さまざまな幼児向け英語教材がありますが、「どれがいいのかわからない」、「気軽に英語に触れられるものはないかな?」とお考えのパパ、ママは多いのではないでしょうか。そこで今回は、幼児期にぴったりのDVD、歌、アプリ、おもちゃなどのおすすめの英語教材をご紹介します。それぞれのメリットや、幼児英語教室人気ランキングについてもチェックしてみてくださいね。
目次
幼児英語おすすめ教材の効果やメリット
幼児期におすすめの英語教材には、DVD、歌、アプリ、おもちゃ、英語教室などさまざま。どんな効果やメリットがあるのかを解説します。
DVD
DVDなら歌、オリジナルアニメ、童話などの映像で、英語を楽しく学べます。メリットは、繰り返し見ることができたり、ピンポイントで見ることができる点です。また、幼児はDVDに釘付けなので、映像を流しておくだけで、親の手間もかかりません。何度も繰り返し見るうちに、英語のフレーズが思わず出てしまうなど嬉しい効果も。
英語の歌
聞いたり、歌ったりすることで、英語耳が育ちます。とくに0〜2歳の子どもは、シャワーのように英語の音を浴びせているだけで、英語耳を養う一定の効果があるのだそうです。
アプリ
タブレットやスマホを使って、いつでもどこでも英語のお勉強ができるのが魅力です。アプリには、ゲーム性のあるものや、音、アニメ動画で英語を学べるものがあります。
おもちゃ
遊び感覚で英語を学べるのがメリットです。しかも、「お勉強」という感じがしないので、抵抗なくスムーズに英語に触れることができます。
幼児向けの英語教室は、歌やダンスなどのアクティビティやゲームを取り入れたレッスンが展開されています。外国人インストラクターが在籍している教室がほとんどで、直接ネイティブな英語に親しむことができます。
幼児英語の教育でNGなこと
幼児英語教育で親がやってはいけないことがあります。それは、結果や成果をすぐに求めることです。「せっかく買った教材や通わせた教室なんだから…」という気持ちはわかります。しかしながら、子供が英語を嫌いになってしまうと意味がありません。
英語の教材などを使うときに大切なことは、子供が英語を好きになれるかどうか。どの教材や教室を使ったとしても、子供が楽しいと思っていないと、上達しません。反対に、「英語が楽しい、おもしろい」となれば、ぐんぐん成長していきます。お子さんには、楽しく英語に触れさせてあげてください。
幼児英語におすすめDVD
ここでは、幼児向けの英語が学べるDVDを3本ご紹介します。
★ここがポイント!
子どもの心をグッと掴んで、繰り返し見ても飽きないストーリーや音楽が入っているDVDを選ぶのがポイントです。人気の高い「リトル・アインシュタイン」はシリーズのどれもが支持されているので、購入してから子どもの食い付きが悪かった、とならないように、評判を確認してから購入するようにしましょう。
リトル・アインシュタイン DVDセット(ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社)
こちらのDVDは、お話ごとに与えられる「にんむ」を達成するために、“リトル・アインシュタイン”の4人が赤いロケットに乗って世界各地や宇宙へ冒険の旅に出かけるというストーリー仕立て。そのストーリーに沿って、登場人物といっしょに手や膝をたたいたり、歌をうたって参加できるのが特徴です。また、良質の芸術に自然に親しめるよう、クラシック音楽や名画などがふんだんに取り入れられています。
DVDでフォニックス (1) たいそうでフォニックス!(日本コロムビア)
英語を話す国で、子どもたちに発音と単語のつづりの関係を教えるためのルール「フォニックス」を学ぶことのできるDVDです。英語がわからないと遊べないフォニックスランドを舞台に、NHK・Eテレで放送されていた「えいごリアン」でおなじみのマイケルさんと子どもたちが、遊園地のアトラクションで英語にチャレンジしながら、フォニックスを身につけていきます。フォニックスがわかりやすく学べる「発音たいそうの歌」も収録されています。
Pinkfong Fairy Tales THE BEST 15 (ピンキッツ ビデオ)
こちらのDVDは歌と童話の2部構成。まずは歌で英語に耳を慣らします。次に童話で英会話を覚えましょう。登場人物になったつもりでセリフを声に出せば、英会話力がつきます。1話約5分なので、小さな子どもでも集中して見ることができるのもポイントです。収録されている童話は15作品。「しらゆきひめ」や「おおきなかぶ」など、日本語の絵本でおなじみの作品ばかりなので、英語でも抵抗なく理解できます。
幼児英語におすすめの歌
歌ならば、英語を覚えるのが簡単です。親子で楽しく歌いながら、英語に親しんでみましょう。
★ここがポイント!
