小学生になると、登校時間とともに起床時間も変わり、教科書、給食袋など毎日の準備も増えるので、幼稚園・保育園の後半にはその時間に合わせた生活へトレーニングする家庭も多いですよね。でも実際には入学にかなり近くないと登校時間は分からないもの。そこで、小学生の子どもを持つHugKum読者のママ、パパにアンケートをお願いしました。
小学生の登校時刻の平均は?
幼稚園だと9時頃、保育園だと保護者の出勤時間によるものの9時頃までに登園、という形が多いと思いのでは。でも小学校は比較的登校時間が早く、時間も決められた時間の10分以内に、など厳密になることが多いよう。実際はどうなのでしょうか。
学校指定の登校時間は何時?
いちばん多かったのは8時半という回答。意外と遅め?と思いましたが、地域によっても違うのでしょう。8時〜8時半までには登校、という学校がほとんでした。
登校にかかる時間と到着時刻
では、実際に子どもが登校するのに、何時に到着するようにしているか、通学手段とどのくらいの時間がかかるのか聞いてみました。
学校に到着する時間
5〜10分前に着く、という子がほとんどですね。次に多いのは10〜20分前という回答。早く席につけば、ゆっくり準備をして安心して1日を迎えられますよね。登校時間ちょうど、という子も目立ちますが、学校によっては登校時間にならないと昇降口を開けてもらえないこともあるので、その場合はぴったりめになるのかもしれません。
通学手段と所要時間
<徒歩>
いちばん多いのは徒歩通学の子たちで、回答の2/3が15分以内でした。公立小学校であれば学区が指定されているので、極端に遠いことはないですよね。ただ、中には30分以上かかる子も。地域に小学校があまりなく、かつ学区の端に住んでいるとこのくらいは仕方ないのでしょうか。足腰が鍛えられそうです!
<電車>
電車通学の子は多くはないですが、私立小学校の子たちのようです。ほとんどが30〜45分ほどで、最寄駅まで徒歩で何分か、そして電車で30分ほど、というイメージでしょうか。大人の通勤時間に重なってしまうと大変です・・・。
<保護者の車の送迎>
保護者が車で送迎する、という回答も。公共の交通手段だと遠回りになってしまうという場合もありますよね。
<自転車>
数は少ないですが、自転車通学という声も挙がりました。小学生で、と考えるとちょっと珍しいですが、高学年になったらOKという学校もあるのかもしれません。
小学生が家を出ている時間
そして、いちばん気になるのは子どもが何時に家を出るのか?ということではないでしょうか。
小学生が家を出ている時間を聞いたところ、7時30分から8時00分の間に出ている子が多いようです。学校への登校時間の回答で多かったのが8時〜8時半だったので、このくらいには大体の子が家を出ていることになります。
共働き家庭の登校の実情と戸締りの対処法
そして最近では多数派になっている共働き家庭の小学生の登校時間について聞いてみました。小一の壁になってしまうこともあるので、重要です!
保護者の出勤時間が9時頃が多いのでは?と考えると、子供を先に送り出すという回答がほとんどでした。子どもの時間に合わせて出勤時間を調整している場合もあるようです。でも、1/4弱の家庭では、保護者が先に出るパターンに。子どもが残った場合の戸締りなどが気になりますよね。みなさんどうしているのでしょうか。
時間をずらして保護者が遅くでる
やはり、保護者が送り出すパターンがいちばん安心なので、パパは先に出勤するけれども、ママの勤務時間がもともと遅いか、時間を調整している家庭が多いようです。
「私は出勤時間は早いが、妻は遅く出勤するため、最後は妻が戸締りする」(40代・北海道・子ども2人)
小学生の子どもに戸締りを頼む
わりと多かった、子どもが戸締りをするという家庭は、子どもが高学年になったらという家庭が多いのではないでしょうか。母親の時短勤務もそんなに長くは取れないのが実情ですよね。「休日に戸締りを子どもに担当させて練習をする」「玄関に忘れ物チェック表を貼り、戸締りの確認をさせる」など、子どもに鍵を任せるためには工夫が必要です。また、何か困ったことがあったときのためにご近所の方ともコミュニケーションをとっておくと安心ですよね。
「小学生の子どもが戸締りをする」(50代・静岡県・子ども3人)
祖父母に預けて家を出る
祖父母に預けられるので、先に出勤するという恵まれた人たちも。同居していたり、近所なので来てもらえる、ということであれば戸締りの心配はないので安心ですね。
「祖母に預ける」(40代・神奈川県・子ども2人)
登校時間に合わせた生活設計を
小学生の朝の生活のイメージはつきましたか?今と大きく変わりそうであれば、勤務時間など早めに対処法を考えて!起きてからバタバタしてしまうと、子どもも気がそぞろのまま1時間目が始まってしまうかも。充実した1日を迎えられるように整えてあげたいですね。
文・構成/HugKum編集部