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【夏休みの自由研究にもおすすめ】SDGsについても親子で楽しみながら学べる体験イベント
『夏のわくわくキッズフェス2024』のテーマは、「SDGsを親子で楽しく体験しながら学ぶ」。家族での思い出作りの場としてだけでなく、ワークショップでの体験を通じて子どもたちが未来の仕事に興味を持ち、自分ごと化できる学びの場を提供しています。
昨年度は東京ドームシティ会場および日本橋会場で約3,000名の親子が参加。日程は、夏休み開始直後の5日間。毎年頭を悩ませる夏休みの自由研究のネタ探しにもぴったりですよ。
東京ドームシティプリズムホールでは、各出展者が会場内にブースを出展しています。2回目となる今回は約20社の企業などが集結。
ブラインドサッカーなどのスポーツ体験といった身体を動かすものから、「電気自動車の電池をのぞいてみよう!」という仕組みを知る学びコンテンツ、「お花を集めてすてきな花飾りを作ろう!」といったアートを作成するワークショップなど、体験が幅広く用意されています。好みに合わせて自由に体験を選べるのは、まだまだ未知数の子どもの可能性を発掘できそうでうれしいですね。
参加費は、三井不動産グループのサービスに会員登録すれば無料です。三井のすまいLOOP、三井ショッピングパークポイントなどに無料登録をしてみてください。
東京ドームシティ プリズムホール会場 実施概要
■日時:2024年7月20日(土)・7月21日(日)
【一部】 11:00~13:30 / 【二部】 14:30~17:00 (入替制)
■場所:東京ドームシティ プリズムホール (東京都中央区後楽1-3-61)
■申込・参加費:
【&BIZ会員・WORK STYLING会員・&well会員含む対象の三井不動産グループサービス会員(※)】
*公式HP経由で予約受付中
参加費無料(会員1名あたり同伴者7名まで)
三井のすまいLOOP会員・三井ショッピングパークポイント会員・MGH Rewards Club会員・TDポイン
ト会員
【一般】
*公式HP経由で予約受付中
1グループ(8名まで) 2,000円 /(定員に達した場合販売終了)
■申し込み・公式HP:イベント|SERVICE|&BIZ
日本橋エリアの“いま”と“むかし”に触れるワークショップや職業体験
『夏のわくわくキッズフェス2024』の日本橋会場では、日本橋エリアの企業や団体、商業店舗が大切にしてきた持続可能な取り組みをテーマにしたワークショップや、実際の商業店舗を活用した職業体験を実施するなど、日本橋ならではのコンテンツを多数実施予定です。
例えば贈答用のフルーツの代名詞的存在の千疋屋総本店での“果物販売の職業体験”、日本橋三越本店の江戸時代から伝わるまごころを学ぶ“まごころのいろは”など、地域のプレイヤーが大切にしてきた取り組みを学べるワークショップが実施されます。
また、五つ星ホテル・オリエンタル 東京の“ホテリエ体験”、三井住友銀行ならびに三井住友信託銀行の普段踏み入れることのできない重要文化財「三井本館」での“銀行職場体験”、岡三証券の投資を学べるロールプレイゲームなど、夏休みの自由研究にもぴったりなワークショップを多数展開します。
地域の方々とともに持続可能な街づくりを推進する三井不動産や日本橋室町エリアマネジメントと、日本橋の街を舞台に活動する企業や団体、店舗がSDGsの取り組みを次世代に繋いでいきたいという双方の想い体現するイベントとして取り組んでいるそうです。
こちらのワークショップは公式ホームページからの事前予約制。ただ、当日でも空きがあれば参加可能です。
日本橋エリア会場 実施概要
■日時:2024年7月26日(金)・27日(土)・28日(日)10:00~17:00
■会場:日本橋エリアの各所(江戸桜通り地下歩道、日本橋三井タワーアトリウム 他)
※受付場所:江戸桜通り地下歩道(COREDO室町1 地下1階「日本橋案内所」付近)
■申込・参加費:
【一般】公式HP経由で予約受付中。500円/1コンテンツ
※各コンテンツ共に定員に達した場合、終了となります。
福徳神社の衣装を着て親子の幸せを祈願する「神主さん体験」
今回、日本橋エリアにある商業施設「コレド室町」の隣に鎮座する福徳神社で行われるのが、「神主さん体験」。衣装を纏い、お参りの作法などを学ぶものということなのですが、どのように行われるのか事前に行われた説明会でチェックしてきました。
福徳神社はご祭神に五穀豊穣の神様・倉稲魂命を祀る神社。その歴史は創祀された時は明らかではありませんが、貞観年間(清和天皇・859~876年)には既にこの日本橋に鎮座していたと伝わっています。当時の日本橋界隈は福徳村という田舎だったそうです。天正18年(1590)8月には徳川家康公も参拝した由緒ある神社です。
今回のワークショップ「神主さんになってオハライしてみよう」は、参加者に小学3年生から5年生ぐらいの子どもを想定して設計。装束を身に着けて自分のお父さんやお母さんたちの健康を祈るというものです。
「大体神社にお参りにくると、自分のことを祈ります。でも今回は、ご家族のこと、いわゆる人のために祈ってみようというものです」と福徳神社の宮司 伊久裕之さんは教えてくれました。
日本橋エリアは歴史ある街であると同時に日本有数のオフィス街でもありますが、実は将来を担う子どもたちを対象にしたイベントがしばしば実施されています。そもそも江戸時代の日本橋は、寺子屋や私塾などが多く、当時の東京市内でも有数の文教エリア。明治時代には、地元の人達の熱意と努力によって中央区内最初の学校が誕生。当時の精神性を現代に受け継ぎながら、今後も地域のプレーヤーと日本橋で次世代教育プロジェクトを継続的に実施し、未来を担う子どもたちの可能性を広げる活動を行っていく予定だそうです。
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取材・文/北本祐子