いよいよ、ピッカピカの1年生になる日が迫ってきました。お子さんにも、小学生になる自覚が芽生えてきたころかもしれませんね。
さて、入学を前に、ママやパパはお子さんに対して「もっとこうなってほしいのに」「○○は1年生から始めてもいいの?」と、心配したり迷ったりしていることはありませんか?
ここでは、小学館の学習雑誌『小学一年生』の保護者向け別冊『HugKum』で掲載された尾木ママこと尾木直樹先生の相談コーナー「尾木ママのOYA・KOスクール」の過去の相談から、よりすぐりを一挙にご紹介します。
目次
Q.人見知りが激しい息子を社交的にするにはどうすれば?
「うちの子、こんなに人見知りで、小学校で友達できるかしら?」と心配なママはこの時期少なくありません。お子さんが人見知りから少しずつでも社交的になれるよう、ママにもできることがあるそうですよ。
「人見知りが激しいので、友だちができるか心配…」尾木ママの回答は?
子どもが不安になるのも、安心感を抱くのも、ママ次第。少しずつ周囲に興味をもって成長するお子さんを、大きな心で見守っていきたいですね。
Q.おこづかいをあげずに、進んでお手伝いをさせたいのですが…
お手伝いをした子どもにおこづかいをあげたら、喜ぶのは当たり前。でも「お金」ではなく、ほかの方法で子どもがすすんでお手伝いをするようになるには、どんな工夫がいるのでしょうか。
お手伝いに限らず、日常生活のなかでも子どものモチベーションを上げるためのポイントを、尾木ママが教えてくれましたよ。
Q「ゲームを持たせたくない」。親の考えを通してもいい?
小学生になると、子どもたちの多くが手に入れるものとして「ゲーム」が挙げられます。「ゲームはやらせたくないけど、持っていないと仲間外れにされそうだし…」そんなママたちの揺らぐ心に、尾木ママが答えてくれました。
【尾木ママの子育て相談】子どもにまだゲーム機を持たせたくない
自然のなかでの遊びで育まれる感性や感情、脳の発達についてプロのアドバイスをしてくれた尾木ママ。「とくに低年齢なら、大人の管理やルールは必要」とも訴えています。
Q.朝の支度や持ち物の準備は親が手伝ってもいいの?
入学時期前後は、「もう小学生なんだから、自分のことは自分でやらせなきゃ!」と自分に言い聞かせているお母さんも多いことでしょう。けれども、まだまだおぼつかないわが子を見ていると、つい手を差しのべたくなりますよね。朝の支度をしたり、時間割をそろえたりは、ママが手伝ってもいいのでしょうか。
「子どもの手助けは、どこまでしたらいいの…?」尾木ママのアドバイス
いきなりひとりでやらせるのではなく、徐々に任せるようにする。任せてからも、気にかける。お子さんがやる気になる前向きな言葉をかけてあげられるといいですね。
Q.友達の家でガツガツおやつを食べてしまう娘に悩む…
小学生になると、ひとりで友だちの家に遊びに行く機会が増えます。そんなとき、ママの見ていないところでお子さんがお菓子を食べすぎていたら、どのように対処すればいいのでしょうか。
友だちの家でガツガツ「おやつ」を食べてしまう娘が心配…尾木ママのアドバイス
この相談では尾木ママが実体験をもとに、アドバイスをしてくれました。ママの方針もあると思いますが、長い目で見たときにお子さんの精神的な負担にならないように、上手に妥協していくことが大切なのだと気づかされます。
Q.朝、子どもを怒っては反省のくり返し。どうすれば直る?
「きょうもイライラして怒っちゃった…」と後悔する。ママなら誰もが経験のあることです。明日は絶対怒らない! と誓っても、相変わらずなわが子にまたイライラが…。でも大丈夫。尾木ママが、子どもと穏やかに接するためのヒントをくれましたよ。
毎朝、子どもに怒って反省…「尾木ママ」がママの不安をやさしく解決します
子どものことを理解しようとすればするほど、いままで見えていなかったものが見えてくる。頭ごなしに怒るのではなく子どもに寄り添うことで、ママ自身が穏やかでいられるのです。
入学するとさまざまな環境の変化のなかで、親はいままでにない判断を迫られる場面が増えてきます。でも、ママがゆったりと構えていれば、お子さんもポジティブな気持ちで新しいことを学んだり身につけたりできるのではないでしょうか。
いよいよ、小学館の学習雑誌『小学一年生』は2018年度がスタート! 記念すべき4月号は3月1日(木)発売です。
特別付録は世界初、ドラえもんをはじめ5人がしゃべる「ドラえもん まかせとけい」。新1年生の早寝早起きや規則正しい生活習慣を楽しさいっぱいに応援します。
ママやパパのための別冊『HugKum』では、入学準備や入学式当日のためのお役立ち情報をたっぷりお届け。また、連載「尾木ママお悩み相談」では、ママやパパのお悩みに誌面で尾木ママが丁寧に答えてくれますよ。どうぞご期待ください。
『小学一年生』2018年4月号は、算数国語ドリルつき本誌+豪華付録+保護者向け別冊『HugKum』がセットで特別定価1,480円(税込)です。
初めての小学校生活を、親子で笑顔いっぱいにスタートしてほしい。小学館は新1年生親子を全力で応援していきます。
(ライター/菅原裕佳子)
しゃべる目覚まし時計「まかせとけい」で楽しく新生活!『小学一年生』4月号・付録と学習