「たんぱく質」は離乳食初期から毎日摂ろう!おすすめ食材、量やレシピを解説

こんにちは!離乳食インストラクターの中田馨です。赤ちゃんの離乳食を作るときに考えることのひとつが「栄養のバランス」ではないかと思います。1食の離乳食を考えるとき、メニューに、炭水化物、ビタミン、ミネラル、たんぱく質をバランスよく取り入れることが大切です。今日はその中でも、「たんぱく質」に注目してお話しますね。

赤ちゃんがたんぱく質を摂るのはいつから?


まず、離乳食初期に食べられるたんぱく質を紹介します。離乳食初期に一番初めに食べるのは炭水化物の「おかゆ」。おかゆを食べ始めて1週間ほど過ぎたら、繊維の少ないビタミンの「野菜」にチャレンジします。たんぱく質はその後、離乳食開始1カ月後を目安にスタートさせます。

まず最初にチャレンジするたんぱく質は「豆腐」です。その後は、白身魚にチャレンジします。

離乳食初期にたんぱく質が摂れる食材は?

  • 豆腐

豆腐には絹ごし豆腐と木綿豆腐があります。木綿豆腐の方が栄養価は高いのですが、まずは食べやすいことを優先させ、滑らかになりやすい絹ごし豆腐にチャレンジです。

  • 白身魚

鯛、ヒラメ、カレイなどにチャレンジできます。鮭やたらも白身魚に分類されますが、脂が多く、アレルギーの心配があるで初期はNGです。

また、魚を使う時に心配な「骨」は、

・調理前

・盛りつけ時

・食べさせる時

この3回のチェックをして食べさせましょう。
私は我が子にこの時期、お刺身をよく使っていました。お刺身なら骨の心配がなく、手軽です。鯛のお刺身を買ってきたら、大人は刺身で食べ、赤ちゃんは離乳食メニューに使用していました。鯛のお刺身を買ったときは、赤ちゃん用に生のまま1回分をラップに包み冷凍庫に入れる。そうして、しばらくの間、鯛の離乳食を楽しんでしました。冷凍した食材は1週間で使い切りましょうね。

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  • 鶏肉

脂身のないささみからスタートし、胸肉、モモ肉と移行しましょう。

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離乳食でたんぱく質を摂る順番と進め方

どの食材もそうですが、一番初めに食べるときは「小さじ1」からスタート。日にちをかけて徐々に量を増やしていきます。3日ほど食べて身体に変化なく順調に食べていれば次の食材にチャレンジします。

たべさせる食材の順番

おすすめの食べる順番は、

・離乳食初期 豆腐 → 白身魚

・離乳食中期 卵(黄身)、赤身魚 → 卵(白身)、鶏ささみ

・離乳食後期 鶏むね肉 → 青背魚 → 鶏もも肉、牛肉、豚肉

下処理

魚は、骨と皮を取り除く。脂肪が多い魚はお湯をかけて脂肪を取る。

肉は、脂肪と皮を取り除く。

このような下処理も、離乳食を作るときにとても大切です。

 

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【時期別】離乳食のたんぱく質の量

では具体的にどれくらいの量を食べられるかを見てみましょう。

離乳食初期: 豆腐25g 魚5~10g

離乳食中期: 豆腐30~40g 魚/肉10~15g 卵1/3個

離乳食後期: 豆腐45g 魚/肉15g 卵1/2個

離乳食完了期: 豆腐50~55g 魚/肉15~20g 卵1/2個

注意点としては、1回の食事に豆腐も、魚も、卵もすべて取り入れてこの量食べるというわけではありません。例えば、1回の食事に豆腐と魚を併用するときはそれぞれの量を減らしましょう。

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離乳食でたんぱく質を摂る時の注意点

初めてたんぱく質を摂る時

たんぱく質で心配なことといえば「アレルギー」ではないかと思います。赤ちゃんの内臓は未発達です。母乳やミルク以外のたんぱく質をうまく消化できません。未消化になることで、アレルギー反応を引き起こしてしまうこともあります。ですので大切なことは、

・たんぱく質の目安量は守る

・月齢に合わせた食材を選ぶ

といったところです。

たんぱく質として ヨーグルトを取り入れるとき

ヨーグルトなどの乳製品は、手軽にとれるたんぱく質です。特にヨーグルトは、容器から出してすぐに食べられるので手軽です。赤ちゃんがヨーグルトを食べられるようになる目安は離乳食中期ごろから。ヨーグルトを食べるときは以下に気をつけましょう。

・甘みのないプレーンタイプを選ぶ

・量を守る

ヨーグルトの時期別摂取量

離乳食中期 50g~70gまで

離乳食後期 80gまで

離乳食完了期 100gまで

ただしこの量は、他のたんぱく質を食べない時の1食の量です。他のたんぱく質も食べたうえで、食後のデザートに食べる時や、食間のおやつに食べるときは、量を減らしてください。

 

離乳食期にたんぱく質を毎日摂ってもいい?

