たくさんの子どもたちを虜にしてきて、今なお大人気のプラレール。楽しい反面、さまざまな車両が揃い、集めだすとキリがなくなってしまう・・・と頭を抱えるママ・パパも多いはず。今回は、3〜8歳のちょうどプラレール適齢期の子を持つママ・パパにリサーチ。プラレールの上手な収納方法を聞いてみました。
目次
パーツが多いプラレールの上手な収納法は?
プラレールは新幹線や特急列車に加え、在来線やレアな車両まで揃い、電車好きの子たちが目をキラキラと輝かせる無数の列車が揃うおもちゃ。新しいものや、自分が好きな車両を集めたくなってしまうあまり、家にはあらゆる車両がずらずら並んでいるというおうちも多いはず。
また、コレクション要素に輪をかけてしまうのが(笑)「情景」と呼ばれるトンネルや橋、駅舎などなど。レールもまっすぐやカーブだけでなく、分岐や立体、踏切など、一体何種類あるんでしょうね。
プラレール収納の基本
プラレールの種類の多さを想像すると、世のママ・パパたちのプラレール収納の気苦労が目に浮かびますね。そして、何を隠そう筆者もプラレールにハマりにハマった小学生男子をもつ1人の母なのです(笑)。子どもとの攻防戦も含めて、プラレール収納のコツを探っていきます。
車両・パーツを分類する
プラレールは大きく3つのパーツ、「車両」、「レール」、トンネルや橋、車庫などの「情景」グッズに分かれています。まず、子どもが遊ぶときの姿を思い浮かべてみましょう。お気に入りの車両を取り出し、それから、レールを敷き始めますよね。つまり収納で、第一にすべきことは列車をなるべく見えやすいように分類すること。次に、レールです。レールは直線やカーブだけでなく、分岐もあったりとさまざま。それぞれに分けると大変なことになるので、線路はざっくりひとまとめにするのがオススメ。子供の想像力も掻き立てられますよね。そして、最後に準備すべきが情景です。トンネルや踏切をつけたり、電車の動きを左右したり、レールを彩ったりと、プラレール遊びが一気に盛り上がります。つまり、それぞれ3つのアイテムを上手に収納するのがコツだと分かりましたね。
列車やレールの欠けに注意する
パーツごとに分けたまではいいものの、箱の中に乱雑に入れてしまうと、電車のジョイント部分が欠けてしまい、うまく繋げられなくなってしまうことも。また、レールのつなぎ目が曲がってしまったり、信号機や橋が曲がってしまうなんてことも起こりがち。無理に押し込むような入れ方は避けたいですね。大切に片付けができるような方法を考えないとですね。
子どもが片付上手になる収納のポイント
何はともあれ、子どもが上手に片付けできるようにしないと意味がないもの。子どもが自分でお片づけができる簡単な方法を探ってみました。
子どもが自らできるざっくり収納を
布やラタンのソフトな収納ボックスを使い、パーツごとにざっくりと分けてしまうのが単純でやりやすいでですよね。まだパーツが少ないうちなら、列車もレールも一緒でもいいかもしれません。しまう際に、投げ入れるようなことはしないように声かけしましょう。
棚に並べて収納する
電車好きに子にとっては、プラレールの楽しみは眺めて楽しむことも。そこで注目したいのが、列車を細長い棚に並べること。簡単なDIYでも作れるし、棚を買うのもオススメ。また、ホコリが気になるならコレクターケースに並べるのもいいですね。遊ばない時にも楽しめるのがこの収納方法のいいところ。
プラレール収納みんなのアイディア集
なかなか大変なプラレール収納。みんながどんな風に収納しているのか、ママ・パパたちにアンケートをとって聞いてみました。見た目もよく、可愛く収納できるアイディアもたくさん出てきました。
プラレール専用ケースで見せる収納に
思い切ってブラレール専用のケースを買うという手もあります。車両をきれいに並べて入れられる上、半透明なので、中身が分かりやすく自分で整理できますね。また、車両を伸ばせば車庫にして遊ぶこともできたりと、子どもが喜ぶ収納ボックスになっています。
トイラックなら見やすく片付がしやすい
ざっくりといろいろなおもちゃを入れられるトイラックは、傾斜がついているので、覗き込まなくてて中身が見やすく取り出しやすいというメリットが。パーツの長さや種類ごとに分けて収納できますね。
透明のプラスチックケースなら中身が見やすく
透明のプラスチックケースに入れるというアイディアも。種類が豊富で、プラレールが外柄から見えるという使いやすさも。子どもでもすぐに運んで来られますね。また、片付けたい時には、重ねてすっきり見せられるのもいいところ。
「奥行がある透けてる衣装ケースだと外からも何が入ってるか見えるから、使うときも片づけるときも便利」(30代・沖縄県・子ども1人)
ニトリのインボックスなら重ねて場所を取らずに収納
スタッキングできるボックスは、パーツごとに入れたら、遊ぶ時には出してくるだけ。しまう時には、中身が見えないので、リビングなどに出しっぱなしでも気にならないのがいいところ。
移動して遊ぶ子は持ち歩きやすいバケツ型容器がおすすめ
リビングに並べたかと思ったら、廊下に並べてみたりと遊ぶ場所は自由自在。そんな子には、持ち手付きのバケツ型がオススメ。蓋つきを選べば、ガチャガチャした印象もなくなるので、ママ・パパにも嬉しいはず。
キャスター付きの専用ケースなら子ども自身で出し入れできる
コロコロと移動できるキャスター付きのケースであれば、収納場所に自分で出し入れできますよね。遊ぶ時には自分で引き出してきて、しまう時にも自分で。キャスターを引いている姿も可愛いですね。
プラレールのおしゃれな収納実例
プラレールが大好きという子は多いですが、他のママ・パパはどんな収納をしているのか気になりますよね。SNSで上手な収納実例を発見したのでご紹介します。
DIYの木製専用棚を使った例
セリアの100均の木箱を上手に活用して、トーマスのトミカをびっしり収納していますね。下にもずらりと並んで、なんとも楽しそうなスペースです。
箱ごと収納した例
たくさんのプラレールで、レアなものは箱に入れた状態で、収納しているそう。ダイソーや無印のケースに収めることですっきり見やすく仕分けされていますね。
どんどん増えるプラレール!丁寧に収納するのがコツ
プラレールはハマりだすとどんどん増えていきいますよね。長く大切に遊ぶためには、壊れないように丁寧にしまうことが重要。特に列車部分は、遊んで楽しいだけでなく、見せて楽しむことも重要ですね。皆さんも、我が子が喜ぶプラレールコーナーを作ってあげてくださいね。
文・構成/HugKum編集部