『小学一年生』2021年8月号の誌上にて【お子さんの靴を買い替えるタイミングについて、あてはまるものを選んでください(複数回答可)】というアンケートを実施。全国の850人のパパやママから葉書きとwebで回答をいただきました。
さっそくランキングを見ていきましょう。
ランキング発表!「お子さんの靴を買い替えるタイミング」
9位 新商品が出た時
9位は「新商品が出た時」という回答でした。
ピカピカの最新デザインやカッコいい色の靴を履けば、毎日楽しく過ごせそうですね。お店で買う場合は、つま先に1cm弱の余裕があるか、かかとやワイズ(足周)は合っているか、くるぶしに当たらないか、靴底の弾力性などをチェックしましょう。
8位 運動会やイベントの前
「イベントが行われる前に買い替える」という回答は、8位でした。
運動会や夏休みの旅行などイベントに合わせた靴選びは、当日に思いを馳せながらワクワクし、楽しいですね。
▼HugKumでは、安全を考えた靴選びの記事もご紹介しています。
7位 親が気に入ったものを見つけた時
「親が気に入ったものを見つけた時」という回答が7位でした。
パパやママがこれはと思う物を見つけた時に購入&チェンジするという、サプライズ的な方法は、お子さんの反応が楽しみですね。
6位 本人が気に入ったものを見つけた時
7位の「親が見つけた時」を抑え、6位は「本人がお気に入りの靴を見つけた時に購入する」という回答でした。
自分の好みにピッタリの靴に出会ったら、これはもう買うしかない。毎日ウキウキ間違いなしですね。
5位 新学期
「新学期に合わせて購入する」という回答が、5位にランクイン。
新しい靴で気持ちも新たに新学期を迎えてほしいですね。サイズアップした新しい靴を履けば、お子さんもちょっと誇らしげに思えることでしょう。
4位 セールの時
「セールの時に購入する」という回答は4位でした。これは納得ですね。目をつけていたお気に入りがプライスダウンしていたら、シメタモノ。
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3位 ひどく汚れた時
3位にランクインは、「ひどく汚れた時」でした。
洗っても落ちない汚れや、臭いが付いてしまったら、早めに取り替えてあげたいですね。汚れや傷は、活発な活動のしるし。汚したことを叱らないで、成長を喜ぶ気持ちを保ちたいものです。
2位 穴や傷ができた時
2位は「穴や傷ができた時」。50%以上の回答が集まりました。
毎日履いていればかかとがすり減るし、足が大きくなってつま先に穴があいたりしてきます。これはもう納得ですね。
1位 本人が痛いと言った時
850人中586票を獲得しての第1位は「本人が痛いと言った時」でした。痛くなる前、少しきつく感じてきたころに早めに訴えてくれると良いですね。
購入する際、すぐきつくなるから大きめのサイズをという考えは捨てましょう。きつくても大きすぎても靴擦れを起こしたり、転んで怪我につながったりします。
靴擦れの場合は、足という場所がら雑菌に感染して重大な疾患につながる可能性もあります。注意して見守りましょう。
その他の回答
その他の回答から具体例を見てみましょう。
・定期的に足のサイズを測って大きくなったら
・プレゼントとして
・靴底がすり減った時
・常に1サイズ大きい靴をストックしている
・3か月定期で購入
・兄弟が買い替える時
・履きにくそうなとき
などでした。
定期購入やストックしているという回答は、共働き家庭では急に必要になっても買いに行くのがむずかしかったり、コロナ禍の外出自粛もあってのことかもしれません。
足の成長は、春から夏休みの間
すぐに足が大きくなるからと大きめのサイズを買ったが、ずっとブカブカのままで歩きにくそう。少し前に買い替えたばかりなのに、もう窮屈だと言っている…。それは、替えるタイミングが間違っていたのかも。
子どもの足が成長する時期は、だいたい春から夏休みの間なのだそうです。個人差はありますが、足が大きくなるタイミングを見極めて靴を買い替えれば、ちょうどよいサイズのものを履かせてあげられるのでは?
できれば避けたい「靴のおさがり」
あまり履いていないし、きれいだからもったいないと、上の子の靴を下の子に履かせているということはありませんか?
おさがりの靴はインナーやソールなどが、元の持ち主のカタチになっているので、あまりおすすめではないそう。靴擦れはもとより、歩きにくかったり足首のゆがみにもつながることがあるとか。
また、子どもの皮膚は薄く、すぐに剥けたりマメができたりします。靴下を履いて、つま先やかかとの靴擦れの予防をすることも大切ですね。
子どもたちの「生涯を支える足」を守る靴。と考えると、足に合った良い靴を履かせてあげたいですね。
アンケートを実施したのは・・・
1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。
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構成・文/橋本恵子