たんぱく質は、血液、筋肉、皮膚、骨、髪などを作る役割をしています。赤ちゃんだけでなく人が毎日元気にすごすためには不可欠な栄養素です。初期なら豆腐を食べられる月齢になったら、目安量を守りながら、毎日毎食取り入れましょう。

 

 たんぱく質が摂れる離乳食レシピ

では、離乳食の各時期のレシピを紹介します。

【離乳食初期】 豆腐かぼちゃとブロッコリーのマッシュ

なめらかな豆腐とかぼちゃ、ブロッコリーで色鮮やかで見た目も楽しめるメニューです

<材料>

豆腐 30g

かぼちゃ 15g

ブロッコリー 10g

昆布だし 100ml

<作り方>

・かぼちゃは種、ワタ、皮を取って煮やすい大きさに切る

・ブロッコリーは花蕾の部分を使う

1.昆布だしでかぼちゃ→ブロッコリー→豆腐の順に煮る

2.豆腐とかぼちゃ、ブロッコリーと別々に裏ごしする

3.器に盛る

【離乳食中期】 鮭とかぶの煮物

かぶのホロホロ感と混ざるので、鮭が食べやすくなりメニューです

<材料>

生鮭 10g

かぶ 20g

ほうれん草(葉) 5g

かつお昆布だし 100ml

<作り方>

・生鮭は骨と皮を取り除く

・かぶは皮をむき煮やすい大きさに切る

・ほうれん草は葉の部分を切り取り下茹でして、アクを取ってみじん切りにする

1.かつお昆布だしにかぶ→生鮭の順に煮る

2.1を取り出してみじん切りにする

3.鍋に2とほうれん草を入れて再度火にかけ煮る

【離乳食中期】 鶏とえんどう豆のスープ

かつお昆布だしと鶏のおだしが美味しい、えんどう豆の緑が色鮮やかで食欲をそそるスープです

<材料>

鶏もも肉 15g

玉ねぎ 20g

えんどう豆 5g

かつお昆布だし 150ml

しょう油 0.5ml

<作り方>

・鶏もも肉は脂肪と皮を取り除く

・玉ねぎは皮をむいて煮やすい大きさに切る

・えんどう豆はさやから取り出す

1.かつお昆布だしに玉ねぎ→鶏もも肉、えんどう豆の順に煮る

2.1を取り出して玉ねぎと鶏肉は5㎜に切ってえんどう豆は薄皮をむき1/4~1/2に切る

3.鍋に2を入れて再度火にかけ煮て、しょう油で風味をつける

 

【離乳食完了期】 ぶりのトマトがけ

普段のぶりの塩焼きに和風味のトマトのたれをかけていただきます

<材料>

ぶり 20g

トマト 20g

かつお昆布だし 30ml

味噌 0.5g

<作り方>

・ぶりは骨と皮を取り除き、軽く塩をふってペーパーに包んで臭みを取る

・トマトは×の切込みを入れ、沸騰したお湯につけて湯むきをして、種を取り除き1㎝に切る

・ほうれん草は葉の部分を切り取り、下茹でしてアクを取ってみじん切りにする

1.かつお昆布だしにトマトと味噌を入れてたれを作る

2.ぶりはフライパンで両面焼く

3.ぶりを器に盛って、上からトマトをかける

 

たんぱく質の食材をいろいろな野菜などの食材と組み合わせて、いろいろな味にチャレンジしてみてくださいね!

 

記事監修

中田馨|離乳食インストラクター

一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。中田家庭保育所施設長。現在13歳の息子の離乳食につまづき、離乳食を学び始める。「赤ちゃんもママも50点を目標」をモットーに、20年の保育士としての経験を生かしながら赤ちゃんとママに寄り添う、和食を大切にした「和の離乳食」を伝えている。保育、講演、執筆などの分野で活動中。自身が開催する離乳食インストラクター協会2級・1級・養成講座はこれまで2500人が受講。

 

 

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