小学校低学年(1-2年生)に人気の本
大人の読み聞かせだけでなく、自分で本を読み始める年齢。楽しい絵も見ながら、自分でこんなに物語が読めた!楽しかった!という達成感を感じられると、本好きさんへの第一歩となるはず。
おしりたんてい
TVアニメでも大人気のおしりたんてい。絵本シリーズで小さい頃から読んでもらい、小学生になったら読み物バージョンを自分で読む、という子も多いのでは?クールでかっこいいおしりたんていが、事件を解決するときに強烈なオナラをする、というのが、子どもに受けるポイント。ママ的にはどうなの?と思いがちですが、しっかりとした謎解きとなっていることやストーリーが知的なので、親も安心して読ませてあげられる本だと言えます。
「読みやすい」(40代・大阪府・子ども3人)
かいけつゾロリ
シリーズで何冊もある『かいけつゾロリ』は、初めて自分で読んだ「文字がメインの本」という子も多いようです。いたずら好きのゾロリがひらめきとアイディアで問題を乗り越えていくところが面白く、どんどん読み進めていきたくなるそう!
「ギャクが面白い。」(40代・新潟県・子ども2人)
100万回生きた猫
何度も何度も繰り返し生きては、さまざまな飼い主に飼われる猫。何回も生まれ変わるところが面白いと、幼い頃に読んでもらった子も多いはず。低学年になれば、ずっと無気力に生きてきた猫の、100万回生まれ変わった最後の気持ちをしっかり感じ取ることができるのでは?読書感想文にもぴったりの1冊です。
アリとキリギリス
コツコツ頑張るアリと遊んで暮らすキリギリス。昔からあるお話ですが、子どもに頑張ることの大切さを伝えたいママたちにはぴったりの1冊ですよね。
ほねほねザウルス
恐竜をモチーフとしたおもちゃ付きお菓子で人気の「ほねほねザウルス」が、絵本に!楽しいストーリーに加えてクイズや謎解き、迷路などが出てくるのが子どもたちに人気の秘密のようです。
まほうのじどうはんばいき
若おかみは小学生
スーホの白い馬
どっちが強い!?X
大昔にタイムワープしてきたXベンチャー調査隊、しかしそこは知能が高い恐竜たちがはびこる超危険な世界だった――。“もしも”の世界でくり広げられる『どっちが強い!?』をマンガで分かりやすく解説!
「ストーリー展開が面白い、漫画風で読みやすい」(30代・広島県・子ども4人)
どろぼうがっこうぜんいんだつごく
ろうやに入れられてしまった、くまさか校長先生と生徒たちは、「だつごく」の計画をたてます。そして明日はいよいよ「だつごく」の日!ところが、いつもとようすが違います…。大人気絵本「どろぼう がっこう」の続編です。
はれときどきぶた
お母さんに日記を盗み読みされてしまった則安君は、お母さんをおどろかそうとでたらめなことを日記に書くことに。しかし書いたことがすべて現実になってしまって…。奇想天外さがおもしろい、130万部突破のベストセラー!読んだことがあるお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。
学校では教えてくれない大切なこと
累計発行部数200万部突破!こども実用書『学校では教えてくれない大切なことシリーズ』の10巻セットです。学校で教える教科の域を超え、将来にわたって役立つ力を漫画で楽しく読むことがでます。
小学校中学年(3-4年生)に人気の絵本
中学年になると、内容が入り組んだ物語も読めるようになってきます。話の展開がコロコロと変わっていくと、どんどん読み進められて読書が楽しい!と感じられるように。ファンタジー物語が人気なのもうなづけます。
マジックツリーハウス
アメリカで大ヒットした本が、映画化もされるなど日本でも大人気に。主人公のちょっと気弱なザックと空想が大好きなアニーの兄妹がいろいろな時代にタイムスリップして冒険をする物語。諦めずにやり遂げるふたりの姿に背中を押される子も多いのでは。
IQ探偵ムー
小学5年生のクラスに転校してきたちょっと不思議な雰囲気の女の子「夢羽(むう)」。学校で起こる数々のミステリーを夢羽が名推理で解決していく物語。大人でも推理小説は人気がありますが、やはり子どもも夢中に!
星の王子さま
サン=テグジュペリの世界的な名作童話。話の中に出てくる、「大切なものは目に見えないんだ」という名言は、多感な時期だからこそ、心動かされる子も多いよう。あたたかく優しい雰囲気の本から多くの大事なことを学び取って欲しいですよね。
ざんねんないきもの事典
いろいろな動物たちの、え、なんでこんなことに!?という残念な理由を徹底的に紹介してくれる本。残念な部分を知るとますます動物たちが愛おしく思えること間違いなし。文章も、ちょっとオチがあったり笑えたりと、どんどん読めて詳しくなれるのが人気の秘密。
「動物がいっぱい出るところ」(40代・神奈川県・子ども2人)
青鬼
気弱な中学生・直樹は同じ学校の卓郎に命令され、学年一の秀才・ひろしを青い化け物が現れるという噂の洋館に閉じ込めてしまう。そこで卓郎はひろしを脅かして一泡吹かせようと企むが…。人気ホラーゲームのコミカライズ版!
