子ども用ローラースケートのおすすめ6選。「立つ」「歩く」「滑る」の基本動作や注意点も

ローラースケートには車輪が四つのクワッドスケートや滑走性に優れたインラインスケート、靴の上に装着できる着脱式などがあります。初心者は自分の足にフィットした安全性の高いものを選びましょう。おすすめの商品と練習時のポイントを紹介します。

ローラースケートの種類は?

バランス感覚を養い、外で遊ぶことの楽しさを教えてくれる「ローラースケート」は、子どもにぴったりのアクティビティです。ローラースケートにはいくつかの種類があるため、使用者の年齢や用途に合わせて選びましょう。

4輪タイヤのクワッドスケート

ローラースケートは「クワッドスケート」と「インラインスケート」に大別できます。「クワッドスケート」は、車輪を前後に二つずつ配したオーソドックスなタイプです。

「クワッド(Quad)」には「四つ」という意味があります。日本でローラースケートといえば、クワッドスケートを指すのが一般的です。

車輪が四隅に配置されており、安定感に優れています。小さな子どもでも、比較的安全に滑れるでしょう。小回りが利くため、片足で円を描いたり滑りながらダンスをしたりすることも可能です。

やや重量があるぶん、スピード面ではインラインスケートよりも劣ります。

縦1列にタイヤが並ぶインラインスケート

「インラインスケート」は、アイススケートの刃部分をローラーに変えたタイプです。タイヤの配置が縦1列になっています。自立が難しく、初めての人は転倒しやすいかもしれません。

滑走性や旋回性に長けているため、慣れればさまざまな滑りが楽しめるでしょう。インラインスケートは、フィットネス・アグレッシブ・レーシングの三つに大別されます。

「フィットネス」タイプは、有酸素運動やスキーのトレーニング用に開発されたオーソドックスなスケートです。初心者のほとんどが、このタイプから始めます。

「アグレッシブ」タイプは、ストリート系の高度なパフォーマンス向けです。「レーシング」タイプは、主にアイススケートのトレーニング用として使われます。

靴に取り付けられるタイプも

ローラースケート用シューズのほかに、市販の靴に取り付けて使用する「着脱式」もあります。普段から履いている靴につけられるため、靴擦れの心配もありません。

車輪がワンタッチで格納できるタイプは、ローラーを装着したまま普通に歩けます。犬の散歩やちょっとしたお出かけのときにも重宝するでしょう。

着脱式はさまざまなメーカーから発売されており、値段も比較的手ごろです。育ち盛りで足のサイズが変わりやすい子どもや、気軽にローラースケートを楽しみたい人も選びやすいでしょう。

練習方法とコツをおさえておこう

クワッドスケートとインラインスケートでは、滑り方のコツも練習方法も異なります。ローラースケートに初めて触れる初心者や子どもは「立つ」「歩く」「滑る」の三つが基本です。まずは四つの車輪で安定性のあるクワッドスケートから練習しましょう。

少しずつ立つ、歩く、滑る練習を

初心者は、ローラースケートを履いて立つこともままなりません。手すりにつかまるか、2人1組で、誰かに体を支えてもらいながら立つ練習をしましょう。

自立するのに慣れたら、次は前進する練習をします。重心が後ろに傾くとお尻から転んでしまうため、できるだけ「前方」に体重をかけながら前進するのがポイントです。

子どもの場合は大人が前に立って、子どもの手をゆっくりと引きながら動いてあげるとよいでしょう。歩くのに慣れたら、いよいよ滑る練習です。

まっすぐ前に滑ろうとすると、ローラーが空回りします。はじめは「カツカツ」と音を立てるように歩くところから始めましょう。

両ひざに手を添えると、バランスを崩してもプロテクターを付けた前方へ転べます。慣れてきたら、つま先を外側に「ハ」の字に開いて「斜めに蹴りだす」ように滑りだすのがポイントです。

止まり方をマスター

滑り方を練習するのと同時に、スムーズに止まる方法もマスターしましょう。ローラースケートの止まり方はいくつかありますが、ハの字とT字が基本です。

「ハの字」は脚の向きをハの字にして、ひざの内側に力を入れてゆっくりと停止するやり方です。子どもに教えるときは、ハの字と言葉で言ってもなかなか伝わらないこともあります。

ジェスチャーを交えたり、大人が実際に足の動きを示したりして伝えるとよいでしょう。

T字の形で止まる通称「T-ストップ」は、少しスピードが出たときの停止方法です。ひざを曲げた前体重の状態で片方の足を前にまっすぐ前に向けます。

もう一方のつま足をかかとに当てるように、横向きに置きましょう。上に伸びあがるようにして減速し、接地点をブレーキにして止まります。

初心者はまず、ハの字の止まり方からマスターするとよいでしょう。

滑る前にはここもチェック

子どもや初心者がローラースケートを練習する際は、安全面に配慮しましょう。場所選びを間違えたり防具の不備があったりすれば、思わぬ大事故につながります。

練習場所を事前にリサーチ

ローラースケートの練習場所に適しているのは「広く平坦でかつ歩行者が少ないところ」です。

アスファルト敷きの広場や公園内のサイクリングロード・専用パーク・スケートリンクなどが最適でしょう。公園や専用パークを利用するときは、人が少ない時間帯を選ぶのがおすすめです。

ローラースケートを禁止している公園もあるため、あらかじめネットなどで確認しましょう。傾斜がある場所は、立つだけで前に滑りだしてしまうため初心者には不向きです。

障害物が多い場所やレンガや砂利の敷かれた道、車の往来が多い道路も避けましょう。子どもを練習させる場合は大人が目を離さないようにして、安全に楽しむことが上達への近道です。