聞いたことのあるメロディ、歌ったことのある歌の英語版だと、子供も覚えやすいですし、ママもパパも一緒に歌いやすいですね。まずは簡単な歌でアルファベットを覚えて、歌い慣れてきたら少しずつ難易度を上げていくのがおすすめです。
ABCの歌(きらきら星)
また、慣れてきたら、歌詞を「きらきら星」に変えてみるのもおすすめ。メロディは一緒なので、子供も歌いやすく、歌詞の単語も曲に合わせて自然に覚えてくれそうです。
ドレミの歌
幼児英語におすすめのCD
実際に歌ってみて、引き続きCD聞き続けましょう。何度も繰り返すうちに、耳から英語に馴染むことができます。
★ここがポイント!
ミュージカルの名曲や人気曲、海外の童謡、季節の歌などなど、英語の歌のCDは種類も豊富でとても充実しています。車の中でかけたり、子どもが自宅で自由に聞けるように環境を作ってあげることで、音楽から英語に親しむ機会は何倍にも増えます。親の工夫次第で、耳が鍛えられるのであれば、これはやらない手はありませんね。
頭のいい子が育つ 英語のうた45選 (新星出版社)
「トゥモロー」、「虹のかなたに」、「大きな古時計」など、ミュージカルの超有名曲や、ずっと歌い継がれてきた海外童謡など、とっておきの英語のうたを収録。CD2枚付き・計45曲をたっぷり楽しめる絵本です。曲ごとに子どものイメージを膨らませる素敵なイラストと短い文章を掲載。読み聞かせをする絵本としても活用できます。絵本ページでは、曲のキーとなる英単語を3〜4語ずつ紹介。さらにネイディブ発音ができる「発音ルビ」がついています。
いーっぱい! 英語のうた 全60曲 (日本コロムビア)
マザーグースやあそびうたなどの英語の歌と、英語歌詞による日本の童謡が全部で60曲も収録されています。特徴は、「アルファベットのうた」や数字に関する歌、「はじめまして」や「おはよう」などのあいさつの歌、「アップ・ダウン」、「どっちが左、どっちが右?」など、英語の基礎であり、生活の基本でもある曲がたっぷり入っていることです。繰り返し聞いて歌うことで、日常でもすらりと英語が出てくるようになります。
はじめての英語の歌―歌でおぼえるらくらくイングリッシュ (学習研究社)
イギリスやアメリカで歌い継がれてきた英語の歌を41曲集めた本・CDです。ピクニックやパーティでの歌、クリスマスの歌、愛の歌など、四季折々に歌える歌が収録されているのが特徴。英語の歌詞、日本語訳、楽譜、歌の由来などの解説がついているので、英語のみならず、音楽の勉強にもなります。
幼児英語におすすめアプリ
いろいろある幼児向け英語アプリ。そのなかからフォニックスが学べるものから、簡単なゲームで遊びながら勉強できるもの、コンテンツたっぷりのものまで、ピックアップしてみました。
★ここがポイント!
一口に英語アプリと言っても、その数は今やものすごく増えて選ぶのにも一苦労です。幼児期の子どもの今のレベルにあったアプリを選ぶことが大切ですね。アルファベットや文法から学びたいのか、挨拶や会話からスタートしたいのか、また食べ物や乗り物など身近な物の名前を英語で覚えてほしいのか、目的にあった内容のアプリを選びましょう。
Pinkfong ABCフォニックス (SmartStudy)
楽しいアニメーションでフォニックスを学べるアプリです。AからZまでのアルファベットと単語がリズミカルに登場します。また、アルファベットのなぞり書きで書き方を学べたり、ミニゲームを通じてアルファベットと単語も勉強できます。
ダウンロードはこちら>>googleplay/App store
株式会社SmartStudy
楽しい英語 Fun English: 子供英语学習(ESL) (Studycat Limited)
このアプリは、英語の読み方、話し方、書き方をゲームで学べます。ゲームには、パズルやカードめくりなどがあり、遊びながら英語の勉強ができます。また、動物や食べ物などの英単語がカテゴリーに分かれているので、興味のある内容から学習できるのも魅力のひとつです。
ダウンロードはこちら>>googleplay/App store
Studycat Limited
ワオっち!イングリッシュスクール! (株式会社ワオ・コーポレーション)
はじめての英語を楽しく学べるキッズ英語アプリです。挨拶や日常会話、言葉やお話など、総合的に英語を楽しく学べるコンテンツが盛りだくさん。その中から「挨拶・会話」「文法・常識」「ゲーム」「絵本」の4つをピックアップして、毎月無料配信されています。
ゲームには、きらきら星のテーマソングとともに、英語のアルファベットをなぞったり、シャボン玉を消しながら「1、2、3…」と英語で数字を数えたり、英語のかるたもあります。
英語絵本も入っているので、表現力と聴く力も鍛えられます。
ダウンロードはこちら>>googleplay/App store
株式会社ワオ・コーポレーション
幼児英語におすすめおもちゃ
英語が学べる電子おもちゃを3つ厳選しました。おもちゃなら遊びながら英語を身につけることができますね。
★ここがポイント!
