BOOK HOTEL神保町は、「読書するために泊まるホテル」
日頃忙しく過ごしている方にとっては、ゆっくりと本を読むという時間をとることもなかなか難しいことが多いですよね。調べものをする場面では、ついスマホで手軽に済ませてしまうこともあり、新しい本との出会いが減ったという方もいらっしゃることでしょう。しかし、本の世界に浸るということは、他のものに代えがたい素晴らしさがあるものです。
BOOK HOTEL神保町は、そんな方々がゆっくりと本と向き合うことが出来るように、とつくられたホテルです。誰にも邪魔されない空間で、本や自分と向き合って欲しいという願いをこめて、2022年10月にグランドオープンしました。
ホテルに足を踏み入れると、さすがはBOOK HOTELというだけあって、壁一面に本がずらっと並んでいます。
館内の本は、どれでも3冊まで自分のお部屋に持ち込むことが出来ます。本それぞれにコメントや紹介文が添えられていたり、つい手に取りたくなってしまうような工夫が凝らされていました。
こちらでは宿泊前に簡単なアンケートに答えると、ブックコンシェルジュの方が自分にぴったりのオススメの本を数冊セレクトしてくれるという、ブックマッチングサービスも利用できます。新しい素敵な本と出会えるチャンスが、沢山散りばめられていますね。
期間限定『小学館の図鑑NEO 生きものルーム』を体験!
小学館の図鑑NEOとコラボしたお部屋『小学館の図鑑NEO 生きものルーム』に、家族で遊びに行ってきました。
我が家の3兄弟は大の本好き、かつ生きもの好き。図鑑も毎日のように眺めています。これは興奮しないわけがないだろう、とウキウキしながらみんなで足を運びました。
>>『小学館の図鑑NEO 生きものルーム』の詳しい情報はこちら!
お部屋に入ってびっくり!大好きな生きものだらけだ〜!
『小学館の図鑑NEO 生きものルーム』は、約30冊の生きものをテーマとした本や、タカラトミーのフィギュアシリーズ「アニア」、そしてベッドの上には可愛い動物のぬいぐるみと、生きもの好きには夢のようなお部屋でした。
足を踏み入れるやいなや大興奮の息子たち。「わ〜この図鑑!本屋さんで見て、欲しかったんだよね〜」「この本今まで見たことない!すごく面白そう!」と本に飛びつく長男と次男。そしてたくさんの動物のぬいぐるみやアニアに目をキラキラと輝かせる三男。
きっと3人共大喜びするだろうな、という予想はしていましたが、その想像を超えるくらいの最高のリアクションに、こちらも嬉しくなりました。
図鑑のほかに図鑑NEO編集部おすすめの本があるのも、とても良かったです。普段あまり手に取らないような種類の本も、家族でじっくりと読むことが出来ました。
我が家は長男は9歳、次男は6歳、三男は3歳と歳が離れていますが、3人共それぞれ自分の楽しみ方を見つけて、ホテルステイを満喫していました。きっとそれは豊富な種類の本が揃っていること、そして本に飽きたらアニアやぬいぐるみ、とお部屋で遊ぶ選択肢がいくつも用意されているからだと思います。
図鑑NEOでは、『イモムシとケムシ』や『きのこ』と、自宅に持っていない巻があったのもとても良かったです。子ども達は『イモムシとケムシ』が気に入ったようで、食い入るように読んでいました。
子連れでホテルに泊まると、就寝時やチェックアウトの時の支度が大変だったりしますよね?しかし、今回は大好きな本に囲まれていたので、親が支度に忙しそうにしていて退屈になると、自分たちで目についた本を手に取り、静かに読んで待っていてくれたのでとても楽でした。
宿泊者にプレゼントされるノベルティにも大喜び!
『小学館の図鑑NEO 生きものルーム』に宿泊した方には、図鑑NEOグッズと、「ずかんミュージアム銀座」の割引QRコード付きリリースのプレゼントがあります。
実は息子たちは「図鑑NEOのクラフトぶっく」の大ファン。『りったいどうぶつ館』や『りったい世界遺産』など色んな巻を買っては作って楽しんでいます。『新りったい恐竜館』という巻に至っては、3冊購入したほどのハマりようでした。おかげでこのプレゼントには大興奮!「やった〜!」と喜び、帰宅後すぐに嬉しそうな顔で作っていました。
家族みんなが本に没頭する時間を味わうことが出来ました。
今回宿泊してみて、気づけば一度もテレビも付けませんでした。さらにスマホを触る時間も、いつもと比べるととても短かったです。家族みんなが同じ空間で、あれこれと楽しくおしゃべりしながら本に夢中になった時間は、とても有意義なものだったなと感じます。
日常ではなかなかそういった時間を作ることが難しいので、あえてこのBOOK HOTELのような特別な場所に足を運ぶという選択肢もいいのではと思います。実際にホテルステイしてみて、私自身も「へ〜、こういう本に興味があるんだ」とか、「意外と長い時間集中して読むんだな」というような、息子たちに対する新たな発見もありました。
家族の時間として利用するにしても、とても素晴らしい場所だと感じます。私たち以外にも同じ日に家族連れで宿泊されている方々がいらっしゃったので、BOOK HOTEL神保町はすでに多くの方がこういった使い方をされているのかもしれません。
皆さんも、家族で一緒に本と向き合う素敵な体験をぜひ!
BOOK HOTEL神保町について詳しくはこちら>>
BOOK HOTEL 神保町について詳しくはこちらの記事でも紹介しています。
文・構成/小島有里