安全面をしっかり考えて

最初のうちは思うように体がコントロールできず、転倒することが多いでしょう。ケガを未然に防ぐ「ヘルメット」や「プロテクター」は、初心者のマストアイテムといえます。

防具一式を貸し出す専用のスケートリンクもあるため、装備を万全にしたうえで練習を行いましょう。

転ぶ際も無防備なお尻側ではなく、プロテクターのある前面へスライディングするようにひざとひじを付けます。服装は、伸縮性に優れた動きやすいものが基本です。

ジャージ素材の長袖や長ズボンなら動きやすく、擦り傷やあざからも肌を守ってくれます。

商品選びはサイズ感が重要

足のサイズに合わないローラースケートを履いていると、思わぬケガや事故につながります。購入時は、実際に試着をして「自分の足にジャストフィットするもの」を選びましょう。

成長期の子どもの場合、どうしても大きなサイズを選びたくなります。しかし、ゆるすぎると快適さが損なわれるうえ、靴擦れやケガの原因になります。

購入する際は、足が疲れでむくんだ状態でも入るように午後に試着しましょう。両足を履いて痛い部分がないか確認します。「つま先に少しだけ余裕がある」くらいがおすすめです。

通販で大きめのものを購入してしまった際は、厚手のソックスを履いて調節しましょう。

脱ぎ履きしやすいバックルタイプ3選

「バックルタイプ」は着脱が容易で、足をしっかりホールドしてくれるのが特徴です。アクティブな子どもにぴったりのおすすめアイテムを厳選して三つ紹介します。

ローラーダービー イージーロール


「ローラーダービー(ROLLER DERBY)」の「イージーロール」は、後輪に「大型ウィール(車輪)」を配した安定感抜群のクワッドスケートです。

足全体をしっかりホールドする二つのバックルや転倒防止のストッパーが付いています。左右にふらつきにくく、足首に負担がかかりません。思う存分練習したいキッズには最高でしょう。

サイズはS(14~17cm)とM(17~21cm)の2種類で、パッと目を引くポップなカラーバリエーションが素敵です。

東方興産 カリプロ クワッドローラー


「東方興産」の「カリプロ クワッドローラーブーツ」は、一体型のクワッドローラーです。ベルトと靴紐が足全体をしっかりホールドしてくれます。

足首部分はバックル式のため、着脱はラクにできるでしょう。サイズ調節機能がないためほんの少し大きめのサイズを選び、厚手のソックスで微調整するのがおすすめです。

サイズは、Sサイズ(20~21cm)・Mサイズ(21~22cm)・Lサイズ(22~23cm)の3種類があります。

奇をてらわないシンプルなデザインで、どんなファッションにもぴったりマッチするでしょう。ホイールには、路面への食いつきがよいポリウレタンを使用しています。

東方興産 クワッドローラー コンボセット


入門者や初心者は、ヘルメットやプロテクターなどの防具が欠かせません。

「クワッドローラー コンボセット」は、ブーツ一体型のクワッドローラーにヘルメットとプロテクター(ひじ・ひざ)が付いたフルセットです。

単品で購入するよりもリーズナブルに一式そろうため、子どもの安全面を考えると手に取りやすいでしょう。

サイズはS(18~20cm)とL(20~23cm)の2種類で、工具を使わずに指で簡単にサイズ調節できます。足首部分と甲の部分に2個のバックルが付いており、ホールド力も高いでしょう。

いつもの靴で楽しめる着脱式3選

靴にセットするだけの着脱式ローラースケートは「試しに滑ってみたい」「散歩がてらに滑ってみたい」と考えている初心者に人気です。着脱式とひと口にいっても、形状はさまざまあります。

用途や年齢に合わせて選びましょう。

フィッシャープライス 初めてのローラースケート

1930年にアメリカで誕生した老舗おもちゃメーカー「フィッシャープライス(Fisher-Price)」が手がける「初めてのローラースケート」は、14~18cmのキッズサイズです。

車輪をロックしての歩行練習・ロック解除での歩行練習・通常の走行と難易度が3段階で調節できます。幼児でも、安全に無理なく滑りがマスターできるでしょう。

キッズのバランス感覚を養うアイテムとしても人気があります。

カーディフ ローラースケート クルーザーユース


アメリカの「カーディフ(Cardiff Skate Company)」が生み出した大ヒットアイテムです。

どんな靴にもぴったりとマッチする「オートマチックサイズ調整システム」と、安定性の高い三つのホイールを採用しています。

サイズ展開が豊富で、子どもはもちろん大人もスリル満点のスケートライフが楽しめるでしょう。クルーザーは3サイズ展開です。

ユースは18.0~23.5cm、クルーザー(大)は男性24cm以上・女性25.5cm以上、クルーザー(小)は男性24cm以下・女性25.5cm以下に適しています。

サンダルのような、斬新でクールなデザインにも注目です。

ラングスジャパン フラッシュローラー


「ラングスジャパン(RANGS JAPAN)」の「フラッシュローラー」は、靴のかかと部分に装着するローラースケートです。

大きな二つのローラーのみで走行し、後足の靴底の前側を地面に接地すると簡単に停止できます。滑りだすと、ローラーのLEDライトがキラキラ光り、公園でもひときわ目立つ存在になるでしょう。

縦約19~28cm・横幅は65~85mmの間でサイズ調節が可能です。1台あれば、家族みんなで使えます。

ローラースケートでアクティブに遊ぼう

ローラースケートはバランスを崩すとすぐにしりもちをついてしまいますが、立つ・歩く・滑る・止まるの基本動作をしっかりと学べば子どもでもすいすいと楽しく滑れます。

滑走時は安全面に十分注意し、必ず防具を装着しましょう。練習中に危険な目に合わないように、大人は子どもをしっかりサポートをする必要があります。

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