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夏至祭シーズンだけのフォトジェニックな花冠やフォトスポットが登場!
メッツァビレッジは「北欧時間が流れる森と湖での体験を通じて、こころの豊かさの本質に気づき、日常生活へと持ち帰れる場所」を目指し、2018年11月にオープン。屋外ならばペット同伴もOKなので、ワンちゃんとのお散歩スポットとしても人気です。
アクセスは電車を利用した場合は、西武池袋線の飯能駅またはJR川越線の武蔵高萩駅からバスを利用します。同じ敷地内にはムーミンバレーパークもあるので、さまざまな楽しみ方ができる施設です。
6月23日(日)まで開催中の「メッツァの夏至祭2024」の期間中は、メッツァ入口のエントランスロード「メッツァティエ」にが夏至祭に欠かせないアイテムの「花冠」をモチーフにした「北欧8ヶ国の夏至の花冠ロード」が飾られています。大きな花冠にスウェーデン、フィンランド、エストニアなど北欧各国の国旗カラーのリボンをあしらったものがお出迎えしてくれるところから、本当に異国の地にいるような気分になれるはず。
また、北欧各国の文化を学べるように、飯能市立図書館・こども図書館の協力のもと、北欧8ヶ国にまつわる本やフィンランド大使館からの寄贈本など約200冊、リトアニア大使館所蔵の写真集や絵本など約30冊が展示されている「ミッドサマーライブラリー」が期間限定でオープンしています。
6月22日はイベントが盛りだくさん! のんびり楽しむなら平日、イベント参加型ならば週末がおすすめ
メッツァビレッジは平日もオープンしていますが、夏至祭の期間中にイベントが実施されるのはほぼ週末。大自然をのんびり楽しみたい派の人ならば、混雑しない平日に。逆に、お祭りムードを楽しみたいならば、週末に行くのがおすすめです。
6月22日(土)には、スウェーデンとフィンランドの中間の島「オーランド」のユニークなスタイルのメイポールを囲んだスウェーデンダンス、23日(日)はフィンランドダンスを実施予定。民族衣装を着た人たちのデモンストレーションダンスのあとには、みんなで踊るのですがこれを楽しみにしている人も多いそうですよ。
同じく22日には日本の茶室をモチーフにしたサウナを屋外に設置し、服のまま入れる無料のサウナ体験も実施されます。
おそるおそる挑戦! いましか食べられないザリガニフード
異文化体験といえば、やっぱり食事ですよね。日本は世界中の食べ物を比較的購入しやすい国ですが、それでも珍しいものはあります。今回ピックアップするのは、ザリガニ。子どもの頃に捕まえたことがある人もいるのでは? 北欧の国の1つ、スウェーデンでは毎年8月・9月はザリガニ漁が解禁に。そのため毎年8月にはみんなで集まってザリガニ料理を食べる「ザリガニパーティ」を行うそうです。
メッツァ内の店舗でも夏至祭の期間限定でザリガニフードを販売中。使われているのはきちんと食用として飼育されたザリガニなのでご安心を。
私もザリガニ初体験でしたが、ほぼエビというかんじ。見た目からザリガニのまんまのものもあれば、普段食べ慣れているミートボールやホットドッグなどの具材にザリガニを使ったものまで幅広くラインナップされているので、なかなかできない食体験としてチャレンジしてみるのはありでは?
ちなみに、ザリガニは英語では「crayfish(クレイフィッシュ)」といいます。言葉に魚(fish)って入っているの、不思議ですね。
7月から9月には夜の花火イベント「メッツァの北欧花火2024」も開催
夏の夜限定イベントとして、7月13日(土)から9月23日(月・祝)の期間には、「メッツァの北欧花火2024」が開催されます。バルト三国を含む北欧各国の大使館の後援のもと、北欧8ヶ国の大使館・大使館スタッフ推薦の音楽をBGMに、各国の国旗の色をイメージした打ち上げ花火が夜空を彩ります。また、お買い物やお食事で利用できるギフトチケットやBBQディナーが付いた特別観覧席の販売もされるので、確実に座って楽しみたい人はそちらがおすすめです。
メッツァビレッジに入場するのは無料なので、まだ子どもが小さくてアトラクションなどの利用は難しい、または、のんびり過ごしたい派の人にはとくにおすすめです。普通の公園とは違う、空がどこまでも広く、宮沢湖を取り囲む緑がとても深い光景は本当に海外にきたかのよう。
夏のおでかけの候補にいかがですか?
メッツァビレッジ公式は>>こちらから
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取材・文/北本祐子