栄養バランス◎な餃子のお弁当レシピ4選!餃子の皮を使う簡単レシピもご紹介

お肉・野菜・炭水化物の組み合わせにより1品で栄養バランスバッチリの餃子はお弁当にも便利なおかず。小さいサイズで作りたいお弁当のおかずに餃子の皮を使うレシピもオススメ。幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から厳選してご紹介します。

1品で栄養◎ 餃子をお弁当のおかずに

【1】棒餃子

包まないから簡単で時短。味はパパも子どもも喜ぶ黄金比率です!

◆材料

(大人2人分+子ども2人分)
豚ひき肉 300g
キャベツ 1/8個(150g)
にら 1/2束

【A】
しょうゆ 大さじ1
オイスターソース 大さじ1
ごま油・酒 各大さじ1/2
砂糖 小さじ2
おろしにんにく 小さじ1
おろししょうが 小さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1/2
こしょう 少々
片栗粉 大さじ1と1/2

餃子の皮 24枚
ごま油 大さじ1
水 1カップ

◆作り方

【1】キャベツとにらはみじん切りにし、ボウルにひき肉、【A】とともに入れてよく混ぜる。
【2】餃子の皮の中央に【1】を等分に置き、皮の周りに水をつけ、皮の両端をたたんでギュッと握り、棒状にする。
【3】フライパンに【2】の半量を並べ、水の半量を入れ、強火で熱す。沸騰したらふたをして5分蒸し焼きにし、水けがとんだらふたを取って、ごま油の半量を回し入れ、弱めの中火で2分焼く。残りも同様に焼く。

教えてくれたのは


みきママさん

オリジナルの節約ごちそうレシピで人気の〝おうち料理研究家 〟。ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」は1日平均120万PV以 上のアクセスを誇る。夫と三人の子どもの五人家族。

『ベビーブック』2015年10月号

【2】緑ピーマンと高野豆腐の餃子

お肉の代わりに高野豆腐でヘルシーに。ピーマンが苦手な子でも気づかずパクパク!

◆材料

(大人2人+子ども1人分)
緑ピーマン 3個
しいたけ 2枚
高野豆腐(乾) 1枚(15g)

【A】
しょう油 小さじ1
ごま油 小さじ1/2
塩、こしょう 各少々
しょうがのすりおろし 少々
小麦粉 大さじ1

餃子の皮 20枚
ごま油 小さじ2
酢、しょう油、ラー油(大人用) 各少々

◆作り方

【1】ピーマンはみじん切りにして水気を軽く絞る。しいたけはみじん切りにする。高野豆腐はお湯(分量外)でもどし、水気を絞りみじん切りにする。
【2】【1】をボウルに入れ、【A】を順に加え混ぜ、餃子の皮に包む。
【3】フライパンにごま油を熱し、【2】を並べて中火で焼く。餃子の底面が少し色づいたら水(分量外)を餃子の高さの半分くらいまで入れてフタをし、中火で蒸し焼きにする。
【4】水がほとんどなくなったら、フタを外して火を強め、底面がこんがりきつね色になるまで焼く。
【5】器に盛り付け、酢としょう油とラー油(大人のみ)を混ぜ合わせたタレを添える。

教えてくれたのは


カノウユミコさん

野菜料理研究家。鳥取県の専業農家に生まれ、生来の野菜好き。高校時代から自然食に興味を持ち、ベジタリアン料理・精進料理を研究。現在は鳥取に住み、自ら野菜を自然栽培。東京でも毎月、野菜料理教室を開催している。

『めばえ』2017年7月号

【3】いわしとチーズのパリパリ餃子揚げ

パリパリの食感が楽しい餃子でいわしを隠したら、目にも口にもおいしさがいっぱい!

