子連れ京都のおすすめプラン
今回は、幼児と一緒でも無理なくテーマパークとパワースポットが巡ることができたプランをご紹介します。
1日目
京都駅10頃到着→車折神社→東映太秦映画村→「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」(ホテルで夕食)
2日目
因幡堂→下鴨神社→京都鉄道博物館→京都駅→東京到着18時頃
- 1日目、願い事が叶うことで有名な「車折神社」から「東映太秦映画村」までは、嵐電で10分程の近さ。ホテル選びはアクセスを重視。四条烏丸方面のバスに乗れば、「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」の目の前のバス停まで直通で帰ることができます。
2日目、最強パワースポットの「下鴨神社」は6歳の娘と行き、12時のホテルのチェックアウトで夫と3歳の下の子と合流。その後、「京都鉄道博物館」へ。兄弟の場合は、下の子の体力次第になるので家族の連携も大事です。「京都鉄道博物館」の最寄駅から一駅で新幹線の京都駅に行けるので、日程の最後に「京都博物館」を入れるのがオススメ。あまり遅くならない16時ごろ京都駅を出ると子どもの体力的にもちょうど良いと思います。
このプランで午前中の下鴨神社をお好きな神社仏閣に変更すれば、オリジナルのプランができます。
2泊3日以上あれば、ホテルから清水寺や三十三間堂なども近いので立ち寄れますね。
京都での食事は子ども優先で
せっかく、京都まで来たので、美味しいものが食べたいところです。
でも、子連れだと京野菜中心の和食は子どもが食べなかった場合はお店に気も使うので、ホテルのレストランや「東映太秦映画村」や「京都鉄道博物館」のフードコートの利用が便利です。「京都鉄道博物館」のフードコートからは新幹線も見え、電車好きな子鉄も喜ぶはず!
ベビーカーはない方がベター
ベビーカーは新幹線だったということと、神社仏閣では平らな道でも砂利道が多く、3歳の我が家の場合は、正直ない方が効率的でした。「東映太秦映画村」と「京都鉄道博物館」では2歳まではベビーカーが借りられます。
京都のホテルは和モダンな「ヒルトン・ガーデン・イン」
2022年の11月に新しく「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」がオープンしたという情報を聞いて、ちょうど行きたかったパワースポットからもバスの便が良く、ホテルは簡単に決まりました。木を基調にした「和」の伝統的な要素に、モダンテイストを組み合わせた温かみのあるデザインが特徴です。大通りの路面店で入りやすく、レセプションも段差がないので、ベビーカーでも入りやすい印象でした。
ファミリー向けの客室も充実
大人2人用のゲストルームから、4名利用のデラックスファミリールーム、最大6 名まで宿泊できる 57 平米のプレミアムファミリールームまで、全250室の多様なニーズに対応できる9 タイプの客室。どのお部屋もスタイリッシュで、かつ和風で落ち着く雰囲気。
子連れには旅館はまだ敷居が高いのでホテルを選んだのですが、せっかく京都に来たので、和の雰囲気なのは嬉しいですね。ホテルのある「松原通」という地名にちなんで松のモチーフや緑色をインテリアに取り入れているそうです。
デラックスファミリールーム
4人まで宿泊でき、子どもは5歳までは無料。お布団がお部屋にあるので、ベッドルームの横のリビングルームに敷くことができます。結局、子ども達はリビングの布団でパパと一緒に、川の字で寝ていました。
添い寝の息子は、ベッドだと落ちる危険を考えるとよく眠れないので、お布団で寝られるのはとても助かりました。(私は一人でふかふかのベッドで久しぶりにぐっすり眠れました。)小さなお子さんがいるご家族には、デラックスファミリールームがおすすめです。
コネクティングルームが確約してもらえる
小学生以上のお子さんや祖父母と三世代でお泊まりの場合などは、コネクティングルームが便利。一般的なホテルでは、予約時にコネクティングルームが確約できるホテルは珍しく、もし、空きがあればということが多いのですよね。こちらのホテルは、ウェブサイトで予約するサイトに自動的にコネクティングルームの希望の有無のメニューが出るので、クリックすれば確約が可能です。
ちなみに、コネクティングルームの組み合わせは16ペア(32室)あり、上記の写真の様なクイーンベッドルームとツインベッドルームの組み合わせは13 ペア(26部屋)もあります。これまで、私が宿泊したホテルではコネクティングルームが少なくて、取りにくいことが多々ありました。このホテルは部屋数が多いので予約しやすく、子連れには助かりますね。
SDGsを意識したアメニティの工夫に共感
