抱っこ紐をつけてる時の防寒対策、どうする?
ベビーカーでの外出時には、赤ちゃんに暖かい服装をさせた上で、ブランケットを掛けたり小さめの毛布をクリップで留めるのが一般的。また、ベビーカー専用の、赤ちゃんを中に入れて包むタイプの防寒カバーもありますよね。では、抱っこ紐の場合はどのように防寒するのが正解なのでしょうか?ママ・パパが着ているコートの前を閉じる手段は、難しい場合が多いですよね。そんな時に便利なのが、抱っこ紐専用の防寒ケープ。抱っこ紐にうまく取り付けられ、赤ちゃんを包み込める設計になっているので、簡単に赤ちゃんを寒さから守ることができます。
防寒ケープの使い方は?
抱っこ紐ケープはどのように使うものなのでしょう?多くは抱っこ紐の肩ベルトに留められるクリップがついています。いつも通りに赤ちゃんを抱っこしたら、抱っこ紐ごと覆う形でケープを留めます。裾がゴムでバルーン状にすぼまっているものが多く、風が入り込む心配もありません。簡単に取り外しができるのでとっても便利。
抱っこ紐の防寒ケープの選び方
抱っこ紐の防寒ケープにもさまざまなタイプが揃います。どんなポイントを重視して選ぶのがよいのでしょう?
❶使いやすくコンパクトにたためるもの
赤ちゃんとの外出は、とにかく荷物が多くなりがち。抱っこ紐から下ろした時の荷物を考えると、防寒ケープはなるべく小さくたたみたいと考えるママも多いですよね。そんな時には、赤ちゃんの服をしっかり目に着せたうえで、防寒ケープは羽織もの感覚で使える薄めのものを選ぶのがオススメ。
❷防寒重視で中綿やダウン入りのもの
赤ちゃんにあまり厚着をさせたくない場合や、ママもしっかり暖まりたい時には、中綿やダウンがふかふかに詰まったものが安心。外歩きの時間が長かったり、外出先が家族や友人の家など、かさばっても大丈夫な場合には防寒を第一に考えたいですよね。
人気&おすすめ抱っこ紐 防寒グッズ5選
人気の防寒ケープや着るタイプの防寒グッズまでおすすめをご紹介します。どれも暖かい素材や工夫が凝らされているので、比較しながらチェックしてみて!
ケラッタ抱っこ紐 防寒 ケープ
ケラッタの抱っこ紐防寒ケープは、抱っこ、おんぶ、ベビーカーの3wayで使用できます。クリップとスナップ2つのパーツが付いたストラップで装着も簡単。ベージュ、ネイビー、ホワイト、グレーの合わせやすいカラーで、普段使いからカジュアルまでしっかりキマります。おまけに撥水加工で、雨や雪、食べこぼしなどがあっても安心です。
SMORbi(スモルビ)5WAYプレミアム抱っこ紐 防寒ケープ
スモルビの防寒ケープはとっても多機能な5way。抱っこ紐での使用は、前向き、向かい合わせ、おんぶの3通りに対応。ベビーカーでの利用もOKですし、防寒ケープとしても活躍します。高さ8cmのネックカバーが、首回りや肩から入ってくる冷気をシャットアウト。フードや極暖ボア素材のインナーは取り外せて、春先まで長く使えます。
Bebamour(ベビーアムール)抱っこひもカバー
フリース素材の裏地は肌触りもよく、防風撥水の表地はナイロン製で、雨風やほこりをしのいでくれます。フロントのポケットはママパパの両手の保温や、スマホや鍵など小物の収納にも。ゴム付きのフードは赤ちゃんに合わせてサイズ調整でき、取り外しも可能です。厚すぎず薄すぎない厚さで持ち運びにも便利。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス)ベビー マルチカバー ベビーシェルブランケット
ノースフェイスのベビー マルチカバーは、抱っこ紐やベビーカーでも使用もOK。保温性のあるカバーは、表地に強度のあるリップストップナイロン生地を使用し、はっ水加工も施してあるので多少の雨や雪をはじきます。汚れたら気軽に洗えてお手入れも簡単です。
ケラッタ抱っこ紐 防寒 ケープ ダウン 100%
4wayダウンカバーは、抱っこ紐の対面抱っこはもちろん、おんぶ、ベビーカー、防寒おくるみなど、家の中でも外でも様々なシーンで大活躍。取り外し可能なフードやママ用ポケットが付き、ダウン100%であたたかく、フットマフ仕様で下からの寒気も安心。見た目もキュートなボンボンは取り外しもOK。シンプルなデザインでお手持ちのアウターに合わせやすいのもポイント。