◆材料

(作りやすい分量)
いわし(刺身用/皮なし) 1尾分
にんにく 1/5片
プロセスチーズ 20g
みそ 小さじ1/2
餃子の皮 10枚
揚げ油 適量

◆作り方

【1】いわし(※ポイント参照)は1cm角程度に切る。塩少々(分量外)をふって10分ほどおき、水気を拭き取る。にんにくはすりおろし、チーズは5mm角程度に切る。
【2】ボウルに【1】とみそを入れて混ぜる。10等分にして餃子の皮にのせ、縁の半分に水(分量外)を塗り、半分に折ってひだをつける。
【3】揚げ油を170℃に熱し、【2】をきつね色になるまで揚げる。

◆ポイント

※いわしを丸ごと仕入れた場合は、「手開き」が簡単!
≪下準備≫
頭を落として腹の薄い皮指でやぶいて広げ、溜め水の中で内臓などをサッと洗い流す。水気はキッチンペーパーでしっかり拭き取っておく。

【1】親指を尾に向けて滑らせながら尾下までしっかり開く。

【2】身を押さえながら、中骨を取る。

【3】表に返してまな板に広げ、皮をむく。

教えてくれたのは


松尾みゆきさん

管理栄養士・料理研究家・フードコーディネーターとして、テレビや雑誌、書籍等、幅広く活躍の傍ら、幼児がすすんで食べるおいしさと栄養にこだわったメニューを日々考案している。二児の母。

『めばえ』2018年7月号

餃子の皮を使って便利なお弁当レシピ

【1】くるくるパンの親子弁当

くるくるパンは持ちやすくて子どもに人気 ! 紙のボックスは帰りはたたんで荷物を減らせます。

◆材料

【かぼちゃとツナの焼き春巻き】
(大人 1人分+子ども 1人分)
かぼちゃ 50g
ツナ(水煮) 大さじ2(25g)
塩 少々
餃子の皮 6枚

【焼きりんごチーズ&卵のくるくるパン】
(大人1 人分+子ども1 人分)
サンドイッチ用食パン 6枚
クリームチーズ(常温に戻す) 50g
りんご 1/3個(70g)
バター 大さじ1/2強(7g)

【A】
ゆで卵 1個
マヨネーズ 大さじ1
塩 少々

【キャロットミートボール】
(大人 1人分+子ども 1人分)
合いびき肉 150g
にんじん 小1/2本(70g)

【A】
溶き卵 1/2個分
塩 少々
トマトケチャップ 小さじ1と1/2
パン粉 大さじ2

サラダ油 小さじ1

【B】
トマトケチャップ 大さじ1
チリペッパー(あれば) 少々

◆作り方

【かぼちゃとツナの焼き春巻き】
【1】かぼちゃは皮ごとよく洗って一口大に切り、柔らかくなるまでゆでる。
【2】 【1】の湯を切り、熱いうちにフォークでつぶし、ツナと塩を加えて混ぜる。餃子の皮に等分してのせ、棒状に丸め、巻き終わりに水をつけて留める。
【3】オーブントースターで8分ほど、焼き色がつくまで焼く。

【焼きりんごチーズ&卵のくるくるパン】
【1】りんごは皮と芯を除いて1cm角に切り、バターを弱火で熱したフライパンで2分ほど炒める。粗熱をとり、クリームチーズと混ぜる。
【2】ラップ(幅22cm)の上に食パンをのせ、中央に1の1/4量をのせて端からそっと巻く。ラップでしっかりと包み、端をねじってマスキングテープやビニールタイで留める。同様に3本作り、ラップごと半分に切る。
【3】大人用に残りの食パン2枚には、つぶし混ぜた【A】をのせ、同様にラップで巻き、半分に切る。

【キャロットミートボール】
【1】にんじんはすりおろす(飾りを作る場合は、5㎜厚さの輪切りを2枚用意し、柔らかくなるまでゆでて星型で抜く)。
【2】ボウルに合いびき肉、1、Aを入れてよく混ぜ合わせる。
【3】フライパンにサラダ油を熱し、【2】を一口大に丸めて並べる。フタをして蒸し焼きにし、中までしっかり火を通す。大人は好みで【B】を混ぜてかける。

◆ポイント

■焼きりんごチーズ&卵のくるくるパンのポイント

パンの中央に具をのせ、手前を持ち上げてくるっと巻き、そのままラップで包んで端をねじる。

教えてくれたのは


黄川田としえさん

料理家、フードスタイリスト。1 男1 女の母。tottoちゃんの愛称で「tottorante」を主宰。子どもの心と体を支える、ぬくもりと彩りにあふれた食卓にファンが多い。

『ベビーブック』2018年4月号

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