お弁当にぴったりな山芋のレシピ3選!人気の山芋おかずを厳選

お弁当におすすめの山芋のレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたなかからピックアップ。お好み焼きや野菜ハンバーグなど、山芋のふんわりした食感を生かしたレシピを厳選。ぜひお試しください♪

お弁当にぴったりな山芋のレシピ

【1】いか入りお好み焼き

子供が食べ安いように、弾力性のあるいかを小さく切って加えて。

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
ゆでいか(または刺身用) 100g
キャベツ 1/8個(150g)
コーン(缶詰) 1/4カップ

【A】
小麦粉  150g
卵 1個
山いも(すりおろし) 50g
天かす 20g
だし汁 1カップ強

サラダ油 大さじ1/2
ソース・かつお節・青のり・マヨネーズ  各適量

◆作り方

【1】いかは8mm角に切り、キャベツは粗みじん切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせ、【1】とコーンを加えて混ぜる。
【3】フライパンにサラダ油1/3量を熱し、【2】の1/3量を流し入れて丸く形を整え、中~弱火でふたをして両面を焼く(約8分)。同様に3枚焼く。
【4】食べやすく切り、お好みでソースやマヨネーズをかけ、かつお節や青のりをのせる。

教えてくれたのは


阪下千恵さん

料理研究家、栄養士。家族 のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのよいレシピが人気。二人の女の子のママ。

『ベビーブック』2015年9月号

【2】春キャベツともやしのふんわりお好み焼き

山いも入りでふんわり関西風。柔らか春キャベツもたっぷり!

◆材料

(2枚分)
豚バラ薄切り肉 100g
塩 少々
【生地】
小麦粉 100g
だし汁 150ml
塩、しょうゆ 各小さじ1/2
山いものすりおろし 100g

キャベツの粗いみじん切り 100g
もやし 50g
天かす、桜えび 各大さじ2
卵 2個
サラダ油 大さじ1+適量
お好み焼きソース、かつお節、青のり、マヨネーズ 各適量

◆作り方

【1】豚肉は塩をふる。
【2】生地を作る。ボウルに小麦粉を入れ、だし汁で少しずつ溶き、しっかり混ぜる。塩、しょうゆ、山いもを入れてスプーンでふんわりと泡立てる。
【3】【2】を2つに分けてそれぞれ小さめのボウルに入れ、キャベツ、もやし、桜えび、天かすの半量ずつ、卵を1個ずつ入れてスプーンで混ぜる。
【4】フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、【3】の1枚分を流し入れ、表面の豚肉を半量にして並べる。縁がこんがりとしてきたら裏返し、フタをして弱火で7~8分蒸し焼きにする。フタを取って裏返し、サラダ油を周囲に回しかけてこんがりと焼く。表面にソースを塗ってマヨネーズをかけ、かつお節と青のりをちらす。もう1枚も同様に。

◆ポイント

教えてくれたのは


コウケンテツさん

料理家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。

【3】ズッキーニのミニハンバーグ

ハンバーグだけどお肉じゃない?実はズッキーニのハンバーグなのです。ズッキーニは風邪の予防に効くβ-カロテンが豊富。

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
ズッキーニ 2本(200g)

【A】
しいたけ(みじん切り) 3枚
くるみ(細かく砕く) 大さじ2
しょう油 小さじ2
コリアンダーパウダー※ 少々
塩 少々

【B】
パン粉 1/2カッップ
山芋のすりおろし 大さじ1
小麦粉 大さじ3

オリーブオイル 大さじ1
ケチャップ 適量
※コリアンダーパウダーのかわりにこしょう少々でも可。

◆作り方

【1】ズッキーニは2mmの輪切りにし(8枚)、残りはみじん切りにする。
【2】ズッキーニのみじん切りに【A】を入れて混ぜ合わせ、【B】を順に加えて混ぜ、全体をひとまとめにする。8等分して、円形を作る。
【3】フライパンにオリーブオイルを熱し、【2】と輪切りのズッキーニを並べ、弱~中火で両面をこんがり焼く。
【4】器にハンバーグを盛り付け、ズッキーニをのせてケチャップを添える。

◆ポイント

ズッキーニには、風邪の予防に効くβ-カロテンが豊富。
低カロリーでビタミン・ミネラルが豊富な夏の新定番食材。免疫力を高めるβ-カロテン、歯や骨を強くするカルシウム、むくみに効くカリウムなども豊富。

みじん切りでマイルドな味に!
野菜はみじん切りにすると、クセが和らぎ、メニューの幅が広がります。フードプロセッサーを使えば簡単ですが、なければ包丁で。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

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