3歳になってもおむつが取れない! 焦らなくていい? トイトレが進まない理由と対処法

3歳になってもおむつが取れないのは遅い?

3歳~12歳までのお子さんを持つママパパに、お子さんがおむつを卒業した時期について伺ってみました。一般的に、3歳でおむつが取れていないのは遅いのでしょうか?

調査配信対象:男女/20~59歳/全国/3~12歳の子がいる親121人

昼間のおむつは何歳で外れた?

この調査結果から、昼間のおむつが外れる年齢には幅があることがわかります。最も多いのは3歳(43.8%)で、次いで4歳(19.8%)、2歳(18.2%)と続きます。1歳以下や5歳以上、小学生以降のケースも一定数あり、トイレトレーニングの進み方は子どもの個性や家庭環境によって異なることが示されています。また現在トレーニング中の子どもも4.1%いました。

1歳以下

・保育園に通っていて、まわりの子たちのマネをしてやっていた。 特に家で苦労をしてやってはいない (30代・静岡県・子ども1人)

2歳

・プレ幼稚園で、先生に他のグループの子はほとんどとれたからと急かされた。焦って頑張ってよかった (40代・北海道・子ども2人)

・なぜかおむつがとれるのが早くて助かった (40代・愛媛県・子ども3人)

3歳

・ある程度言葉を話せるようになって、自分でトイレで用を足せるようになりました (40代・埼玉県・子ども1人)

・おむつの卒業は、保育園入園と共にでした。いつのまにかおむつを嫌がるようになり、外したらそのままおむつ卒業でした。本人が嫌がったのがきっかけです (30代・栃木県・子ども1人)

・自然にとれるまで、トイトレはしなかったし、その時間もなかった (30代・千葉県・子ども2人)

4歳

・時期が来ないと訓練しても無駄だった (40代・愛知県・子ども2人)

・2歳から始めたが結局進まず、幼稚園に入園すると、自然におむつがとれた (30代・岡山県・子ども1人)

5歳~6歳

・保育園での練習が助かった (30代・北海道・子ども2人)

・小学校に入学して、児童クラブに入会するためにおむつを取るためにトイレの便座に座らせてました (40代・北海道・子ども1人)

小学生以上

・何度も失敗して苦労した (40代・京都府・子ども2人)

おむつ外れが大変だったママパパの体験談

お子さんのおむつ卒業に苦労したと感じたママパパも少なくないようで、おむつが外れず悩んでいたという声も聞こえました。

・2歳差の姉妹なので、上の子のトイトレと下の子の新生児期が重なりとてもとても大変だった (40代・東京都・子ども2人)

2歳差育児の中で、上の子のトイトレと下の子の新生児期が重なるのは本当に大変だったでしょう。どちらも手がかかる時期で、気持ちも体力も休まらない日が続いたはずです。

・何度もおしっこを漏らす。一度トレーニングを中断したけど、突然トイレに行きたいと言い出した 本人のやる気がないとトイレトレーニングはできないなと思った (30代・京都府・子ども2人)

何度も失敗が続くと親としては心が折れそうになりますよね。一度トレーニングを中断し、無理に進めず子どもの気持ちを尊重したからこそ「行きたい」という言葉が自然にでてきたのでしょう。

・なかなか進まずじれったかった。特に3歳の夏はおむつが外れていない子はプールに入れず、残念だった。ようやく外れるかと思った矢先冬になり、寒くなったからか漏らすようになった。4歳になってお姉さんの自覚がでてきたのかほとんど失敗しなくなった (30代・大分県・子ども1人)

3歳の夏にプールへ入れなかったくやしさは、親として胸が痛む経験だったでしょう。せっかく外れそうだったのに、季節が変わるだけでまた逆戻りしてしまう…そのたびに気持ちを立て直すのは簡単ではなかったはずです。

おむつ外れの時期は遅くなっているって本当?

