目次
小学校の卒業式はいつ?
小学校の卒業式は例年、3月の第3〜4週に行われるようです。これは、都道府県、もしくは市区町村で日程が異なります。
令和5年度(2023年度)の卒業式は、3月11日〜24日の間に行われるところが多いようです。
詳しくは、地域自治体や学校に問い合わせすることをおすすめします。
小学校 卒業式の当日の流れ
小学校の卒業式は、いつ頃行われ、1日の流れはどんな感じなのでしょうか。また、卒業式でよく歌われる曲も解説していきます。
1日のスケジュール
卒業式当日の1日はどのようなスケジュールで進むのでしょうか。1日の流れをご紹介しましょう。
※当日の流れや時間は一例です。地域や学校によって異なります。
8:50~9:00 卒業生である6年生は、普段より少し遅めの登校
8:50~9:10 保護者受付
9:30 卒業式(卒業証書授与式)スタート
11:00 卒業式終了
11:10 写真撮影(行われない学校もある)
11:30 各クラスに戻り最後の終わりの会
12:00 下校
卒業式で歌う曲
卒業しで卒業生が歌う曲には、定番の「仰げば尊し」や、卒業時の合唱曲「旅立ちの日に」、いまどきの卒業ソング「最後のチャイム」などがあります。
いずれの曲も、学校生活を振り返ることができたり、未来へと羽ばたくイメージがありますね。歌う卒業生はもちろん、在校生、保護者の方もぐっときてしまう名曲ばかりです。
小学生の卒業式の服装・選び方
卒業式には、どのような服装にしたらよいのでしょうか。ここでは、男の子、女の子、それぞれの卒業式にふさわしい服装とその選び方を解説しましょう。
また、中学の制服を注文したところでは、スーツのレンタルができる場合もありますので、確認すると良いでしょう。
男の子の服装
男の子の卒業式の服装は、フォーマルスーツやブレザー、またはチノパン+カーディガンなどが定番です。ポイントは、かっちりした印象にすること。そのためには、お子さんの体型にジャストフィットの服を選びましょう。
ただし、学校で服装の指定がある場合は、それに従ってくださいね。
スーツ
男の子の服装は、フォーマルスーツやブレザーが一般的。スーツやブレザーのメリットには、フォーマルな印象を与え、場にふさわしく、誰に対しても失礼がない、などがあります。
スーツやブレザーのカラーは、ブラック、またはネイビーがおすすめです。落ち着いた色はお子さんをシックに、また、シャープに見せてくれます。
購入する場合はスーツの上下とシャツがセットになったものを買うと、コーデする必要がなく、便利です。
チノパン+カーディガン
カジュアルダウンするなら、チノパン+カーディガンがよいでしょう。カーディガンをカジュアルジャケットにしてもいいですね。カラーは、スーツの場合同様、ブラックやネイビーをおすすめします。
チノパン+カーディガンなら、普段着として着ることができたり、別々に着まわしができるのがメリットです。また、スーツなどにくらべ、出費を抑えることもできます。
注意したいのは、カジュアルすぎないようにすること。そのため、ネクタイやエンブレムなどの小物で、フォーマル感をアップするとよいでしょう。
靴や小物類
靴は、着る服に合ったものをコーディネートしましょう。カジュアル目なら、普段のスニーカーでもOK。スーツなら、きれいめのスニーカーまたは革靴がおすすめです。
小物類は、ネクタイやポケットチーフ、ベルトなどを適宜組み合わせて。なかでもネクタイは、締めるとフォーマルな雰囲気が出るので、おすすめのアイテムといえます。
髪型
男の子の場合、ヘアスタイルは特別なことをする必要はありません。ただし、寝癖を直したり、卒業式の1週間前くらいに髪を切っておくとよいでしょう。また、特別感を出したいなら、少しだけワックスなどの整髪料をつけて整えるといいですね。
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女の子の服装
女の子の服装には、ワンピース、スーツ、袴などがあります。お年頃の女の子はファッションにはこだわりたいでしょうから、必ず何が着たいか聞いて、いっしょに選ぶようにしましょう。
ワンピース
ワンピースは、襟付きのものか、ワンピースの上にボレロやショート丈のジャケットなどをコーデしたものが、卒業式にぴったりです。
襟付きのものだと1枚で着ることができ、清楚な印象を与えます。また、ボレロなどとの組み合わせなら、カチッと感が出ますよ。
色はブラック、ネイビー、グレーなど落ち着いた色目がおすすめ。落ち着いた色目のチェックパターンもOKです。
スーツ
ここでいうスーツは、ジャケットとスカートの組み合わせのこと。なかでも人気となっているのは、ジャケットとチェック柄スカートの組み合わせの“制服風”です。定番はスカートタイプのスーツスタイルですが、ショートパンツやキュロットのスーツもあります。