シンプルだけど、プレミアムがテーマのホテルとだけあって、アメニティなどはミニマムです。でも、足りないものはなく、必要であれば、歯ブラシなどは、リクエストに応じて用意されています。特に、ヘッドを付け替えるられる「使い捨てではない」歯ブラシが使いやすく、これから旅行で持ち歩きたい使い心地の良い品でした。(歯ブラシは必ず持ち帰ることを条件で無料で頂けます。)
バス用品は大きな詰め替え用のボトルから使用となります。ホテルに行くと、アメニティでゴミ箱がいっぱいになってしまって申し訳ないと思うのですが、ここのホテルは殆どゴミが出ません。環境問題を意識した試みが随所にあり、レストランのクッションは、海洋プラスチックから再生させた中綿を使用しているそうです。
子連れにも理想のレストラン
「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」のレストランは、スペースも広く、バリアフリーで子連れには嬉しいソファ席もたくさん。201 席もある座席の間隔が広く、ソーシャルディスタンスもしっかりあり安心です。また、ベビーカーも横付けできる席も多く、宿泊されていないお客様も利用できるので、旅行者だけではなく、京都にお住まいの方のママ会などにもピッタリ。
朝食からランチ、午後のティータイムやバータイム、夕食までいつでも利用ができるのが嬉しいですね。京都の旬の食材を用いた和洋の料理、ヴィーガンやグルテンフリー対応の料理、京都のお酒や地ビール、ワインなど充実したメニューです。
和洋折衷ディナーで子どもたちも大満足
夕食は、外に出て食事をするのは大変なので、ホテルのレストランで頂くことにしました。アメリカ人の夫と子どもたちは、基本洋食派。家族みんなが楽しめるという条件はかなり難しいとあきらめていたのですが、ホテルのレストランの「Together&Co.(トゥギャザー・アンド・コー)」は京野菜もたっぷりの和洋折衷メニューで、私たち子連れ一家にとっては理想のレストランでした。
<この日のディナメニュー>
子どもたちも大好きなパスタは、ちりめん山椒としば漬で大人も満足の和風テイスト。子ども用に山椒なしの辛くないパスタもリクエストできました。メインはお肉が大好きな夫も大満足できるボリュームの「京の都もち豚のグリル」。「黒七味アップルソース」も京都らしいオリジナリティがあって美味しかったです。「国産牛すき焼きライスバーガー」もボリュームタップリ。外国人にも喜ばれるメニューだと思います。
「京風おでん」もある朝食
朝食も和食と洋食のビッフェ形式で、充実のメニュー。和食は、五ツ星お米マイスターの「八代目儀兵衛」を使用するなどのこだわりで、京うどんやにゅうめん、漬物やおばんざい、ちらし寿司などもありました。
洋食は、定番のソーセージやベーコン、スクランブルエッグの他、子どもたちの大好きなワッフルやフルーツなどがありました。食器もお洒落です。子ども用の木の器もあります。
ワーケーションにもピッタリ
レストランには全席にコンセントがあって、夫も私もリモートワークをしながらの旅行だったので、大変助かりました。ホテル自体もWi-Fiが無料で、家族に仕事があっても一緒に旅行に来やすいので、ワーケーションの利用にもオススメですよ。
京都のこだわりのお土産
レセプション横には、スナックや飲み物、京都ならではのちょっとしたお土産が購入できる、24時間営業のセルフサービス式店舗「The Shop」があります。ルームサービスはないのですが、売店には部屋に持ち帰りできるレストランのサラダやおつまみなどがあります。
地下1階には、24時間営業のフィットネスルームも。また、セルフランドリー(乾燥機付き洗濯機)が備わっているので、子連れにはありがたいです。
アクセス
- ・京都駅から車で10分
- ・京都市営地下鉄烏丸線「五条」駅より徒歩約4分
- ・京都市営地下鉄烏丸線「四条」駅より徒歩約4分
- ・阪急京都線「烏丸」駅より徒歩約7分
オマケのオススメの観光地
オススメのパワースポットとして、がん封じが有名な「因幡堂」の名で親しまれている「平等寺」がホテルから徒歩1分です。文鳥や猫などの可愛いお守りで人気です。スーパー猫の日の2022年2月22日記念に「無病(六猫)守り」が登場し、なんと、初回は数時間で終了したお守りもあるそう。
ぜひ、「ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸」にお泊まりの際は立ち寄ってみてくださいね。通りには老舗の扇屋さんやもう少し足を伸ばすと清水寺まで歩いて行けますよ。
- ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸
- 〒600-8418 京都市下京区烏丸通松原下る五条烏丸町397
京都子連れ旅はこちらもおすすめ
- 写真・文/Rina Ota