おむつ外れの時期は、昔と比べて遅くなっているといわれています。かつては「1歳の夏までに外す」「2歳までに外そう」といった考え方が一般的でしたが、現在は3歳以降までおむつをしている子も珍しくありません。紙おむつの性能向上で不快感が少なくなったことや、育児スタイルの変化が影響していると考えられています。

子どものおむつが取れない理由

では、おむつが取れない原因はあるのでしょうか。3歳を過ぎてもなかなかおむつが取れないことは珍しくありません。考えられる原因を知ることで、ママパパの焦りを緩和することができるかもしれません。

排尿機能発達の問題

一般的に、2~3歳になると昼間起きている間に尿意を自覚することができるようになるといわれています。しかし、排尿機能はまだ十分発達しておらず、尿意を感じると反射的に膀胱が委縮し、勝手におしっこがでてしまうのが当たり前。尿意を感じ、反射的に排尿を抑えトイレまで我慢するといった排尿機能の発達には子どもの成長過程のひとつで、時期には個人差があります。

日本小児泌尿器科学会によると、排尿機能の発達は早くて3歳で完成し、遅い場合は7、8歳になってもまだ排尿機能が完成しないこともあるようです。就学時期を過ぎても昼間にお漏らしをすることがある場合、原因を見つけて治療が必要なケースもあるので、心配な場合は医師に相談するようにしましょう。

夜のおむつ外しは根気よく

昼間におむつは外れたけれど、夜間のおむつがなかなかとれないということはよくあること。夜間寝ている間に尿意を感じ反射的に排尿を我慢できるようになるのは、昼間におむつが取れてから次の成長段階であります。体の準備が整ったら自然におむつが必要でなくなったというケースもよくあり、成長段階のひとつを気長に見守ることも大切です。

おもらしの不快感がない

おむつの画期的な進化によって、排せつをしてもすっきりと快適なはき心地が持続するおむつが増えており、不快な感覚が自覚しにくくなっていることもあるよう。おむつを卒業できるようになるには、パンツにおしっこやうんちをして気持ち悪いという不快感を覚えることも大切です。トイレトレーニング用おむつは、普段使うおむつと違い、排せつしたときの濡れた感覚がわかりやすくなっており、子どもが不快感を覚えることにつながります。

ママパパにとってもトイレトレーニング期は洗濯やお掃除の負担もさらに増え根気が必要となりますが、卒業おむつやトレーニングパンツをうまく取り入れて子どもと一緒に乗り切りましょう。

焦りが子どものプレッシャーになることも

周りの多くの子どもがおむつを卒業していることもあり、ついついママパパの気持ちが焦ってしまうことも。親のイライラが子どもを不安にさせてしまい、おむつ卒業の逆効果となってしまっていることもあるようです。お漏らしをしてもきつく叱ることはせず、安心してトイレトレーニングができる環境を整えてあげることが大切です。強制的にトイレに行かせるのではなく、子どもが楽しみながらトイレに行ける方法を探ってみましょう。

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3歳を過ぎた子のおむつ外しのポイント

では、おむつが取れないときの対処法はあるのでしょうか。3歳を過ぎたお子さん向けのおむつ外しのポイントをみていきましょう。

焦らずタイミングを見極める

おむつ卒業には、それぞれのお子さんのトイレトレーニングを始めるタイミングを見極めることが大切です。おしっこの間隔が3時間程度あくようになった、もしくはトイレについて来るようになり興味を持ち始めたなどといった変化が子どもに見られるようになったらトイレトレーニングを始める準備ができているサインです。周りの子どもと比較することはせず、日々のサインを見逃さないようにし、それぞれのお子さんのペースで進めていきましょう。

トイレに行く習慣をつける

数時間おきにトイレに行くようにするなど、時間を決めてトイレに行く習慣をつけてみましょう。多くのものに興味を示し好奇心も旺盛な幼児期は、遊びに夢中になっておしっこをするのを忘れていたなんてこともよくありがちな時期です。ママパパが時間を意識してみるようにし、尿意がなくてもトイレに座らせるなど一定の間隔でトイレに行くように促してみるのもいいでしょう。

しっかり褒めて子どものモチベーションを高めてみて

トイレできちんと排せつできたら褒めてあげることも忘れずに。おむつ卒業に向けて子どものモチベーションを高めるゲームや絵本を試してみるのも効果的です。

先輩ママパパの体験談とアドバイス

先輩ママパパたちはどのように子どもにおむつを卒業させることができたのでしょうか。おむつ卒業準備中のママたちに向けたアドバイスと共に成功したコツや方法を教えてもらいました。ある程度の時期が来たら自然に卒業できるので焦りは禁物という声が多数みられました。

