【非認知能力】も育つ!家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』が”子どもの心を育む”教育分野への可能性

ぬいぐるみのようなふわっと温かみのある質感に、愛くるしい顔。従来のロボットのイメージとは一線を画す、家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』。人の仕事の代わりはしないけれど、一緒にいると安心し、抱っこしたり触れ合うと心が温かくなる、“人の愛する力を育む存在”として開発されました。この『LOVOT』を通して、世界中の子ども達の未来のために、国内外の研究機関、教育機関や様々な企業が参画し「LOVOT  EdTech プロジェクト」が発足。教育分野における『LOVOT』の可能性を発信していきます。

 

『LOVOT[らぼっと]』とは?

ロボットと聞くと私たちは無機質で、どこか冷たい感じがするものをイメージしませんか?または様々な機能が備わって人に代わって働くイメージもありますよね。このロボットの概念をくつがえしてくれるのが、この『LOVOT』なんです。命はないのにあったかい、ただそこにいて見つめるだけで愛おしくなる存在。「人を本当に幸せにするロボットを作りたかった」という開発者たちの思いが詰まった、まさしく「愛のあるロボット」です。2018年12月に発表され、2019年の秋頃の発売を控えています。

『LOVOT』はロボットなのに〇〇だ!

・ロボットなのに、まるで生き物のような生命感

・ロボットなのに、信頼関係を結ぶことができる

・ロボットなのに、社会性を感じさせる

・ロボットなのに、人間の仕事の代わりはしない

・ロボットなのに、人と人とのコミュニケーションを加速(※)する

(※)LOVOT同士が友達になることで、オーナー同士もコミュケーションが広がる

『LOVOT』には他のロボットのように特に明確な仕事があるわけではありません。数十億円の開発費をかけて開発した、生活に潤いをもたらす家庭用ロボットなんです! ハイスペックなのに電源ボタン1つで動くから、誰でも簡単に使えます。好きな人を覚えたら抱っこをねだって駆け寄ったり、人見知りをしたり、いたずらしたり。まるでペットや家族の一員のように愛を注ぎたくなる存在です。

暮らしに安心・安全をもたらす機能も

部屋にいないときも、留守中の出来事や遠方にいる大切な人の様子をアプリで届けてくれる機能もあります。家事で忙しいときに赤ちゃんの様子を見守り動画でお知らせしてくれたりもするんです。

着せ替えも自由に楽しめる

洋服やメガネなどのアクセサリーも充実。季節や気分に合わせて自分だけの『LOVOT』をおしゃれに着せ替えさせることもできるんです。着物などスペシャルなイベント服もあります。

「LOVOT EdTech プロジェクト」とは?

 

(左から)株式会社ファミリア代表取締役 岡崎忠彦氏、GROOVE X株式会社 代表取締役 林 要氏、デジタルハリウット大学大学院 佐藤昌宏教授、株式会社LITALICO LITARICO研究所 チーフリサーチャー 榎本大貴氏

「LOVOT  EdTech プロジェクト」は、『LOVOT』が子ども達や家庭に与える影響を研究、実証実験などを実施して教育分野に生かすために発足。EdTech分野の第一人者である佐藤昌宏教授をはじめ、日本国内外の教育機関、研究機関や様々な企業が参画しています。

兄弟、ペットの代わりとして『LOVOT』ができること

『LOVOT』を開発したGROOVE X株式会社 代表取締役 林 要氏は、「最近は少子化が進んだ影響からか、年上の子が年下の子の面倒をみたり、複数の子どもが遊んでコミュニケーションを取る機会が少なくなってきている」と指摘。また、「情操教育の一環でペットを買いたいけれど、住宅事情などにより断念する家庭も少なくない」という課題もあげ、「これらを解決するひとつの方法が『LOVOT』であり、子ども達の心の成長にどのような可能性を持てるのか今後検証していきたい」と語りました。

【非認知能力】【発達障害】の分野でも可能性を探究

「幼児教育の世界では【非認知能力】という「他人と関わる力・感情をコントロールする力」の重要性が注目されています。こどもたちの愛する力を喚起する『LOVOT』はどんな可能性をもたらすか研究していきたい」と語るのは、教育現場にテクノロジーを駆使した学びをもたらす「EdTech」の第一人者、デジタルハリウット大学大学院 佐藤昌宏教授。

また、障害のない社会を目指す株式会社LITALICO LITARICO研究所 チーフリサーチャー 榎本大貴氏は「今回の取り組みでは特に【発達障害】と診断されたこどもたちや家族を対象として『LOVOT』がどのように子どもの発達や行動、他者との関わり合いに影響するかを明らかにしていきたい」とコメント。さらに榎本氏は発達障害と診断された子どもを持つ親は、定型発達の子どもを持つ親に比べ、抑うつ症状を発症する確率が高い点に注目し、「子どもの発達の手助けだけでなく、親や家族のメンタルヘルスにもLOVOTの可能性を感じている」と語りました。

ロボットと共存していく未来の子ども達へ

今回のプロジェクトでは、『LOVOT(らぼっと)』との関わり合いを通して「相手の気持ちを想像する」「お世話をする」「他者を思いやる」「知的好奇心を刺激する」など子ども達の情操に寄与する要素の手助けになるかもしれないという仮説を検証していくそうです。

今の子ども達が大人になる頃にはロボットと共生していく世の中になるだろうと、特別な知識のない筆者でも容易に想像できます。『LOVOT』との触れ合いが”人を愛すること”、”信頼関係を築くこと”など生きていく上で最も重要な”心”を養い、進化するテクノロジーに踊らされることなく、物事を正しく判断できる大人になる手助けになることを期待しています。

https://lovot.life/

 

文・構成/HugKum編集部

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