Babybjorn(ベビービョルン)ベビーキャリア カバー
ベビービョルンの抱っこ紐を使っているママ必見の、雨と風から赤ちゃんを守る抱っこ紐用のカバーです。素材は柔らかなマイクロフリースで、肌触りも優しい。隙間が無いのであたたかく、赤ちゃんの頭から耳まですっぽり包み込んでくれます。
コニー防寒ケープ (Konny) 着るタイプ
抱っこ紐でも人気のコニーの防寒ケープは、着るタイプ。ママやパパが羽織れば、赤ちゃんと一緒に温もりを分かち合えます。ママやパパの腰まですっぽり入り、体に吹きつける風も二重の高密度生地がしっかり遮断します。何かと荷物が多くなる赤ちゃんとのお出かけも、さらっと羽織るだけなのでスタイリッシュに着られます。手軽な袖なしタイプと、暖かい長袖タイプもあります。
トォネ 抱っこひもケープ
カバーには保温力抜群のボア生地が使われ、軽さにもこだわったケープ。一般的なポリエステル綿と比較すると、1.5倍の保温機能があり真冬にも安心に暖かさ。撥水加工が施されているので、水を弾き汚れにくく、また速乾性にも優れています。カバーを折りたたんで付属の収納バッグ入れておけば、ベビーカーに掛けることも可。伸縮性抜群のフットカバーが付いているので、赤ちゃんの足先も暖か。フロントのポケットにはスマホや鍵などの小物が収納でき、中がふわふわフリースなのでママの手も保温してくれるという優しい設計に。
PUPPAPUP(プッパプーポ) 防寒ケープ
フードに耳つきのデザインが可愛らしい防寒ケープ。ゴム入りの袋状で赤ちゃんの足まですっぽり包み込み、内側のボアでふんわりあったか。中心にはママやパパの手を温められるカンガルーポケット、サイドには小物入れポケットが付いていて、お出かけに便利。外側表面は撥水加工で突然の雨や雪でも安心です。洗濯機で丸洗いできてお手入れも簡単。
北沢 ダウンケープ
こちらはリバーシブルで使えるダウンケープ。表地は撥水加工に優れ、裏地はあたたかく滑らかな触り心地のフランネル生地を使用しています。抱っこ紐での使用はもちろん、ベビーカーにも取り付けて使用できます。
抱っこ紐の防寒ケープの代用案
防寒ケープを使う時期は、そんなに長くはないものです。専用品を買わずにブランケットなどを活用した、という人もたくさんいたので、どんな使い方があるのか聞いてみました。
ブランケット・ひざ掛け・毛布で代用
赤ちゃん用に使っているブランケットや毛布、暖かい素材の膝掛けをクリップや洗濯バサミで抱っこ紐に留めて使った人は多いよう。外出先ではそのままブランケットとして使えるので荷物を減らすという点でも便利。
「ひざかけを洗濯ばさみで留める」 (40代・千葉県・子ども2人)
大きめのコートやダウンの中に入れる
ゆったりしたコートやポンチョであれば、抱っこ紐をしながら前を閉められる場合も。ママの体温で赤ちゃんも暖まり、ママもぬくぬくで幸せな気分になれそう。
「自分のコートに子供も入れてしまう」 (40代・神奈川県・子ども2人)
巻きスカートで代用
中綿素材の防寒巻きスカートなどを抱っこ紐に留めて使ったという声も。ママがアウトドアなどで普通にスカートとして使うこともでき一石二鳥ですね。
赤ちゃんに防寒対策した服を着せる
赤ちゃん用の、モコモコ素材で足までカバーできるオーバーオールを着せれば、ケープを使わずに防寒できるという声も。フード付きのものも多いので、頭が冷える心配もなし。すっきりとしてママも動きやすそうですね。
「足つきカバーオール」 (40代・福岡県・子ども1人)
「防風素材のフリースジャンプスーツを使っていた」(40代・千葉県・子ども1人)
抱っこ紐の防寒ケープには、意外なメリットがたくさん!
抱っこ紐用の防寒ケープは赤ちゃんを暖めるものですが、抱っこしているママ・パパも寒さから守ってくれます。そして抱っこ紐だけでなく、ベビーカーに使えるものがほとんど。おくるみがわりにも使えたりとシーンにとらわれず活用できると考えれば、持っておいて損のないアイテムですよね。外出がおっくうになりがちな寒い冬にも赤ちゃんとの楽しいお散歩が叶いますよ。
文・構成/HugKum編集部