまの子ならではの、かわいらしい準備は必見です。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳

『新幼児と保育』2014年12・1月号

【6】『くまのテディちゃん』

グレタ・ヤヌス/作 湯沢朱実/訳 こぐま社

◆こんな本

「これは○○の!」と、自分の持ち物がうれしい時期におすすめです。リズム感のある文章が、少しずつ長くなり、最後のページは「さあ ねるじかんです。テディちゃんは(中略)ねむります 」。お昼寝の前に読むのもよいでしょう。

◆対象年齢

2歳~

◆ママパパの口コミ

「とても楽しく喜んでくれました」(40代・東京都・子ども1人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

【7】『おにぎり ぎゅっぎゅっ』

きむらゆういち/作 西内としお/絵 世界文化社

◆こんな本

子どもたちが大好きなおにぎり。定番のロングセラー絵本もありますが、ときにはこんなしかけ絵本もいいですね。今日は遠足。くまくんは、お弁当に大好きな鮭の入ったおにぎりを作りました。仲よしのさるくんとぶたさんもおにぎりを作りました。自分の作ったおにぎりがいちばん! というみんな。ところがみんなのおにぎりが混ざってしまって大げんか……。さて、仲直りできるかな?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

『新幼児と保育』2015年8・9月号

【8】『このゆびとまれ!おはなしいっぱい』

マシュー・プライス/文 アツコ・モロズミ/絵 工藤直子/訳 岩波書店

◆こんな本

表紙を開くと目次と絵のついたインデックスがあり、5つのお話が楽しめます。短いお話、コマ割りのお話、絵を見て自分で作るお話、身ぶり手ぶりで遊べるお話、仕掛けを楽しむお話。さあ、今日はどれにしましょう? 子どもたちに問いかけながらくり返し読んだり、遊んだり、作ったりできる珍しいタイプの絵本です。楽しく読めたら、同じシリーズの『ねるまえに「よんで よんで」』もおすすめします。

◆対象年齢

2歳、3歳、4歳

『新幼児と保育』2017年10・11月号

【9】『おすわりくまちゃん』

シャーリー ・パレントー/文 デイヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 岩崎書店

◆こんな本

仲間はずれ?「でも大丈夫!」と子どもが安心&満足できる本。ちいさないすが4つ、だれがすわるの?4匹の小さなくまちゃんがすわりました。でもそこに、もう一匹のくまちゃんが。さぁどうする?

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳~

◆ママパパの口コミ

「寝る前に読ませてましたが、絵柄がかわいくて好きなようで何回も読んで、と言われました。絵がかわいく文字数も少なく読みやすかったです」(30代・北海道・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【10】『ごめんね!』

ノルベルト・ランダ/作 ティム・ワーンズ/絵 三辺律子/訳 ブロンズ新社

◆こんな本

お友達とケンカしたとき仲直りしたいと思っている子に。うさぎくんとくまくんは、大の仲よし。ふたりはうさくまハウスで一緒に暮らしています。ある日ふたりが見つけたキラキラ光るもの。ふたりで取り合っているうちに、キラキラはまっぷたつに! ふたりはカンカン、さぁ一体、どうなる?

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳~

◆ママパパの口コミ

「この本でゴメンねが言えるようになった」(30代・奈良県・子ども2人)

『edu』2015年5・6月号

【11】『おとうさん あそぼう』

渡辺茂男/文 大友康夫/絵 福音館書店

◆こんな本

肩車やおんぶ、お馬…と、お父さんを乗り物に変えるすべての方法が紹介されています。絵本を読んだ後は、お父さんと遊びたくなります。

◆対象年齢

3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「子どもがとてもぐいぐいと惹き付けられました」(40代・北海道・子ども1人)

『新幼児と保育』2018年8・9月号

【12】『いない いない ばあ』

文:松谷みよ子 絵:瀬川康男 童心社

◆こんな本

1967年の初版以来、多くの子どもたちの手に届けられ、「もっかい、もっかい」と読まれ続けています。ところが、最近、この絵本を読んでも、「うちのMは喜びません。私のことが嫌いなのでしょうか?」と、思い悩むおかあさんの声や、読み聞かせの現場で「無表情のまま、反応のない子どもがいます」という報告が届いています。いったい何が起きているのでしょう? 詳しくお話をうかがってみると、どうやら、どちらも、「赤ちゃんから絵本」の言葉があまりにも先行し、〈いないいないばあ〉遊びの体験より、絵本との出会いが先になってしまったようです。まず、〈いないいないばあ〉でたっぷりあそぶことをおすすめします。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「いないいないばぁと手を使って読んでみると同じようにマネしたり、ばぁと喋ってみたり、たくさん成長するきっかけになりました」(30代・神奈川県・子ども2人)

