目次
症状や大変だったことは?コロナ罹患or休校休園時の状況をリサーチ
コロナに感染すると、実際にはどのような症状が起きるの?
万が一コロナに感染したら、何が必要になるの?
休校・休園したら何が困る?
こんな疑問をお持ちではありませんか?
感染対策をしていても罹患する可能性からは完全には逃れられないからこそ、感染時の準備や対策は万全にしておきたいもの。
同様に、子どもが通う学校や保育園がお休みになってしまったときのシミュレーションも、念のためしておきたいところです。
そこで今回は、0歳から12歳のお子さんをもつHugKumメルマガ読者1291人に、新型コロナによって起こった休園や休校、さらには罹患時の体験をアンケート調査。
みなさんからの回答を、以下にてご紹介していきます。
ご家庭内や身近にコロナウイルスに罹った方はいますか?
まずお伝えするのは、この設問に対するみなさんからのご回答。
「家族や身近な人がコロナウイルスに感染した」という方は、どのくらいいるのでしょうか?
アンケートの結果では、「いない」が最も多い結果に。次に多かったのは「学校、園の先生」で、その他は「親族」「お子さん」「ご自身」「配偶者」と票にばらつきがありました。
また、なかには、ご自身、お子さん、配偶者、祖父母……と、ご家族「全員」が感染してしまったという方も少なくありませんでした。
「主人の仕事場の同僚に何名かコロナに罹患された方がいたり、濃厚接触者がいたりした」(女性、大阪府、子ども1人)
「子供の同級生」(女性・神奈川県・子ども2人)
「子のクラスメイトや同じ登校班の子。親の職場の人。」(女性・静岡県・子ども2人)
休園、学級閉鎖などはありましたか?
次に、お子さんが通う学校や保育園(幼稚園)の休校・休園についても聞いてみました。
アンケートには、休校・休園、学級閉鎖が身近で「あった」との回答が832人。「なかった」との回答が279人から寄せられました。
形はどうであれ、コロナによって、お子さんの学校や園になにかしらの影響があった方が圧倒的に多いことがわかりますね。その中でも、「園全体の休園」を経験した方が、読者ママパパの中では特に多いようです。
休園休校で大変だったことはなんですか? 当てはまるもの全て選択して下さい。
アンケートには、なんといっても「休園・休校期間中の親の仕事調整」や「お子さんのケアと仕事の両立」にたくさんの票が集まりました。
また、休園や学級閉鎖の際に、お子さんが「濃厚接触者」になってしまい、PCR検査の手配や自宅待機をする必要があり、大変だったというご家庭も多数。
「濃厚接触者扱いだったので、待機期間が長く外に出られなかった」(女性・神奈川県・子ども2人)
「私自身は大変ではないが、子どもが退屈そうでかわいそうだった。」(女性・愛知県・子ども1人)
「産休中だったので、生後間もない赤ちゃんと、幼児2人を家の中でお世話することが大変だった。」(女性・佐賀県・子ども3人)
実際にかかったお子さん、ファミリーはこんな症状が!
では、実際に新型コロナウイルスにかかってしまったお子さんやご家族には、どのような症状が見られたのでしょうか。当時の様子についても回答が寄せられました。
コロナウイルスにかかったお子さんの様子
グラフからもわかるように、お子さんの症状で最も多いのが「高熱」でした。次に多いのが「咳」。「喉の痛み」や「倦怠感」、「微熱」にはそれぞれ同じ程度の票が集まり、なかには「無症状で元気だった」というパターンも見受けられます。
「鼻水が大量に出た」(女性・東京都・子ども1人)
「38.5が半日程度出たがすぐ下がった。咳は1週間ほど続いたが眠れない程でなく、普通の気管支炎などの方が辛そうだった。味覚や嗅覚の障害は無かったように思う」(女性・愛知県・子ども3人)
コロナウイルス感染時の大人(ママパパ)の症状
また、ママパパご自身が感染した際の症状も聞いてみたところ、やはり「発熱」「咳」が多く、「倦怠感」があったとの回答が目立ちました。
さらに、以下に引用したとおり、体調不良に加えて、「隔離」への配慮が大変だったとのコメントも多数寄せられています。
コロナに限ったことではありませんが、子育て中のウイルス感染は、あらゆることに頭を悩ませられます。
「子どもからうつったのですが、これ以上感染をひろげないために、発熱している私が面倒をみないといけず、辛かった。あと札幌在住だが大雪とかさなりネットスーパーもつかえず、札幌市からの物資も届かず、つらかった。」(女性・北海道・子ども2人)
「小さい子どもがいるので結局妻が面倒を見て、私が半分隔離されている状態。」(男性・千葉県・子ども2人)
「家庭内で陽性者を隔離するのが大変だった」(女性・神奈川県・子ども2人)
身近な人がコロナにかかったとき、どんなことが困りましたか?
濃厚接触者になってしまった・ご自身がコロナに感染してしまった時に困ったことも調査。
以下にコメントも引用しましたが、最も多かったのは「外に出られないので、買い物ができない」というものでした。
そして、その際に多くのご家庭で重宝されたのが、「ネットスーパー」。普段から利用しておく必要はありませんが、ご近所で使える「ネットスーパー」がどのようなものか、あらかじめ調べておくことをおすすめします。
また、天候不良などの思わぬトラブルによって当日には届かない、といったケースもあり得るため、注文の際はできるだけ早めに、かつ多めに購入してストックに回すなど、不慮のトラブルにも備えておくのがベターです。
「家で7日ほど子供の面倒を見なきゃ行けなくなり、どこにも行けなかったのがつらかった。」 (女性・島根県・子ども1人)
「10日も家に缶詰め状態なので、簡単に作れるお昼ご飯の買い置きや、遊べるグッズなどがあるといいなと思いました。とにかく自宅待機でも元気なので大変でした。ネットで本を注文したりしてなんとかやり過ごしましたが、あれから我が家には折り紙とかぬりえなど家の中で楽しめるものをストックしておくようになりました。」 (女性・宮城県・子ども2人)
「一家全滅したので、誰も外に出られず周りに親族も居ないため買い物が大変だった。ネットスーパーを使っていたが、混み合ってて今頼んでも届くのが3日後とかなので、今すぐ欲しいものはコンビニの宅配を活用した。」(女性・福島県・子ども3人)
「私が陽性、子どもに陽性と陰性が出たので、陰性の子どもは17日間自宅待機になったこと。陽性だけだったら10日で済むのに、それ以降は症状がない限り陰性扱いなので抗体を調べられたりできたらいいのにと思った。
普段から生協を利用していて、ステーションに取りに行くのだが、連絡したところ、急遽自宅まで届けてくれてとても助かった。
普段から消毒液やキッチンペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパーなどきちんと買い置きをしていたのはとても役にたった。」(女性・島根県・子ども2人)
万が一のために!感染した場合の準備も十分にしておきましょう
ここまで、みなさんの新型コロナ禍によって起こった体験をお伝えしてきました。感染予防ももちろん必要ですが、万が一感染した場合にパニックにならないよう、シミュレーションし、準備をしておくことも大切です。
今回ご紹介したみなさんからのエピソードを参考に、今一度、ご家庭の備えを振り返ってみてくださいね。
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構成/HugKum編集部 文/羽吹理美