ものづくりに興味津々!おもちゃのミシンからスタート
お母さんがミシンを使っている時に、お子さんが近くで興味がありそうな様子はありませんか?
本記事では、ものづくりに興味を持ち出した女の子向けの「ミシンのおもちゃ」をご紹介していきます。おもちゃのミシンで遊ぶようになると、スタートから物の完成図を想像する「想像力」を養うことや、最後まで一つのものを作り上げる「達成感」を味わうことができるでしょう。
女の子のお母さん、または裁縫に興味がある男の子のお母さんも必見です!
おもちゃのミシンを選ぶときのポイント
おもちゃのミシンを選ぶときのポイントや安全性、値段などを見ていきましょう。これらのポイントに気をつけながら選ぶと、「買わなきゃよかった…」なんてことは避けられるはずです。
安心なのと安全性
おもちゃとはいえ、「ミシン」なので、糸と針で生地を縫い合わせていくものです。したがって、必然的にお子様が針を触ることがあるでしょう。
おもちゃのミシンには大抵「針ガード」が付けられています。これはその名の通り、針で指を刺さないためのガードです。針ガードがあることで、安全に使用することができます。
そして、おもちゃによっては、針交換を行える本格的なものまであります。おもちゃのミシンとはいえ針交換を行うときは、必ず保護者の人がやってあげましょう。
縫える生地の確認
まず、お子様が何を作りたいのか、明確にしておく必要があるでしょう。なぜならば、おもちゃのミシンによって、縫える生地が異なるからです。
例えば、綿しか縫えない・綿とフェルト生地は縫える…などおもちゃによって違うので、購入する際に、必ずお子さんの作りたいものを把握しておくことが大切です。
また、指定の布しか縫えない、なんてミシンのおもちゃもあるので注意しておきましょう。ミシンといってもおもちゃなので、厚い生地は縫えないものが多いです。
さらに、糸を使わないおもちゃのミシンもあります。これは、生地の繊維同士をつなぎ合わせて作っていくものです。また、糸ではなく、毛糸を使用して縫うミシンもあります。糸に関しても、お子さんが作りたいものに合わせて選ぶと良いでしょう。
おもちゃのミシンの値段
おもちゃのミシンの値段ですが、これは本格的になればなるほど、当然値段も上がります。
上糸しか使わず、簡単な裁縫しかできないおもちゃのミシンは、およそ3,000〜6,000円です。
また、下糸も使用して、本格的な裁縫ができるおもちゃのミシンは、およそ10,000〜20,000円です。
おもちゃのミシンの対象年齢は、「6歳以上」となっているものがほとんどですが、本格的なミシンのおもちゃに関しては、「7歳以上」と記載されているものもあるので注意しておいきましょう。
おもちゃミシンのオススメ
ここからは、おもちゃのミシンでオススメの商品を見ていきましょう。どんな特徴があるのかなども合わせてご紹介しますので、参考にしてみてください。
★ココがポイント
アイデア次第で、さまざまな作品が作れるミシンは、子供の“想像力”を掻き立てます。それが、自分専用のミシンともなれば、喜びはひとしお。誕生日やクリスマスプレゼントに悩んだ時にも、おすすめです。
毛糸ミシン Hug(ハグ)
こちらの商品は、糸ではなく「毛糸」で布をつなぎ合わせることができます。毛糸で裁縫を行うということは、「針穴になかなか糸が通らない…」などイライラせずに済みます。
また、下糸も使用しないため毛糸のセットが簡単で、すぐに縫い始められるのが特徴です。
さらに、フェルトを縫う際には、毛糸も使わずにフェルトの繊維同士を絡み合わせて作るシステムが搭載されているので、気軽に裁縫を楽しむことができるでしょう。
乾電池で動くタイプなので、コンセントを差し込む必要もありません。
フェルティミシン
「フェルティミシン」は糸を一切使用せずに専用の布が縫えちゃう不思議なミシンのおもちゃです。
専用の布を2枚切り取り、それを重ね合わせて針の下にセットするだけ。スタートすると、あら不思議! 糸を使わずに2枚のフェルトがくっつます。
バッグや小物、ポーチなど様々なものが縫えちゃうミシンのおもちゃです。こちらも乾電池使用。
子供に合わせたおもちゃのミシンを選ぼう
おもちゃは、お子さんの感情や知識を育てる道具にもなります。お子さんが欲しがるものばかりあげるのではなく「これをあげたら、こんなことに興味を持ってくれるかも?」とお母さんお父さんも考えながら選べると良いですね。
冒頭でも述べましたが、ミシンのおもちゃは、お子さんのたくさんの感情を呼び起こしてくれる手助けに! おもちゃのミシンを選ぶときは、本記事で紹介したようなポイントに注意しながら、選んでみてください。
文・構成/HugKum編集部