『0・1・2歳児の保育』2016年夏号

【13】『パタパタあそぼう いない いない ばあ!』

ジュリアーノ・フェリー/作 小学館

◆こんな本

登場する動物たちの手がパタパタと動いて「いないいないばあ!」をしていきますが、最後のページでは、子どもが自分の顔で「いないいないばあ!」ができるよう、鏡(紙製)になっています。乳幼児は五感でものをとらえます。ですから、舐めてかじっては当たり前。赤ちゃん絵本の中には、そのことを前提に、植物由来の紙やインクを使用しているものも少なくありません。チャンスがあったら、手のひらでそっと、絵本のページに触れてみてください。小さな爪や歯の痕、うれしくなってページをくちゃくちゃにしてしまった痕などから、感動や驚きの「おおっ!」が聞こえてくるような気がします。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳

◆ママパパの口コミ

「子どもが喜びました」(30代・徳島県・子ども3人)

『0・1・2歳児の保育』2017年夏号

【14】『くまのコールテンくん』

ドン・フリーマン/作 松岡享子/訳 偕成社

◆こんな本

1968年から世界中で子どもたちに読まれ続けています(日本では75年)。とれたボタンを探しに夜のデパートを歩き回るコールテンくん。棚に並び、女の子に買われるコールテンくん。ボタンをつけてもらうコールテンくん。どのシーンも子どもの気持ちに寄り添いながら、現実の世界と上手につながっています。だからこそ、こんなにも長く世界で読まれ続けているのでしょう。

◆対象年齢

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳、5歳、6歳

◆ママパパの口コミ

「可愛いクマの話と絵でとても良かった」(40代・神奈川県・子ども2人)

『edu』2016年1・2月号

【15】『3びきのくま』

バスネツォフ/絵 福音館書店

◆こんな本

単純なくり返しと、3つの大きさの対比が楽しい。ロシア独特の色彩の美しい絵が印象的なロングセラー。

◆対象年齢

3歳~

◆ママパパの口コミ

「くまの大きさによって、色んなもののサイズが違っているので、絵を見て楽しんでいた。また、くまによって、違う結果になることを、とても楽しんで聞いていた」(40代・東京都・子ども2人)

『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』

教えてくれたのは

児玉ひろ美|JPIC読書アドバイザー・台東区立中央図書館司書

JPIC読書アドバイザー 台東区立中央図書館非常勤司書。日本全国を飛び回って、絵本や読み聞かせのすばらしさと上手な読み聞かせのアドバイスを、保育者はじめ親子に広めている。鎌倉女子大学短期大学部非常勤講師など、幅広く活躍。近著に『0~5歳 子どもを育てる「読み聞かせ」実践ガイド』(小学館)。

編集部おすすめのくまの絵本

くまの絵本はまだまだあります。編集部おすすめのくまの絵本をご紹介します。

【1】『よるくま』

酒井駒子/作 偕成社

 

◆こんな本

よるに出会ったかわいいくま「よるくま」。大好きなお母さんを探す「よるくま」のために男の子が奮闘するファンタジー。ママはいつも一緒にいたいけど、いられない。働くママにもエールを贈ってくれる1冊です。

◆ママパパの口コミ

「3歳ごろ、気に入って何度も読んでいた」(40代・東京都・子ども2人)

【2】『こぐまのくまくん』

E.H.ミナリック/作 モーリス・センダック/絵 まつおか きょうこ/訳 福音館書店

 

◆こんな本

『かいじゅうたちのいるところ』で有名なセンダックの絵本。だんだん長いお話がきけるようになったら読み聞かせたい。絵本から児童書への移行におすすめの1冊。

【3】『くまのがっこう』

あいはら ひろゆき/作 あだち なみ/絵 ブロンズ新社

 

◆こんな本

山の上の寄宿舎で暮らす12匹のごぐまたちのお話。11番目までは男の子ですが、12番目のジャッキーだけが女の子。学校での1日の流れに沿って、いろんなことをするくまたちが描かれます。いちばんちびのおしゃまな「ジャッキー」が活躍するシリーズも併せて読みたい。

◆ママパパの口コミ

「とても可愛いカラフルなイラストで、くま好きな娘が気に入って眺めている。ストーリーも単純で分かりやすい」(30代・山形県・子ども2人)

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