とてもシンプル。でも「これが欲しかった!」
外側は?
全体が白一色のファイルです。高さは21cmとA5サイズのノートと同じで、横幅はそれより少し小さく17.5cm。背表紙の幅は3.5cmと意外とコンパクト。裏表紙からベルトが出ていて内側の先端には面ファスナーがついています。同じく表紙にも面ファスナーがつけられていて、閉じてコンパクトに使うことができます。また、持ち運びがしやすいように上部にはハンドルがつけられています。
内側は?
ベルトを外すと6つの部屋に分かれているじゃばらのポケットが扇型に開きます。これによってファイル自体が自立します。ポケットの高さは約10.6cm。小さめのものを入れても取り出しやすく、高さがあるものでもしっかりと支えてくれる絶妙な高さです。最大に開くと幅は20cmほどになります。
水谷妙子さん監修の「おかたづけシリーズ」の1品です
実はこの商品、HugKumの記事でもお馴染みの整理収納アドバイザーの水谷妙子さんが監修しています。
子どもの“お絵かきや工作を楽しみたい”気持ちと、親の“自分で片づけてほしい”気持ちに寄り添って誕生した【おかたづけシリーズ】から発売された商品なのです。
CASE STUDY:シールを使う時
お子さんも楽しむ、大人も手帳デコに使う世代を超えて楽しめるのが「シール」ではないでしょうか?そのシールを使うときにどう便利なのかを考えてみましょう。
割り切っていた「使いづらさ」
シールを収納するためのアイテムは今までも市販されていました。例えば筆者宅にあるシール用のファイルはシールが気持ちよく入るサイズのポケットになっている縦長のもので、ポケットを1枚ずつめくって自分の使いたいシールを探し、ポケットに手を入れて取り出すというものでした。
今まではそれが普通だったので、「取り出すのが面倒」「たくさんは入らない」というのは仕方がないと割り切っていた部分がありました。
こまごまファイルでパッと解決!
ですが、こまごまファイルはポケットに幅があるため、1カ所にたくさんのシールを入れられます。
しかも、ポケットの高さがそこまで高くないので、小さいサイズのシールでもひょいと取り出すことができます。
また、ポケットにパンパンにシールを詰め込んでも、ファイル自体が自立している&ポケットが低いので、立てたシールを1枚ずつめくって使いたいものを探しやすくなっています。
このように収納しやすく、入れたものが出しやすくなっているのです。
他にも色々使える!
おりがみ入れに
こまごまファイルは15cm×15cmのおりがみがピッタリと入るサイズです。
単色の折り紙だけでなく模様が入っているものや両面折り紙、可愛い絵が描かれている物があれば、種類ごとに分けることができます。
折り方の本も、小さめであれば一緒に入れることができますし、出来上がった作品を入れておくこともできるんです。
お出かけ用の小さい本も
おでかけの時に持っていく小さな絵本やミニ図鑑(おおよそハガキサイズ)にも良いサイズ感。お気に入りの絵本の定位置をここにしておけば、出かけるときにファイルごと持って出かけることができますね。
郵便物の整理に
年賀状や引っ越しのお知らせハガキ、病院からの定期検診のお知らせなどハガキや封筒を入れるのも便利ですよね。年賀状は家族宛や個人宛とグループに分けることができるので、ポケットを分けておくと確認しやすくなります。
キッチンでも大活躍!
バラバラになりやすいふりかけの袋、お子さん用の小袋も含めてドンっと入れることができます。ベルトを閉じれば食器棚や食糧庫の隙間に立てて保存できます。
他にも!
サクラクレパスが発信されていたものの中には、「飲み薬やお薬手帳、体温を記録するメモセットと体温計」をひとまとめにしたり、推し活のアクリル製のキャラクターグッズをまとめて収納したりと潜在的な可能性を秘めています。
アイディア次第で色々使える
お部屋やキッチンでうまく片付けられないものってありませんか?筆者の場合はガス料金の明細や学校行事のバス代の払込用紙、塾の特別講習の振替書類、整理する暇のなかった名刺などなど、意外とこまごましたものたちが行き場を見つけられずに、机の隅っこに積み重なっています。
こういうものも保管しやすいのが「こまごまファイル」のいいところだと気づきました。シンプルなデザインなので、本棚に立てて置けるのも◎です。
あなたも自分にぴったりの使い方が見つかるはずです!ぜひ使ってみてください。
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文・構成/ふじいなおみ