赤ちゃんとお風呂に入るのは、ママパパにとってなかなか大変なことです。首すわり前はしっかりと支えてあげないと不安ですし、寝返りやハイハイをし始めるとじっとしてはくれません。しっかりと立つようになってきたと思えば、今度はあちこち触ろうとするなど、目が離せない時期は意外に長く続きます。パパママは自分の体を洗う余裕がないなんてことも…。
そんなパパママのお役立ちアイテムとなるのがベビーバスチェアです。今回は、ベビーバスチェアについて、どんな物を選べばよいか見ていきましょう。
ベビーバスチェアとは
お風呂で使える赤ちゃん専用の椅子のことを言います。
大人が体を洗っている間や上の子どもの体を洗っている間に、赤ちゃんを座らせておくことができます。大人の両手が空き、とても便利なグッズです。
選び方
月齢
新生児から使えるものや首すわりの時期から使えるものまで、さまざまです。安全に使用するために取扱説明書を必ず読んで対象年齢を守りましょう。いつから使えるかはもちろん、いつまで使えるかも重要なポイントです。
年齢ではなく体重制限がある商品もあるので注意しましょう。
素材
プラスチック製
丈夫で耐久性に優れています。リクライニング式になっていたり安全バーが付いていたり、機能が充実しているものが多いです。場所を取るのでお風呂場の広さを考慮して検討しましょう。
エアタイプ
ふわふわとした座り心地で弾力が良いのが特徴。空気を抜けばコンパクトになるので保管時に便利です。軽いので持ち運びに便利ですが、ビニール製なので穴が空く可能性もゼロではありません。
メッシュ製
水はけが良く乾きやすいというのが最大のメリットです。梅雨の時期などカビが気になる時期に嬉しいですね。耐荷重に弱いので、使える期間が短いのが特徴です。
色やデザイン
子どもが使うものは見た目も大事!お気に入りのカラーやデザインのものを選べば、子どもだけではなくパパママのテンションも上がります。
子どもがお風呂嫌いなら好きなキャラクターのものを選んであげるのも良いでしょう。
サイズ
お風呂場はご家庭によって広さが異なります。あまり広くないお風呂場に大きめのバスチェアを置いてしまうと、動けるスペースが狭くなります。購入前には必ずサイズを確認し、ご家庭のお風呂場に合った大きさかどうか見極めるようにしましょう。お風呂場があまり広くないご家庭であれば、コンパクトに折り畳むことができるバスチェアもおすすめです。
使うときの注意点
目を離さない
基本的には安全基準を満たした商品ですが、小さい子どもは予期せぬ行動をするものです。お風呂場は床が濡れていて滑りやすかったり、蛇口やシャワーから誤って熱湯が出てきたりと、実は危険がいっぱい。パパママは絶対に子どもから目を離さないようにしましょう。
お手入れは念入りに
お風呂場で悩ましいのがカビ問題。使用後は汚れを洗い流し、しっかりと乾かすようにしましょう。マット付きのものはマットも清潔に保つようにしましょう。どうしても衛生面が心配な場合は、マットだけ別売りされているものを選ぶことをおすすめします。子どもが触れる部分にご家庭のタオルを挟み、使用する度に取り換えるというのも良いでしょう。
おすすめベビーバスチェア6選
★選びのポイント!
今回は実際に使ってみた人の口コミなどで評価の高かったベビーバスチェアを厳選しました。使える期間やスペースを確認して、使い勝手のよいものを選びましょう。
バスチェアマット付R – リッチェル
リクライニング式で、背もたれの角度を165度、135度、115度と3段階に調整できるバスチェアです。
165度の状態であれば赤ちゃんを寝かせたまま洗うことができるので首すわり前から使えます。お尻や背中が冷たくならないように柔らかなマットが付いています。セーフティバーは左右どちらからでも開閉できるようになっており、赤ちゃんを乗せ降ろしする際に便利です。くるくる回して遊べるおもちゃが付いているので、洗っている間は機嫌良くしてくれそうです。ゆったり快適な広めのシートも嬉しいポイントです。
対象年齢は2ヶ月~2歳頃まで。
ふかふかベビーチェアR – リッチェル
ふかふかの感触が心地良いベビーチェアです。
お尻の部分が少し低くなっていて前倒れしにくい構造になっています。また、お尻に重心があることで足が高くなり、簡単に抜け出すことができません。
エアポンプが内蔵されており、約2分で簡単に空気を入れることができます。空気を抜けば小さく折り畳むことができるので収納時や持ち運びに便利です。フックが付いているので使用後は風通しの良い場所に引っ掛けて乾かすことができます。
バスルームはもちろん、リビングでも使用できる2WAYです。
グリーンとパープルの2色展開。
対象年齢は7ヶ月〜2歳頃まで。
はじめてのお風呂から使えるバスチェア – アップリカ
新生児から使えるリクライニング式のバスチェアです。背もたれやセーフティバーは取り外し可能。お手入れが簡単なので衛生面は安心です。最も汚れが気になる専用バスマットが単体で別売りされているのもパパママにとっては嬉しいポイントです。使用後は折り畳んでコンパクトに収納できます。
対象年齢は2歳頃まで。
ソフトバスチェア – 日本育児
ママの腕の中にいるようなやさしいバスチェアと謳われるほどソフトな触れ心地です。
バスタブやシンクでも使えるため、新生児期から重宝すること間違いなしです。ヘッドサポート付きなので頭をしっかり守ってくれます。半分に折り畳むことができ、収納や持ち運びに便利。ピンク地に花柄が描かれたデイジーとブルー地にアヒルなどが描かれたスプラッシュの2種類から選ぶことができます。
対象年齢は0歳以上。体重11キロまで。
アンパンマン コンパクトおふろチェアB-01 – アガツマ
子どもが大好きなアンパンマンのバスチェアです。セーフティバーの真ん中にはアンパンマンの人形、その両脇には手遊びできるおもちゃが付いています。お風呂嫌いな子どもも喜んでくれることでしょう。
タオル取り付けパーツがあるので、そこにご家庭のタオルを挟めば冷たさと固さを解消できます。背もたれをコンパクトに畳むことができ、場所を取りません。持ち手が付いているので移動も軽々。
対象年齢は2ヶ月~2歳頃まで。
簡易バスチェア(抗菌マット付き) – スマートエンジェル
ベビー用品で有名な西松屋のオリジナルブランド、スマートエンジェルのバスチェアです。冷たさと固さを軽減するためのやわらかマット付き。背中部分の可愛いくまがにっこりと微笑みかけてくれます。本体とマット両方に抗菌加工がされており、安心して使うことができます。
使用できる期間は他の商品に比べると短めですが、その分お値段はお手頃。赤ちゃんのねんね時期だけ利用したいというパパママにはおすすめです。
対象年齢は3~10ヶ月まで。
親子でバスタイムを楽しもう
赤ちゃんと一緒にお風呂に入るのはなかなか大変ですが、ベビーバスチェアがあれば安心です。パパママにとってきっと役立つアイテムとなるでしょう。
最初は泣いてしまう赤ちゃんがいますが、毎日座らせていると次第に慣れてくるものです。どうしても嫌がる場合は服を着せたままお部屋で練習してみるというのもおすすめです。
お気に入りのベビーバスチェアを見つけて親子でバスタイムを満喫しましょう。
文・構成/HugKum編集部