親バカとは?
親バカの意味
そもそも親バカとはどんな意味なんでしょう?広辞苑で調べると、「親が子を可愛がるあまりに理性を失い、他人からは愚かと見える言動をすること」とあります。日本では謙虚な姿勢が良しとされる文化なこともあり、親バカな行為はおおっぴらに表すことができないのかもしれないですね。
ママ・パパ発「親バカ」エピソード
0〜12歳の子を持つママ・パパに、「これって親バカだよな〜」という愛情ダダ漏れのエピソードを教えてもらいました。
うちの子が一番カッコイイ
うちの息子が、他の子よりも群を抜いてかっこいい、と思ってしまうという人。自分の子がこんなに愛おしいと感じるのもなんだと納得したようですね。
うちの子の方が可愛いと思ってしまう
テレビや雑誌にはキッズモデルなどが出ていますが、素人でもうちの子の方が可愛いと思ってしまう人は多いようですね。周りの子と比べてももちろん可愛いもの。そんな我が子が不器用ながら甘えてくると胸キュンものですね。
かけっこ2番でも可愛かったので優勝!
幼稚園のかけっこは1位ではなかったものの、ママ・パパの中では、可愛いので我が子が1位と褒めてあげたそう。これは子どにもとってもいい影響があるはず。
自分の子は特別
他の子がしていることは普通に見えても、我が子がやっていることを見ると、すごい!と思ったり、可愛い〜と思うことってありますよね。
寝ている子どもの寝息を嗅ぐのが好き
子どもへの愛おしさがあふれているのがこちらのエピソード。我が子が寝ている姿は可愛く、ついくんくん嗅いでしまうなんて人は実は多いのでは(笑)
よくできる子だと思う
しっかりしていてお手伝いなんかを手伝ってくれると、なんてできる子なの!と感動してしまうそう。つい得意げになってしまいますよね。
こんなに優しい子は見たことがないと思ってしまう
テレビのキャラクターを心配している姿に、愛おしさを感じるエピソード。こんなに可愛い行動をするのは我が子だけ、とつい自慢してしまいそうですね。
レゴのお城を一人で作り上げる4歳の娘は天才
まだ小さな4歳の子が、自分で説明書を見ながらひとりで作り上げたことに感動したというママ・パパも。ひとりでできるようになる姿には成長も感じられますよね。
常に可愛いと言ってしまう
なんでもかんでも我が子なら絶対に可愛いと思うのは誰にでもきっとあること。常に可愛いと思えるなんて幸せですよね。
昔は子どもが苦手だったが見る目が変わった
昔から子どもが好きな人もいますが、苦手だったという人も少なくないはず。そんなママ・パパも、自分の子どもができたらやはり可愛いと思い、さらには他の子も可愛いなあと思うようになったそう。
長年の不妊治療で授かった我が子。なんでも許せる!
長年、子どもを授かることができない人にとっては、子どもは嫉妬の対象になってしまうことも。だからこそ、念願の我が子は、どんなことをしても大好きだし、可愛いという人も少なくありませんね。
欲しい物はなんでも買ってあげたくなる
子ども可愛さのあまり、欲しいと言われると次々と買ってあげたくなるという人も。きちんとお財布と相談した方がいいかもですね(笑)
写真をたくさん印刷してしまう
きっとたくさんのママ・パパに当てはまるのが、写真をたくさん撮ってしまうこと。印刷するのも大変ですが、何度も眺めてしまいますよね。たくさんの写真を部屋に飾っているという人も多いはず。
中学生になっても爪切りをしてあげる
我が子はいつまでも可愛くて、もう自分でできることでもあってもやってあげたいのが親心のよう。
度を超えた行動には注意しよう
たくさんの可愛い親バカエピードが挙がってきましたが、ちょっと注意したいこともあるので、要チェックです。
子の成長の機会を奪ってしまう
つい子どもを猫可愛がりしてしまい、自分でできることを先にやってしまうと、自分で学ぶ機会を失ってしまうこともあるかも。また、褒めすぎると、自分は他の子とは違って優秀なんだと思いこんでしまうことも。認められるという自己肯定感は必要ですが、他人と常に比べてしまうようになってしまったらかわいそうですよね。
周りの人との距離感を大切にして
我が子の可愛さのあまり、他の子と比べて周りに言うようなことをしてしまうと、他のママ・パパとの関係がギクシャクしてしまうことも。自分の心の中や、家族の中だけにとどめましょう。
親バカ心は家族で共有するのがオススメ
きっと誰しも自分の子は可愛いと思うもの。逆に他の子はなんであんなにできるんだろうと比べてしまうのは辛いですよね。親バカ心は子どもを愛して育んであげる大切な気持ち。そんな気持ちは、子どもには適度に伝え、ママ・パパや祖父母の間でじっくり噛み締めるのが良さそうです。
文・構成/HugKum編集部