定番のカラーは、ブラックやネイビー、グレーなど。上下どちらかを、明るめのライトグレーや、落ち着いた色目のチェックパターンにすると、おしゃれ度がアップします。
靴や小物類
女の子の足元は、革靴やエナメルの靴をコーデしましょう。靴下のチョイスも忘れずに。短めのスカートならハイソックス、ワンピーススタイルなら白の靴下などを組み合わせて。
ファッション小物には、襟元にネクタイやリボンなどを。また、胸元にコサージュをつけると華やかになります。
髪型
特別な日なので、ヘアサロンでセットしてもらってもいいですが、そこまで手をかけられない場合は、いつもと違ったアレンジを取り入れて。
ロングヘアの場合は、編み込み、お団子、くるりんぱなどを駆使してアレンジ。ショートヘアはワックスをつけて整えたり、リボンやカチューシャなどのヘアアクセで飾るとよいでしょう。
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袴を着る場合
昨今では、袴スタイルも人気があります。袴は購入する、レンタルする、お持ちの着物とレンタルの袴を組み合わせというパターンが考えられます。また、ご家族が着付けできればよいですが、できない場合は、着付けをお願いしなければなりません。ですので、洋装よりは、若干費用がかかることを念頭に置いておいてください。
色は、赤×紫、水色×紺などの同系色か、オレンジ色×青緑、緑×赤紫などの補色の対比、ダークトーン、パステルトーンなど、色のトーンを合わせるのがポイントです。
足元は、草履か、ショート丈のブーツを。ヘアスタイルは和装に合ったものにするとよいでしょう。
卒業式に袴はおかしい?
昨今、卒業式に袴を着ることが賛否両論を呼んでおり、袴を禁止する学校もあるそうです。
なぜ卒業式に袴を着ることに否定的な意見があるのでしょうか。それには一人でトイレに行けない、着崩れると直せない、裾を踏んで転ぶ可能性がある、ほかの子と格差を感じさせてしまうから、などが主な理由とされています。
そもそも袴は女子学生の制服でした。その名残として卒業式で着られるようになったので、袴を卒業式で着ること自体はおかしいことではありません。
子どもの晴れ着はレンタルも
レンタルを活用すれば、リーズナブルに晴れ着を準備できます。レンタルには、袴などの和装はもちろん、スーツ、ワンピースなどもあります。一式が用意されるものもあり、コーデの必要がないのがメリットです。
ただし、多くの場合、試着ができないため、サイズをしっかりチェックする必要があります。晴れ着のレンタルも選択肢のひとつにしてみてはいかがでしょうか。
男女別 卒業式の服装のおすすめ
男の子・女の子別に、おすすめの卒業式の服装をピックアップしてみました。購入やコーデの参考にしてみてくださいね。
男の子の服装
「 スーツ フォーマル 男の子 卒業式 5点セット」(OLIVER HOUSE)
かっちりスーツがかっこいい! さまざまなイベントに対応する王道フォーマルスーツ。ジャケット ・ シャツ ・ パンツ ・ ネクタイ ・ ポケットチーフがセットになっています。
「子供服 制服 4点セット」
上質で高級感溢れる開襟+シャツ+ネックタイ+ズボンのセット。組合せ次第でフォーマルにもカジュアルにも着こなせるので、シーンに合わせてさまざまなコーデが楽しめます。
女の子の服装
「卒業式 女の子 スーツ」(アリサナ)
ボレロ・ワンピース・リボンタイ・ワッペンのフォーマル4点セットです。ワッペンの裏側には安全ピンが付いていて取り外しができます。卒業式や各種セレモニーはもちろん、よそ行き用のコーデにもおすすめです。
「 フォーマルスーツ」(DECORA PINKY’S)
制服風コーデなら、こちらのセットがおすすめ。体形にあわせたさまざまなサイズが設定されているから、ぴったり着こなせます。エンブレムは取り外し可能。
卒業式の親の服装・選び方
親御さんが頭を悩ませるのは、お子さんの服装だけでなく、ご自身の服装もではないでしょうか。ここでは、セレモニーファッションの選び方や注意すべきポイントを解説していきます
着物の選び方と注意点
卒業式に着物を着るのも素敵ですね。着物の際のポイントは、豪華すぎるものは避けて、控えめにすることです。
かつては黒の羽織を着るイメージがありましたが、現在では、ブルーグレーや薄いパープルなど、少し控えめな色目で、古典柄の訪問着を着るのが一般的なようです。帯には、礼装用の金または銀の袋帯を使い、二重太鼓にしましょう。
スーツやワンピースの選び方と注意点
卒業式で洋装を選ぶ場合は、フォーマルかセミフォーマルのスーツやワンピーススタイルにしましょう。そして、卒業式は、旅立ちや別れの意味があるので、あまり派手な色を選ばないのがポイントです。スーツもワンピースも、色はブラックやネイビーのシンプルなデザインのものを選べば間違いないでしょう。
喪服やパンツスーツはアリ?
