離乳食初期からの野菜スープレシピ!アレンジ方法や冷凍のコツを解説!

こんにちは。離乳食インストラクターの中田馨です。今日は、離乳食初期の赤ちゃんから食べられる「野菜スープ」の作り方と活用レシピをご紹介します!

野菜スープはいつから食べていい?

離乳食初期、10倍粥と野菜に慣れたころから

野菜スープは、10倍つぶしがゆに慣れて、何種類かの野菜にもチャレンジしてからスタートしてみましょう。そのまま飲んでも美味しいのですが、私のおすすめはトマトと合わせることです。

離乳食で使える基本の野菜スープの作り方

野菜スープは、離乳食初期の赤ちゃんから使える万能スープ。作り方もとてもシンプルです。

離乳食初期のシンプル野菜スープ

<材料>

キャベツ 30g
玉ねぎ 30g
にんじん 30g
昆布 10g
水 1ℓ

<作り方>

1. 水、昆布、野菜を鍋に入れ、蓋をして弱火で60分煮る
2. こし網でこして完成!
今回は少量を作りましたが、多めに作って大人の料理にも活用してみてもいいですね。

離乳食トマトスープ

<材料>

野菜スープ 50ml

トマト 20g

<作り方>

1.トマトに切込みを入れてお湯に入れ、皮を湯むきし、種を取り除く

2.野菜スープに裏ごししたトマトを入れ加熱

さらさらして食べにくければ、水溶き片栗粉小さじ1/2でとろみをつけてみましょう。

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離乳食の野菜スープ、冷凍保存のテクニック

離乳食ごとに、毎回野菜スープを作るのは大変。という場合は冷凍が便利です。

野菜スープを冷凍するときのポイント

粗熱が取れたら冷凍

・密封できる容器を使う

・1週間で使い切る

離乳食を冷凍する場合は特に、冷凍庫の中を清潔にするようにしましょう。

離乳食期に便利!冷凍できる野菜スープレシピ

ということで、冷凍ストックに重宝するレシピを紹介します。離乳食中期から食べられる「和のミネストローネ」です。

~離乳食中期~ 和のミネストローネ

<材料>

鶏むね肉 10g

玉ねぎ 5g

にんじん 5g

じゃがいも 10g

キャベツ 5g

トマト 10g

野菜スープ 120㎖

<作り方>

・にんじん、玉ねぎ、キャベツは野菜スープで煮たものをみじん切りにする

・鶏むね肉、じゃがいもはみじん切りにする

・トマトは湯むきして種を取り、みじん切りにする

1.野菜スープにじゃがいもを入れて煮る

2.鶏むね肉、残りの野菜を入れて火を通す

3.トマトを入れてひと煮立ちさせる

【離乳食中期】 じゃがいもを使った野菜スープ

じゃがいも、玉ねぎ、最後に加えた牛乳の風味がおいしい、とろみのあるポタージュスープです。

 

作り方はこちら

【離乳食中期】 ブロッコリーのミルクポタージュ

味付けナシでもブロッコリーの甘みと、ジャガイモのとろみ、牛乳の風味がふんわりとおいしいポタージュです。

作り方はこちら

 

野菜スープを使ったアレンジレシピ

ささみやうどんを入れてみて

野菜スープに鶏ささみを入れると「ささみスープ」に変身します。ささみは2切れ入れて、作り方は野菜スープと同じです。このささみスープ、うどんのだしとして使っても美味しいですよ!

 

赤ちゃんがスープを飲みやすくするにはどうしたらいいの?

とろみをつけたり、具だくさんに!

 

液体を上手に飲むことができない赤ちゃんに、スープを飲ませることはなかなか難しいですね。そんな時におすすめなのが「とろみ付け」。とろみをつけることで、スプーンですくいやすく赤ちゃんも飲みやすくなります。

また、野菜や魚、肉をたくさん入れて具だくさんスープにすると、スープ単品で飲むよりも飲みやすくなります。スープは手軽に野菜を摂れて、水分補給にもなりますので、毎日の離乳食に取り入れてほしいなと思います。

 

野菜の甘みたっぷりの野菜スープを赤ちゃんも大人も美味しく食べてくださいね!

 

 

記事執筆

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

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