タブレットタイプの英語学習教材は、子どもが遊び感覚で自分から進んで学習してくれると、大人からの評判の高いおもちゃです。パソコン型のものや、タッチペンを使って読み進める本など、気に入ったスタイルで遊べるので、学習という面を意識せずに自然に英語に触れる機会を作れるのがメリットです。
学研のあそびながらよくわかる えいごタブレット (学研ステイフル)
『えいごタブレット』は、歌・単語・英会話などをネイティブの発音で聞き取りながら、液晶パネルではアルファベットを覚えることができるおもちゃです。聴く・話す・読むことを通して、遊び感覚で楽しく英語に接することができるので、自然に言葉や意味、そしてきれいな発音が身につきます。ポイントは、成長に応じて、『もんだいモード』で遊ぶことができるところ。繰り返し問題を解くことで、自然と英語力を育んでくれます。
ディズニー 日本語英語 ことばがいっぱい! マジカルずかん プレミアムDX (タカラトミー)
英単語を覚えるのなら「マジカルずかん」はいかがでしょう。ディズニーのキャラクターたちと一緒に正しい言葉や文字を楽しく覚えられます。日本語1100語以上、英語950語以上、キャクターボイス250語以上収録。日本語の後に続いて英語が再生される「にほんごえいごモード」で、日本語と英語の学習が同時にできるのが特徴です。英語音声はネイティブスピーカーを起用。正しい発音が学べます。さらにミッキーマウスマーチやABCソング、ボレロなどの楽曲も収録。幼児期はもちろん、小学生にあがっても使えるずかんです。
リープフロッグ 英語学習 パソコン LeapFrog My Own LeapTop Green(リープフロッグ)
英語が学べるパソコン風の玩具です。フォニックスとアルファベットを学べる「ABCモード」、メールが届く「メッセージモード」、アルファベットゲームなどができる「ゲームモード」、音楽が流れる「ミュージックモード」の4つのモードを搭載。おもちゃでフォニックスを学べるのがポイントです。
幼児英語教室の人気ランキング
オリコンが2019年、調査対象企業48社 実際の利用者2,793人にリサーチした「子ども英語 幼児のランキング・比較」から、ランキング上位3位をご紹介します。英語教室選びの参考になさってください。
1位 ECCジュニア(ECC)
約40年に渡り、日本の子どもたちに最適な英語教育を研究してきたECCジュニア。2・3歳児クラスのレッスンは「知育あそび」を中心に英語に触れていきます。このクラスは、子どもの作業を見守り、必要に応じて子どもを手助けする「保護者同伴レッスン」です。
4・5歳児のクラスは、「遊び」がメイン。興味を引くものには驚異的な集中力を発揮します。しかし子どもは、飽きっぽさも兼ね備えています。ECCジュニアでは、この年齢特有の集中力を最大限に引き出せるよう、レッスンの中にバラエティ豊かな遊びの要素を取り入れ、楽しく英語を学習します。
2位 セイハ英語学院(セイハネットワーク株式会社)
セイハ英語学院は、日本人講師と外国人講師がチームとなって授業を展開するのが特徴です。また、都合が悪くなったときは、別の曜日にレッスンを受けられるのも魅力。月謝が無駄にならず、経済的です。
ハロークラブコース(0〜3歳)は、親子で一緒にABCを歌ったり、リズムに合わせて体をうごかしたりしながら、自然に英語を吸収していくクラスです。プリスクールコース(3〜6歳)は、歌やゲームを通して、使える行きた英語で理解し、実践していくクラス。フォニックス法により文字と音との関係をしっかり学べます。
3位 ECC KIDS(ECC)
ECC KIDSは、外国人の先生を通して異文化を体験できるのが特徴です。1歳半〜3歳のコースでは、歌やダンス中心のレッスンで、英語の世界に自然になじめます。3歳コースでは、絵本を通じて英語に対する感覚を磨き、イマジネーションを広げることができます。4・5歳コースは、自分のことを、自信をもって英語で伝えるための応用力を育成します。いずれのコースも発育時期に合わせたレッスン内容になっているのがポイントです。
幼児期から英語教育を始めよう!
子どもたちが大人になるころは、今よりもさらにグローバルな時代になることが想定されます。そうなると英語は必須スキルとなるのではないでしょうか。幼児期から英語をスタートしておけば、世界で活躍できるようになるかもしれませんね!
文・構成/HugKum編集部