四年霊組こわいもの係
第1回つばさ文庫小説賞〈大賞〉受賞作!始業式の日、主人公・友花は1年上の麗子先輩に呼びだされ、「四年霊組」に案内される…そこで出会う怖くて、すごくおもしろい事件とは?
呪術廻戦
高校生・虎杖悠仁の元に学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが…!?小学生の間でも流行中!少年ジャンプで連載中の大ヒット漫画です。
小学校高学年(5-6年生)に人気の本
高学年になると、学校で学んだ知識からさらに膨らませた内容に興味を持つようになる時期。また現実世界への関心も増すので、歴史ものやノンフィクションを次から次への読む子も多くなるようです。
ジュニア空想科学読本
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
銭天堂という不思議な駄菓子屋さん。願い事を持った幸運な人だけがたどり着け、しかも願いを叶える駄菓子をくれるという夢のような物語。でも駄菓子を使い方を誤ると大変なことに・・・。できるわけないことができたというワクワク感から、失敗したかも、というドキドキ感で、一気に読んでしまう子がたくさん。
「知っているお菓子が載っていることがあるから」(40代・神奈川県・子ども2人)
ニルスのふしぎな旅
小公女
アンネの日記
三国志
中国の後漢・三国時代に、群雄割拠していた武将たちの歴史小説。小学生でも読める本も出ているので、勉強するのは苦手でも、三国志で中国の歴史を知り、さらには他の歴史書も読みたい!と、読書が好きになった子も多いようです。
怪盗レッド
春休みのある日、アスカとケイはお父さんから「明日から、おまえたちが怪盗レッドだ!」と告げられる。じつはパパたちは、世界中を騒がせる正義の怪盗レッドだった。さらにアスカとケイは2人とも、知らないうちにありえない力を身につけていて…。イラストが多く、読書初心者の子にもおすすめ!
劇場版 名探偵コナン 小説シリーズ
大人気「名探偵コナン」の映画シリーズが小説で楽しめる!お気に入りの映画も、小説で読むことによって細かい描写がなどがわかりやすく、いつもと違う視点から楽しむことができますね。
学校勝ちぬき戦 実験対決
学習マンガ「実験対決シリーズ」の第一弾。科学好きの小学生がチームを組んで、科学実験の大会に参加。次々に現れる強敵の学校を相手に勝ち抜いていく爽快なストーリー!読めば科学への興味がわいてくるかも?
鬼滅の刃
ある日、少年・炭治郎の家族が鬼により殺されてしまい、唯一生き残った妹・禰豆子も鬼に変貌してしまう。禰豆子を元に戻すため、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ…。社会現象となった鬼滅の刃。コミック版は完結しているので、最終回まで一気に読めるのがいいですね。
「かっこいい」(40代・大阪府・子ども3人)
編集部おすすめ!小学生に読んでほしい本
HugKum編集部がおすすめする小学生向けの本をご紹介します!
よい子への道
小学生になったら、遊んでばかりじゃダメ、宿題しないとTV見ちゃダメ、とダメ出しばかりされて、学校なんてやだ!となってしまう子も少なくないですよね。そんな子にはこの本を。題名を見た途端、ブーイングされそうですが、読んでみると「こんなことするわけないわ!」と夢中に。自分のがちゃんとしているし、いい子だし!と思うことのできる楽しい1冊です。
どんぐりと山ねこ
宮沢賢治の物語の読み始めにぴったりの童話。山ねこから届いたハガキで、どんぐりたちの面倒な裁判に出なければならなくなり・・・。裁判という難しい舞台ながら、たくさんのどんぐりが、誰が一番えらいかを決める、というガヤガヤと賑やかな内容に惹きつけられること間違いなしです。
ルドルフとイッパイアッテナ
映画化もされた人気の絵本。ひょんなことから黒猫ルドルフが、ボス猫の「イッパイアッテナ」と野良猫生活をすることになる物語。イッパイアッテナからルドルフはさまざまななことを学び、自分の家へ帰るための冒険をする物語。イッパイアッテナの言葉はストレートに子どもたちにも響くはずです。
まほう少女キティ
猫が大好きな主人公のキティが、仲間の猫たちのピンチを救う、かわいらしい友情の物語。使われている漢字は、小学校1、2年生で習う学習漢字を基本とし、すべての漢字にふりがな付き。”はじめてのひとり読書”にぴったりな、読書が苦手な子どもたちにもおすすめの低学年向けジュニア文庫シリーズです。
本が手助けしてくれる子どもの成長
お子さんにぴったりの本は見つけられましたか?難しいことは考えずに、まずは大人が読んでみて面白い!と思うものを渡してあげるのもよいかもしれません。子どもが夢中になってくれたらこっちのもの。子どもの人生を手助けしてくれるような本は無理に押し付けず、そっと本棚に入れておくのはいかがでしょう。
文・構成/HugKum編集部