・長い期間トイトレしたからと言っておむつが外れるわけではなく、体や機能がある程度成長してからトイトレした方があっさり取れました(30代・埼玉県・子ども2人)

・保育園に入園し友達がおむつでなくパンツで過ごしていることに刺激を受けて卒業できた(30代・静岡県・子ども2人)

トイトレが上手くいかないときに見直したいこと

トイトレが思うように進まなかったり、いったん進んだのに後戻りしてしまったりすることは珍しくありません。子どもの発達や環境、気持ちの状態によってペースは大きく変わります。そんなときは「やり方が間違っていたのでは」と焦るのではなく、いくつかのポイントを落ち着いて見直すことで再びスムーズに進むきっかけがつかめます。

子どもの“準備サイン”を見直す

おしっこ間隔が空いているか、トイレに興味を示しているかなど、子どもの発達段階が整っているかを確認します。準備が整っていないと、どれだけ頑張っても進みにくくなります。

声かけやタイミングを調整する

「今行こう!」と急かすより、遊びの区切りや食後など自然なタイミングで誘うほうが成功しやすくなります。声かけの言い方を優しく変えるだけでも、子どもの反応が変わることがあります。

親の負担や環境を整える

親が疲れていたり、忙しすぎたりする時期はトイトレがストレスになりがちです。無理のないペースに戻したり、トイレを使いやすく整えたりすることで、親子ともに取り組みやすくなります。

子どもをその気にさせるトイトレアイディア

トイトレは「やる気スイッチ」が入るかどうかで進み方が大きく変わります。無理に頑張らせるよりも、子ども自身が「やってみたい」と思える工夫を取り入れることで、自然と前向きに取り組めるようになります。

ご褒美シール

成功したらシールを貼るだけのシンプルな方法ですが、達成感が得られやすく効果的です。台紙を一緒に選んだり、シールがたまったら小さなご褒美を用意したりすると、さらに意欲が高まります。

・トイレ内にシール表を貼っていた。一回トイレでできるたびに好きなシールをあげた。 それを貼るのを楽しみに頑張っていた。 トイレにまず行かせて慣れさせたかったので、トイレに行く目的を作った(30代・東京都・子ども1人)

トイレを楽しい空間にする

お気に入りのキャラクターのポスターを貼ったり、明るい照明に変えたりするだけでも子どもの気持ちは前向きになります。「トイレ=怖い場所」ではなく「安心できる場所」にする工夫がポイントです。

・子どもが好きなキャラクターのシールを壁にはったり、トイレでできたら表にシールスタンプにシールを1個はるようにしたりして、トイレに楽しい雰囲気を出すようにした (30代・埼玉県・子ども1人)

好みの柄のパンツを履かせる

子どもが好きなキャラクターや色のパンツは、トイトレの大きなモチベーションになります。「このパンツを濡らしたくない」という気持ちが成功につながることもあります。

・女の子なので、オシャレなパンツを買ってあげたら喜んでおむつから離れてくれました(40代・東京都・子ども1人)

トレーニングパンツを使わない

あえて普通の布パンツでスタートすると、濡れた感覚がわかりやすく、トイトレが進みやすい場合があります。失敗は増えますが、子どもが「次はトイレでしよう」と意識しやすくなります。

・トレーニングパンツなどは使わず、普通のパンツで不快感を与える。 トイレを成功したらシールを貼るなどして達成感を感じてもらう (40代・東京都・子ども2人)

焦りは禁物! 楽しみながらおむつ卒業をむかえましょう

幼児期の段階的な体の機能の発達によって、子どもは大人と同じように尿意を感じ反射的に我慢できるようになっていきます。体の準備ができたら自然とおむつがとれたという先輩ママパパたちの声も多数聞こえ、子どものペースに合わせて気長に見守ってあげることも大切であることがわかりました。

ストレスに感じることなく、子どもと一緒にトイレトレーニングを楽しみながら乗り越えていきたいですね。

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文・構成/HugKum編集部

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