黒の色が濃い喪服は、卒業式にはNGですが、冠婚葬祭用の礼服ならOK。ただし、喪服と同じ装いでは暗い印象を与えてしまうため、ファッション小物をプラスして、アレンジしましょう。
パンツスーツでも問題ありません。カラーはブラックやネイビーがよいでしょう。ただし、パンツスーツにはビジネスの印象があるため、セレモニーにふさわしいようなコーデを心がけください。パールやコットンパールのネックレス、コサージュなどのファッションアイテムを取り入れ、デコルテや胸元に華やかさをもたらすと、うまくいきますよ。
靴やバッグ、メイクや髪型は?
靴は、ブラック、ベージュ、グレーのパンプスがおすすめです。ワンピースやスーツに合わせてコーデしましょう。
バッグは、フォーマル感のある小さいサイズのレザーバッグを。色は、靴の色に合わせると、おしゃれ度がアップし、コーデがまとまります。また、落ち着いた色目のトート型サブバッグも用意しておくと何かと便利です。
メイクはナチュラルメイクを基本に。ヘアスタイルは、すっきりとした印象になるよう、ロングの方はまとめたり、ハーフアップなどにするとよいでしょう。ショートの方はいつもどおりのスタイリングでOKです。
父親の服装の選び方
父親が卒業式に参加する場合も、あらたまった服装にしましょう。おすすめの服装は、黒やグレー、ネイビーなどのダークスーツです。ダークスーツなら、派手過ぎず、フォーマル感を演出できます。
ネクタイは、式典の場のときにはシルバーが一般的。そのほか、薄いピンク色や青色などの光沢がある素材のものでもOKです。柄は、ベーシックな無地や、ドットやストライプ柄がよいでしょう。
卒業式の親の服装のおすすめ
卒業式のコーデで迷っているママ・パパに、おすすめの服装をチョイスしてみました。ご参考にどうぞ。
母親の服装
「RUIRUE BOUTIQUEカシュクール ワンピース」
ツイードジャケット・高級感のあるカシュクールワンピース・コサージュ・3連パールネックレスの4点セットです。広がりを抑えた膝丈で、甘くなりすぎず、大人の香りを漂うわせるアイテム。1年を通じて着用できます。カラーはネイビーかブラックが選べます。
「 洗えるブラックフォーマル3点スーツ」
ソフトブーツカットのパンツ、キレイめのテーラードカラーのジャケット、Vネックデザインの七分袖インナーブラウスがセットになったパンツスーツセットです。ご家庭の洗濯機で洗うことができるので、いつでも清潔に使える所が嬉しい!
父親の服装
「スーツ メンズ スリーピース 」(CEEN)
ビジネスからパーティーシーンまで幅広く着用できる、ジャケット、ジレ、スラックスがセットになった3Pスーツ。スリムタイプで、スッキリとしたスタイルに魅せてくれる効果も。
身だしなみを整え、晴れやかな小学校の卒業式に!
6年間学んだ小学校には、お子さんも、親御さんもなみなみならぬ思いがあることでしょう。小学校最後の日とも呼べる卒業式は、お子さんの大切な節目となるセレモニーです。ふさわしい服装で参加し、晴れやかな卒業式にしてくださいね。
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文・構成/HugKum編集部